中古車購入
更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.04.18

日産シーマの概要と歴史をまとめてみた

日産シーマの概要と歴史をまとめてみた

グーネット編集チーム

日産 シーマは、常に時代をリードする洗練された重厚なボディデザイン、卓越したダイナミックな走行性能、大人5名がリラックスして移動できる静粛性の高いラグジュアリーな室内空間を持つ、日産のフラッグシップサルーンとして確固たるポジションを築いています。

初代モデルは、当時の日産の高級セダンセドリック」「グロリア」をベースに開発され、3ナンバー専用ボディを持つ、より上級モデルとして開発され、1988年1月に誕生しました。

販売系列ごとに「セドリック・シーマ」あるいは「グロリア・シーマ」として販売され、「シーマ現象」なる言葉が生まれるなど、当時の時代背景を象徴する車種として高い人気を博し、爆発的なヒットモデルとなりました。
この「シーマ現象」は、1988年の「第5回流行語大賞」の銅賞に輝くなど、高級志向を反映した豪華なモデルとして注目を浴びました。

3ナンバーの伸びやかな専用ボディに圧倒的な動力性能を誇る力強いV型6気筒DOHCターボエンジンを搭載し、リヤを沈めて豪快に加速する姿が印象的な、エポックメイキングなモデルです。

2代目モデル以降、車名を「シーマ」に統一し独立したブランド車となりました。重厚感を増した存在感のあるボディデザインを採用し、後席の居住性・走行性能を高めつつ進化を続け、先進の安全技術を搭載し、アメニティの高さが際立つフラッグシップモデルならではの特徴を持っています。

2010年8月に一度、生産を中止しましたが、2012年5月にハイブリッドシステムを搭載するハイブリッド専用車として、復活を遂げています。

3代目と4代目モデルは海外の「インフィニティ」ブランドにおいて「Q45」として販売されるなど、海外でもプレミアムセダンとして高い評価を得ています。

車名の「シーマ」は、スペイン語の「頂上・完成」の意味を持つ「CIMA」に由来し命名されました。まさに常に時代を象徴する日産の誇る最上級セダンに相応しいネーミングと言えるでしょう。

5代目モデルは三菱自動車の最上位モデル「ディグニティ」として、2012年7月より三菱自動車にOEM供給していました。

初代 日産シーマ FPY31系(1988年~1991年)

初代シーマは、世の中がバブル時代にある1988年1月、より高級車を求める志向の高まりから日産の上級セダンとして長い歴史を持つ「セドリック」および「グロリア」をベースに誕生しました。

5ナンバーボディの車両をベースとしながらも、ロング&ワイド&ローの伸びやかでスタイリッシュな3ナンバー専用ボディに、圧倒的な加速性能を誇る3.0L V型6気筒ファインセラミック製ハイフローターボエンジンと、全域に渡り余裕のあるジェントルな走りを提供する3.0L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載する、新時代のプレミアムセダンとして開発されました。

薄型の個性的なフロントマスク、ロングノーズ、ロングキャビンの伸びやかで滑らかな丸みを帯びたボディスタイルが特徴で、開放的なピラーレスドアを採用するなど、従来の国産車にはないラグジュアリーな高級車として今なお語り継がれるモデルです。

路面からの衝撃やエンジンの振動を伝えにくいとされる高級セダンならではの後輪駆動を継承し、電子制御式エアサスペンションを採用するなど、滑らかでしなやかな快適な乗り心地と走行安定性を両立しています。

デジタルメーターや高品質なJBLスピーカー、液晶を利用した自動防眩ミラー(オートリフレックスルームミラー)をはじめ、華やかなホワイトレザーシートや鍛造アルミホイールなど、先進の充実した装備が施されています。

2代目 日産シーマ FY32系(1991年~1996年)

2代目 シーマ FY32系は、販売系列ごとに異なっていた車名を「シーマ」へ統一しました。
初代モデルで特徴的だったピラーレスドアから一転してピラードドアへ変更され、重厚感と威厳のあるフロントマスクを採用し、ホイールベースの80mmを延長することで後席の居住性の向上が図られるなど、ボディフォルムは初代モデルを踏襲しながらも、より存在感のあるラグジュアリーなプレステージセダンとして、1991年8月に誕生しました。

