中古車購入
更新日:2020.04.23 / 掲載日:2018.08.02
ホンダN-WGNの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム
ホンダN-WGNは、生活のあらゆるシーンに応える、日本の「新しいベーシック」をテーマにしています。
2013年11月に、ホンダの「N」シリーズの第4弾モデルとして登場しました。販売開始以来、安定した人気を誇るモデルです。
大人4人がゆったり乗車可能な室内空間や、予期せぬ車の横滑りを抑えるVSA(Vehicle Stability Assist:車両挙動安定化制御システム)などをすべてのグレードに標準装備した充実の安全装備に加え、新開発のエンジンとCVTによるスムーズな走りと、JC08モード29.2km/L(※2013年11月時点)の低燃費を実現しています。
ここでは発売から現行モデルまでの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
なお、初代N-WGNは複数回マイナーチェンジ及び特別仕様車の追加を実施していますが、フルモデルチェンジは行われていません(2018年3月時点)。
初代 ホンダ N-WGN JH系(2013年~)

グーネット編集チーム
ホンダN-WGNは、居住性、安全性、燃費性能、デザイン、走りのすべてを備え、軽自動車の「新しいベーシック」を目指したモデルです。
2013年11月にトールタイプの軽自動車として開発されました。
【エクステリア】
フロントフェイスに厚みを持たせ、サイドに流れる切れ長のヘッドライトデザインは、堂々としていて質感も高いデザインです。
N-WGNは心に豊かさを広げる、上質な「プラウド・オーセンティック・デザイン」を採用し、老若男女問わず受け入れられやすいデザインです。
2015年4月の一部改良時に、ドアロックに連動してドアミラーを自動で格納する「オートリトラミラー」をタイプ別に設定し、駐車をスマートにアピールしています。
【インテリア】
インパネ付近のスイッチ操作系を中心にまとめたスッキリした使いやすいデザインです。
エアコン操作パネルやシフトレバーは使いやすい位置に配しています。インパネのアッパー部分をブラックに、インテリア全体を明るいベージュの配色により、上質かつ開放的な雰囲気を演出しています。
長距離ドライブでも疲れにくく、かつ座り心地の良いシートに仕上がっています。ほかにもゆったりとしたサイズのドアアームレストで、快適な居住空間を実現しています。
「N」シリーズとして初のスライド量前後200mmのリアシートスライド機構を採用しています。荷物が少ないときには一番後ろにスライドさせ、足元空間を広々快適に過ごすことが可能です。
2015年4月の改良時に、プラズマクラスター技術搭載のフルオートエアコンが標準装備されました。
さらに、有害な紫外線をカットするUVカット機能付ガラスに加えて、フロント、リア、サイドのすべてのガラスに遮熱機能を持つIRカットを追加した「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」により、より快適な室内空間を保ちます。
【パワートレイン・メカニズム】
N-WGNは、ノーマルエンジンで、クラストップレベルの最高出力58馬力を発揮しています。
高出力で高トルクDOHCエンジンと、専用チューニングによってさらに進化したCVT(無段変速オートマチック)の組み合わせによって、スムーズでありながらも力強い走りが実現しました。JC08モード燃費を29.2km/L(※2013年11月時点)の優れた燃費性能を両立しています。
2015年4月の改良時に、インジェクター噴霧の最適化やCVTサーモバルブが新たに追加されたこともあり、JC08モード燃費を29.4km/Lとなりました。この燃費の実績に、2015年度新税制基準におけるエコカー減税の免税を達成しています。
ホンダの軽乗用車として初めてのツインインジェクションシステムで燃焼効率を高め、同じく初採用となる、ナトリウム封入バルブを採用することで、排気バルブ近辺の温度を抑制し、11.8という高圧縮比化に伴うノッキング発生を抑えています。
なお、2WD/FFとフルタイム4WDの駆動方式が全グレードに設定されています。
【安全性能】
City-Brake Active(シティブレーキアクティブシステム)と前席用i-サイドエアバッグシステム、サイドカーテンエアバッグシステムの先進安全装備が含まれる「あんしんパッケージ」を全グレードにオプション設定し、特別仕様車には標準装備されます。
「VSA(Vehicle Stability Assist:車両挙動安定化制御システム)」を全グレードに標準装備しています。
雨や雪道など、滑りやすい路面での横滑りを抑え、車両の姿勢を安定させてくれます。急ブレーキを自動的にすばやく後続車へ知らせる「エマージェンシーストップシグナル」、坂道発進時に、約1秒間ブレーキを保ち後退を抑制してくれるヒールアシスト機能も全グレードに標準装備されます。
歩行者と衝突した際、歩行者の頭部や脚部などに対する衝撃を軽減する構造を備えた、歩行者傷害軽減ボディを採用し、万一の事故の際に、歩行者へのダメージを最小限に抑えられるよう設計されています。
N-WGN G・Lパッケージ(2016年6月)
ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3395×1475×1655mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2055×1355×1300mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R14 75S(後)155/65R14 75S
エンジンタイプ:S07A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ
排気量:658cc
最高出力:58ps(43kW)/7300rpm
最大トルク:6.6kg・m(65N・m)/4700rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:29.4km/リットル
車両重量:830kg
価格:1,222,000円
「G・Lパッケージ」は、2015年4月の一部改良されたときに追加されたモデルです。
これまで「あんしんパッケージ」を装備したG・Aパッケージが廃止され、「あんしんパッケージ」は全グレードオプション設定になりました。
なお、2016年6月の一部改良した際、ラインナップされているモデルにも継続設定され、快適装備を標準装備したグレードとなっています。
最も特徴的なのは、プラズマクラスター技術搭載のフルオートエアコンが標準装備されているグレードです。ほかにも有害な紫外線をカットするUVカット機能付ガラスに加えて、フロント、リア、サイドのすべてのガラスに遮熱機能を持つIRカットを追加した「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」も装備し、女性にとっては嬉しいグレードとなっています。
また、本グレードは運転席シートの高さを調整できるハイトアジャスターを装備し、自分の体形や体格によりフィットした運転姿勢を確保でき、長時間ドライブ時の疲労軽減につながります。
ターボ無しモデルでも十分な動力性能を発揮しますが、約10万円の価格差でターボモデルのG・ターボパッケージも用意されます。
装備内容はG・Lパッケージに準じ、14インナチアルミホイールが追加標準装備されます。アルミホイール分に相当する金額を差し引くと、価格差は僅かですが、2600回転の低回転で最大トルクを発揮するターボエンジンは使いやすく、発進加速時や高速道路の合流時には、余裕の加速が実感できます。
駆動方式は2WDと4WDを設定し、積雪地域でも安定した動力性能を発揮する4WDも選択可能です。
軽自動車税について
平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
・主なオプション
あんしんパッケージ(シティブレーキアクティブシステム+前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉)、マルチリフレクタータイプディスチャージヘッドライト〈HID〉(オートレベリング/オートライトコントロール機構付)、インターナビシリーズなど。
・カラーバリエーション
クリスタルブラック・パール、ブリティッシュグリーン・パール、ルナシルバー・メタリック、ブリリアントスポーティブルー・メタリック、プレミアムディープモカ・パール、プレミアムピンク・パール、プレミアムホワイト・パールII、プレミアムアイボリー・パール。(発売時期・グレードにより異なります)