中古車購入
更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.05.24
【マツダ】自動で走行速度を調整するマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)

グーネット編集チーム
自動運転技術の進歩は近年目覚ましく、日々メーカー同士で熾烈な開発競争と、新たな技術の発表が行われています。
今回はその中から、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)について、詳しく解説いたします。
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)とは
マツダが開発した、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)とは、ホンダの「アタプティブクルーズコントロール」、スバルの「アイサイト」、トヨタの「レーダークルーズコントロール」と同様の追従型定速走行装置のことであり、2006年発表の新型MPVに初搭載されました。
メカニズムとしては、ミリ波レーダーによって感知した他車の情報をもとに、以下の基本動作を行う自動クルーズ機能です。
1.前方に車がいない時、もしくは車間距離が遠い時は、ドライバーが設定した定速で走行します。
2.自車両よりスピードが遅い先行車をレーダーが感知すると、車間距離を保つために自動でアクセルとブレーキを制御し、減速・車間距離を確保させます。
3.先行車がいなくなったら、再度設定速度まで加速します。
また、車間距離への意識を高めるため、
・先行車の有無
・先行車との距離
・車間距離が狭い状態
をドライバーがはっきりわかるよう,メータ内のディスプレイにそれらを表示する「ディスタンス・レコグニション・サポート・システム(DRSS)」も開発され、同社の新型モデルに合わせて搭載されています。
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)がもたらす効果
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の搭載により、ドライバーはアクセルとブレーキ操作を頻繁にしなくても、適正で安全なスピードと車間距離をキープすることが可能になります。
車間距離のキープは事故を防ぐ最も大切なことであり、それが視覚的にも確認できる前述のDRSSと併せ、マツダが掲げる事故を未然に防ぐ先進技術群、アクティブセーフティの中核を担う自動運転技術といえます。
また、高速道路でのロングドライブ時には、運転による疲労度が軽減されることになり、より安全で快適なドライブの実現にもつながってきます。