足回りは先代モデルからのストラット式フロントサスペンションと変わらないまでも、リヤサスペンションをマルチリンク式へ改めるとともに、先進的なエアサスペンションを油圧式のアクティブサスペンションへ置き換え、より高度で緻密な制御が可能となり、ボディ剛性の向上やロングホイールベース化と相まって、ダンピングの効いた重厚感のある乗り心地を実現しています。

搭載するエンジンは静かで振動の少ない4.1L V型8気筒自然吸気エンジンと、先代モデルを彷彿させるレスポンスが向上した3.0L V型6気筒ターボエンジンが設定されています。

1992年9月には、前後のトルク配分を高度に制御する、フルタイム4WD機構「アテーサE-TS」搭載モデルが追加されました。

ややショーファードリブン志向へコンセプトが変更されましたが、3.0L V型6気筒ターボエンジンの搭載や鍛造アルミホイールを装着する「ツーリング」グレードなど、スポーティなモデルもラインナップされています。

タンカラー本革シートやアナログクロック、本木目パネルをはじめ、リヤデュアルパワーシートや空気の汚れを検知し室内の空気をきれいに保つオートピュアトロンに加え、運転席SRSエアバッグシステムなど、上質で華やかなインテリアデザインや豪華で充実した装備が施されています。

日産シーマ FY32系の中古車一覧

3代目 日産シーマ FY33系(1996年~2001年)

3代目 日産シーマ FY33系(1996年~2001年)

グーネット編集チーム

3代目 シーマFY33系は立体的で押しのあるボディ、威厳のあるフロントマスクを備え、全幅・全長を拡大させ、伸びやかでボリューム感のある、堂々としたノーブルなエクステリアを持つプレステージセダンとして1996年6月に誕生しました。

バリエーションは、シーマらしさを表現したフォルムに仕上がった「グランドツーリングシリーズ」と「リミテッドシリーズ」の2タイプが設定されています。

グランドツーリングシリーズ

フロントスポイラーやリヤスポイラーなどのエアロパーツに加え減衰力を高めたスポーティサスペンション、鍛造アルミホイールなどを備えたスポーティバージョンとなっています。

リミテッドシリーズ

ロングスライド機構を備える後席パワーシートや後席シートバイブレーターなど、後席の快適性を重視したVIPシート、常にフラットで揺れの少ない重厚な乗り心地を提供する油圧アクティブサスペンションなどを備えています。

搭載されるエンジンは、先代モデルからのキャリーオーバーとなる粛々とした質感の高い回転フィールが特徴の4.1L V型8気筒自然吸気エンジンと、シーマのアイデンティティとも言える全域に渡り息の長い豪快な加速性能を誇る3.0L V型6気筒ターボエンジン2つが設定され、フルレンジ電子制御4速オートマチックトランスミッションとの組み合わせとなります。

駆動方式は「グランドツーリングシリーズ」は2WD/FRのみ、「リミテッドシリーズ」は2WD/FRと4.1Lエンジン搭載モデルのみフルタイム4WDモデルが設定されています。

室内はプレステージサルーンに相応しく、すべての乗員にホスピタリティを提供する、重厚で掛け心地の良い、素材にもこだわった高級なシートをはじめ、花粉や排気ガス臭を脱臭し、常に室内の空気をきれいに保つオゾンセーフフルオートエアコンやUVカット断熱グリーンガラス&プライバシーガラス、オーバーヘッドコンソール内に装着されたツインマルチAVシステムやリヤ電動サンシェードなどの快適装備に加え、居心地の良い快適なキャビンを実現しています。

日産の安全に対するコンセプトである「豊かさと楽しさ—それを支える安心・安全思想」を具現化した、危険を予知するための「インフォメーションセーフティ」、危険を回避する「コントロールセーフティ」、万一の際の被害を軽減するための「インパクトセーフティ」のトリプルセーフティに基づき、指向性の高いキセノンヘッドランプや親水処理の施されたチタンクリアドアミラーの装備となっています。

