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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.08.27
トヨタRAV4の歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム
1994年5月に発売された初代トヨタRAV4は、都会派SUVというカテゴリーを生み出した車です。
モノコック構造のボディによってオンロード性能を向上させ、後に2輪駆動モデルも追加されるなど、乗用車からの乗り換えでも、違和感のない操縦性が人気となりました。
ここでは2代目から3代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
2代目 トヨタRAV4 20系(2000年~2005年)

グーネット編集チーム
2000年5月に登場した2代目トヨタRAV4は、「21世紀をリードする都会派高性能SUV」というコンセプトでリリースされました。
新開発されたプラットフォームや2.0L直噴1AZ-FSE型エンジンなど、当時の最先端の技術がつぎ込まれたモデルです。
発売後1ヶ月の累計受注台数が11,000台となり、月販の目標台数3,500台の3倍以上の台数に達し、そして女性の比率が約25%となったことからも、男女を問わず幅広く人気となったモデルです。
【エクステリア】
RAV4は3ドアと5ドアの2つのタイプがあり、それぞれ雰囲気が違っているのが特徴です。
先代でも人気の高かった3ドア車は、フロントフェンダーからの流れるようなラインによって、スポーツ性能の高さが表現されています。
一方の5ドア車は、鍛え抜かれた肉体のような力強さが表現され、初代よりも一回り大きくなっており、室内空間の余裕が生まれました。
【インテリア】
先代モデルと比べてホイールベースが80mm延長された関係で室内スペースが向上しました。加えてリヤシートには150mmのスライド機構を装備し、幅広い用途で使い勝手が良くなりました。
【パワートレイン・メカニズム】
排気量は2本立てとなり、上級モデルには新開発の直噴2.0Lの1AZ-FSE D-4エンジン(最高出力152PS、最大トルク20.4kg・m)が採用されました。
もう一方の1.8Lエンジンは、アルミブロックや樹脂製インテークマニホールドなどにて軽量化が実現し、1ZZ-FE型(最高出力125PS、最大トルク16.4kg・m)となりました。
いずれのエンジンも4速オートマチックのSuper ECTもしくは5速マニュアルが組み合わされます。
トヨタ RAV4 L ワイドスポーツ(2000年5月モデル)
ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
乗車定員:5名
駆動方式:フルタイム4WD
ボディサイズ:4145×1785×1705mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1735×1465×1230mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)235/60R16(後)235/60R16
エンジンタイプ:1AZ-FSE型 直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1998cc
最高出力:152ps(112kW)/6000rpm
最大トルク:20.4kg・m(200N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:14.0km/リットル
車両重量:1350kg
価格:2,368,000円
自動車税:年間39,500円 ※
「RAV4Lワイドスポーツ」は、カラードオーバーフェンダーやルーフレール、235/60R16タイヤなどによって、スポーティーな外観に仕立てられたモデルです。
フロントフォグランプや撥水機能付フロントドアUVカットガラス、電動格納式カラードドアミラー(レインクリアレンズ機能付)、本革巻き3本スポークステアリングホイール、本革巻きシフトレバーノブなど、数多くの上質な装備が搭載されています。
RAV4の2000年5月からの発売1ヶ月における約11,000台の受注においては、5ドア車が全体の8割を占めるとともに、新開発の2.0L 直噴エンジン搭載車(4WD)が6割となっており、その中でも装備が最も充実したグレードとして人気となりました。
※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。
RAV4 L RAV4 L ワイドスポーツ(2000年5月) のカタログ情報(1000005)|中古車の情報なら【グーネット】
・主なオプション
リヤトルセンLSD(リミテッドスリップデフ)、チルト&スライド電動ムーンルーフ、リヤフォグランプ、リヤアンダーミラー。
・カラーバリエーション
ブラック、ダークグリーンマイカメタリック、シルバーメタリック、ブルーマイカ、ホワイトパールクリスタルシャイン。
(発売時期・グレードにより異なります)
3代目 RAV4 30系(2005年~2016年)

グーネット編集チーム
3代目 RAV4は、「World No.1 SUV:Active For Freedom」を開発のテーマとして掲げ、新開発のプラットフォームを採用するとともに、パワートレインを一新することで、全世界での販売を念頭にして開発されました。
2.4Lまで排気量が拡大されたエンジンや、180mm伸びた全長などによって動力性能や室内空間がさらに向上しました。
発売された2005年11月14日からの1ヶ月間で、月販の目標台数2,000台の3倍となる約6,000台の受注を記録しました。
【エクステリア】
「モダン&ラギッド」がデザインテーマとされており、バックドアがスペアタイヤカバーと一体となることでモダン的な要素が強調されました。ダイナミックなボディラインによって、力強さを感じられます。
【インテリア】
インテリアは、大径オプティトロンメーターの採用やスマートエントリー&スタートシステムなどの機能が備わっており、シート全体がフロアに沈み込むことでフラットな荷室を作り出すスーパーチルトダウン機構が採り入れられました。
【パワートレイン・メカニズム】
先代では2種類のラインナップだったエンジンは、2.4Lの2AZ-FEガソリンエンジンに統一され、7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付Super CVT-iが組み合わされます。
4WDシステムは電子制御化され、走行状況に応じて駆動を前後輪に配分するアクティブトルクコントロール4WDが採用されました。
また、世界戦略車として販売するために、衝突安全ボディー(GOA)の採用や歩行者傷害軽減が考えられたボディ構造、追突された場合に首の衝撃を緩和するシートなど、クラストップレベルの安全装備が施されています。
トヨタ RAV4 スポーツ(2005年11月モデル)
ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
乗車定員:5名
駆動方式:フルタイム4WD
ボディサイズ:4335×1855×1685mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1820×1495×1240mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)235/55R18(後)235/55R18
エンジンタイプ:2AZ-FE型直列4気筒DOHC
排気量:2362cc
最高出力:170ps(125kW)/6000rpm
最大トルク:22.8kg・m(224N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:12.6km/リットル
車両重量:1530kg
価格:2,478,000円
自動車税:年間45,000円 ※
RAV4 スポーツは、3代目RAV4の中でも特にスポーティーなグレードとなります。
カラードオーバーフェンダー、18インチホイールが標準装備となりました。
特に走行性能の機能面では、新開発の急な坂道発進でも車両が下がるのを防ぐ「ヒルスタートアシストコントロール&ダウンヒルアシストコントロール(DAC)制御」が搭載され、安定した走行を保ちます。
さらに、エンジンからの駆動、ステアリング操作、ブレーキ操作とアクティブトルクコントロール4WDを協調制御する「S-VSC(Steering-assisted Vehicle Stability Control)+アクティブトルクコントロール4WD協調制御」も備わり、より走行をコントロールしやすい性能となっています。
※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。
・主なオプション
225/65R17タイヤ&17×7Jアルミホイール、スカッフイルミネーション、フロントフォグランプ、サイドマッドガード、リヤバンパースポイラー、レインクリアリングブルーミラー、オーバーヘッドコンソールなど。
・カラーバリエーション
ブラック、ダークグリーンマイカ、ダークブルーマイカ、ライトグリーンメタリック、シルバーメタリック、レッドマイカメタリック、グレイッシュブルーメタリック、ホワイトパールクリスタルシャイン。
(発売時期・グレードにより異なります)