【三菱】停車時に自動でアイドリングをストップさせるオートストップ＆ゴー（AS&G）

これまでの、アイドリングストップ機能の付いている車の運転時と同様の運転で、自動でエンジン停止また、再始動します。

アイドリングストップ機能は、信号待ちなどで車が停車すると、自動的でエンジンをストップさせ、発進時にはブレーキペダルを緩めることで、自動的にエンジンをスタートさせる技術です。

停車中の無駄な排気ガスを出さないことと、無駄なガソリン消費を防ぐため、燃費向上及び、CO2低減に効果があります。

コーストストップ機能とは、完全に停車する前にエンジンを停止させる機能です。
ハイブリッド車は走行中でもエンジンが停止しますが、通常のガソリン車は走行中エンジン停止すると、ブレーキ圧が効かなくなったり、パワーステアリングが作動しなくなったりします。

しかし、コーストストップ機能の付いたアイドリングストップ車は、このような心配はなく安心して停車できます。

三菱では、コンパクトカーのミラージュと軽自動車のeKシリーズに採用されており、時速約13キロ以下になるとエンジンが自動停止する仕組みです。

渋滞中など、停止と発進を繰り返し行った際や、急な勾配地での停車の際は作動しません。
また、下記の条件時にでもエンジン停止しません。

・運転席のドアが開いている時
・シートベルトをしていない時
・エンジンを始動してから30秒未満の時
・エンジン再始動から10秒以内に停車した時
・エンジン温度が低い時や空調を強めに使用している時
・外気温が低い時
・バッテリー性能が低下している時
・AS&G、ABS、ASCの各種警告灯が点灯している時

AS&Gの警告灯が点滅している時、AS&Gでエンジン停止中にシートベルトを外して、ドアを開けて運転者が外に出た時、また、ボンネットを開けてしまった時には、自動で再始動しません。

一旦、オートマチックのセレクトレバーを「P」に戻して、手動でエンジンを再始動する必要があります。

・RVR
・アウトランダー
・ミラージュ（コーストストップ機能付）
・eKワゴン（コーストストップ機能付・Eグレードを除く）
・eKスペース（コーストストップ機能付）