また、横滑りを防止し車両の挙動安定性を高める「VDC(Vehicle Dynamics Control)」や滑りやすい路面のトラクション性能を向上させる「V-TCS(ビスカスLSD付トラクションコントロールシステム)」に加え、デュアルエアバッグ&サイドエアバッグシステムや後続車からの追突の際に頭部にかかる負担を軽減する、日本車初の「前席アクティブヘッドレスト」の採用など、先進の安全性能を備えています。

日産シーマ(CIMA)30T(1996年6月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4970×1820×1445mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2025×1515×1175mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/60R16 95H(後)215/60R16 95H
エンジンタイプ:VQ30DET型 V型6気筒DOHC24バルブICターボ
排気量:2987cc
最高出力:270ps(199kW)/6000rpm
最大トルク:37.5kg・m(367.7N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:8.6km/リットル
車両重量:1620kg
価格:4,260,000円
自動車税:年間51,500円 ※

※自動車税は2017年12月時点で参照したものとなります。

シーマ30T(1996年6月)のカタログ情報(1500493)|中古車の情報なら【グーネット】

■3代目 日産シーマ FY33系の主なグレード・オプション・カラーバリエーション

・主なグレード
「30T」「30L」「30TR」「30LV」「41L」「41TR-X」「41LV」「41LV-Z」「41LVS-Four」「41LVS-Four VIP」「41LV VIP」「41LX」「41LX VIP」。
(特別モデルを除く)

・主なオプション
プライバシーガラス(リヤドアガラス+リヤガラス、UVカット断熱機構付)、雨滴感知式間欠ワイパー+自動防眩式ルームミラー+チタンクリアドアミラー、広角ドアミラー、前席シートバックグリップベルト、リヤアームレスト内蔵コントロールスイッチ(オーディオ/エアコン)、後席前後上下調整式ヘッドレスト、後席パワーシート、助手席リラックスシート、助手席可倒式ヘッドレスト、本革シート、バーチャルビジョンメーター、ピュアトロン、ツインマルチAVシステム(前席7インチワイド画面、後席7インチワイド画面、TV/バードビュー+音声ガイド付ナビゲーションシステムCD-ROMチェンジャー)、電動ガラスサンルーフ(UVカット断熱機能付)など。

・カラーバリエーション
ブラック、ダークメタルブルー(M)、パープリッシュグレー(M)、ダークブルーイッシュブラックツートーン(P)、ホワイトパール(3P)、ダークグリーンツートーン(P)、ソニックシルバーツートーン(M)、ホワイトパールツートーン(3P)、ブラック(スーパーファインハードコート)、フォレストグリーン(P)(スーパーファインハードコート)、ブラウニッシュレッド(P)(スーパーファインハードコート)、ダークブルー(P)(スーパーファインハードコート)、プラチナシルバー(M)(スーパーファインハードコート)、ホワイトパール(3P)(スーパーファインハードコート)など。
(発売時期・グレードにより異なります)

日産シーマ FY33系の中古車一覧

4代目 日産シーマ F50系(2001年~2010年)

4代目シーマは、「Dynamic&Modern」をコンセプトに掲げ、歴代モデルのDNAを受け継ぐ圧倒的な動力性能、躍動感溢れるダイナミックなボディフォルム、常に先進の技術をふんだんに搭載する新世代のフラッグシップセダンとして、2001年1月に誕生しました。

大胆でボリュームのある重厚なエクステリアデザインにより、コンセプト通り、モダンでダイナミックな洗練された佇まいが特徴です。

奥行きのあるスカルプチャーデザインを採り入れたフロントマスクには、世界トップレベルの明るさを実現した7つの凸レンズを持つ個性的なマルチプロジェクターキセノンヘッドランプが採用され、力強く存在感のあるフロントビューが印象的です。

大型コンビネーションリヤランプやメッキガーニッシュを備えた張りのある面構成を持つどっしりとしたリヤビューなど、ステイタスを感じるスタイリングが唯一無二の存在感を放ちます。

