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更新日:2020.01.07 / 掲載日:2018.07.18

【日産】車線脱線を防ぐ車線逸脱防止支援システム(LDP)

【日産】車線脱線を防ぐ車線逸脱防止支援システム(LDP)

グーネット編集チーム

日産は、エマージェンシーブレーキシステムのみならず、車線逸脱警報(LDW=レーンデパーチャーウォーニング)も幅広い車種に搭載しています。

また、車線逸脱警報に加えて車線内に車を戻そうとする、車線逸脱防止支援システム(LDP=レーンデパーチャープリベンション)も上級車種に装備しています。

車線逸脱防止支援システムは、カメラで自車前方の車線を検知し、車線からの相対距離の計算を常に行います。

車線逸脱する可能性がある場合は、ブザーとディスプレイ表示で注意を促します。
さらに、各タイヤに適切な制動力をかけ車線内に戻すアシストも行い、事故を未然に防止する予防安全システムです。

車線逸脱防止支援システムが作動する範囲

車線逸脱防止支援システムは、車速が約70km/h以上で走行車線の右側もしくは左側のレーンマーカーにウインカー無しで近づいた時に作動します。
ただし、一般道での速度域では作動しません。

ナビゲーションシステムの運転支援のメニューで、車線逸脱防止支援システムをオンにしている時にスイッチを押すとシステムがオンになります。

車線逸脱防止支援システムと車線逸脱警報は、それぞれ独室したシステムとなっており、オン・オフが可能です。

しかし、車線逸脱防止支援システムの中には車線逸脱警報の機能が含まれていますので、警報無しに支援システムのみを作動させることはできません。

これらのシステムはフロントカメラにて情報を読み取りますので、雪や雨など悪天候時や、急カーブや狭い車線、車線が明確でない場所ではカメラが車線を認識できません。

そのため、車線逸脱防止支援システム及び車線逸脱警報は正しく作動しない場合があります。

車線逸脱防止支援システムの後付は不可 車線逸脱警報は後付可能

国産車、輸入車問わずほとんどの車種に取付が可能な後付け車線逸脱警報の代表例が「モービルアイ」です。

時速約55km/h以上で走行中、ウインカーを出さずに車線を逸脱しそうになった場合に警告音とモービルアイ本体モニターの白線上のアイコン表示で警告します。

車を元の車線に戻そうと支援する車線逸脱支援システムはありませんが、前方車間距離警報があり、追突防止に役立ち、歩行者も認識可能です。

車線逸脱警報取り付け可能車種について

モービルアイが取り付け可能な車種は、前面ガラスの上部から20%以内の範囲、または、ルームミラーによって運転者から四角となる範囲にカメラユニットが取り付けられることができる車種です。

ただし、対向式ワイパーの車種と、並行式でも上部が拭き取れない日産セレナの先代モデル(C26型)は取り付けできません。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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