先代モデルより室内高を確保し、ヘッドクリアランスにも一段と余裕が生まれ、明るくモダンな開放感のあるインテリアと相まって、質感の高いリビングルームを思わせる居心地の良さを提供しています。

センタークラスター部には8インチの上下可動式大型液晶モニターを備え、機能的で使いやすい広がりのあるコックピットデザインを採用しています。

身体をしっかり支える圧力分布に優れるシートは質感の高い高級モケットシートをはじめ、落ち着きのあるカフェラテ、重厚なブラック、明るく開放感のあるエクリュなどの3色の本革シートから選択が可能です。

後席のニースペースを40mm拡大し、リヤドアの開閉角度をほぼ90度まで広げることで、乗降性が向上し、150mmのロングスライドが可能な後席パワーシートや助手席シートバックが中抜きになるバイブレーター機能付リラックスシート、リヤドアオートクロージャーの装備など、ショーファードリブンとしても活躍するフラッグシップセダンならではの特徴を持っています。

パワーユニットは、新開発の直噴4.5L V型8気筒自然吸気エンジンが搭載され、低燃費を実現しつつ、全域に渡りゆとりのある、湧き上がるような圧倒的な動力性能を誇ります。
また、歴代モデルに搭載されシーマのスポーティモデルの特徴でもある3.0L V型6気筒ターボエンジンは、細部に渡り見直しが図られ出力とトルクがアップし、併せてドライバビリティも向上しています。

2WD/FRモデルには、ゲート式を採用する新開発の高伝達効率を誇る軽量なマニュアルモード付フルレンジ電子制御5速AT「5M-ATx」が搭載され、低燃費性能と反応の良い爽快な走りを両立しています。

4.5Lエンジンを搭載する電子制御トルクスプリット式フルタイム4WDモデルには、先代モデルからの評価の高いフルレンジ電子制御4速オートマチック「E-AT」が組み合わされます。

ストラット式フロントサスペンション、マルチリンク式リヤサスペンションと先代モデルから足回りの形式に変更はないものの、最適化されたアクティブダンパーサスペンションと相まって、滑らかでフラットなダンピングの効いた重厚感のある乗り心地を提供しています。

常に先進の技術を搭載するプレステージサルーンであるシーマは5代目においても、世界初となるレーンキープサポートシステム(直線路車線維持支援装置)の採用をはじめ、高速走行時のストレスを軽減し安全運転に寄与する「車間自動制御システム」、レーザーレーダーセンサーにより前方の車両との車間距離や速度差などを検知し、衝突が避けられないと判断した際に自動ブレーキをかけ、衝突被害の軽減に寄与する「ブレーキアシスト」、夜間の走行安全性を高める「アクティブAFS」など、高い安全性能を備えます。

また、ケガやアクシデントの際に、オーバーヘッドコンソール部のスイッチを押すだけでヘルプネットオペレーションセンターへ繋がる、緊急通報システム「ヘルプネット」を装備し、オペレーターが状況に応じて警察や消防などへ通報してくれる安心感の高い先進のITSテクノロジーです。

日産シーマ(CIMA)450XL(2001年1月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4995×1845×1490mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2000×1530×1200mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)225/60R16 98H(後)225/60R16 98H
エンジンタイプ:NEO Di VK45DD型 V型8気筒DOHC
排気量:4494cc
最高出力:280ps(206kW)/6000rpm
最大トルク:46.0kg・m(451N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:10.0km/リットル
車両重量:1740kg
価格:5,400,000円
自動車税:年間76,500円 ※

※自動車税は2017年12月時点で参照したものとなります。

シーマ450XL(2001年1月)のカタログ情報(1506525)|中古車の情報なら【グーネット】

■4代目 日産シーマ F50系の主なグレード・オプション・カラーバリエーション

・主なグレード
「300G」「300Gグランドツーリング」「450XV」「450 VIP」「41LV-Z」「450X FOUR」「450 VIP FOUR」「450 XL」「450 XV」。
(特別モデルを除く)

・主なオプション
プライバシーガラス(リヤドアガラス+リヤガラス、UVカット断熱機構付)、サイドターンランプ内蔵電動格納式リモコンカラードドアミラー(足元照明付)、フロントコーナーセンサート、前席ヒーター付シート、ASCD(オートスピードコントロール装置)+ステアリングスイッチ、BOSEサウンドシステム、17インチタイヤ&アルミホイール、ブレーキアシスト、SRSカーテンエアバッグシステムなど。

・カラーバリエーション
ブラック、スーパーブラック、ダークグリーン(P)、ダークブルー(P)、ダイヤモンドシルバー(M)、シャンパンシルバー(TM)、ウォームサテンシルバー(TM)、クリスタルホワイトパール(3P)、ブラック(スーパーファインハードコート)、ダークグリーン(P)(スーパーファインハードコート)、ダークブルー(P)、(スーパーファインハードコート)ダークグリーン(P)(スーパーファインハードコート)、ダイヤモンドシルバー(M)(スーパーファインハードコート)、ホワイトパール(3P)(スーパーファインハードコート)、シャンパンシルバー(TM)(スーパーファインハードコート)、シリカブレス(RPM)、シリカブレス(RPM)(スーパーファインハードコート)など。
(発売時期・グレードにより異なります)

日産シーマ F50系の中古車一覧

5代目 日産シーマ Y51系(2012年~)

5代目 日産シーマ Y51系(2012年~)

グーネット編集チーム

5代目 シーマ Y51系は4代目モデルの販売終了から約2年弱のブランクの後、歴代モデルの特徴である「圧倒的な走行性能」など、フラッグシップセダンならではの、優れた居住性や快適性を継承しています。
環境に配慮した高い省燃費性能を実現する独自のハイブリッドシステムを搭載するハイブリッド専用車として、2012年5月に誕生しました。

大型メッキフロントグリルやメッキ加飾が施された、ボリュームのあるダイナミックな造形を持つフロントマスクをはじめ、3000mmを超えるロングホイールベースやロングノーズ、ショートデッキスタイルを強調する、抑揚のある流麗でエレガントなボディフォルムが圧倒的なステイタスを物語ります。

プレミアムセダンとして人気の高い「フーガ」とデザインを共有しながら、150mm長い全長はそのままホイールベース長の違いとなって現れ、後席のレッグスペースの余裕に寄与しています。

ロングホイールベースが生み出す、クラストップレベルの開放的な後席の居住性を実現しています。肌触りの良い高級な素材として知られるセミアリニン本革シートや熟練した職人が手作業で仕上げる銀粉本木目フィニッシャーなど、乗る人すべてが心地良さを体感できる、質の高いラグジュアリーな室内空間を提供しています。

シートは低反発ウレタンを使用し、圧力分布に優れたロングドライブでも疲れの少ない快適な掛け心地を実現しています。さらに、四季を通じて快適なシート温度が可能な前席エアコンディショニングシートの採用をはじめ、助手席のパワーオットマン機構や後席パワーリクライニングシート、車内の静粛性を高めるアクティブノイズコントロールや計16個のスピーカーを配し、臨場感のある高音質の音楽を奏でるBOSE製5.1chサラウンドシステム、森林浴のような心地良さが体感できるフォレストエアコンの採用など、最上のホスピタリティを提供する装備を施しています。

搭載するパワートレインは、静かで力強いバランスの良い3.5L V型6気筒エンジンをベースに、日産独自の1モーター2クラッチのパラレル方式を採用する高出力ハイブリッドシステム「インテリジェント デュアルクラッチ コントロール」が組み合わされ、マニュアルモード付電子制御7速ハイブリッドトランスミッションと相まって、中低速域から高速走行の追い越し加速まで、レスポンスの良いパワフルでダイナミックな動力性能と優れた燃費性能を両立しています。

サスペンション形式を独立懸架のダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、独立懸架のマルチリンク式リヤサスペンションへ変更しています。
2つのピストンで減衰力を緻密に制御するダブルピストンショックアブソーバーを採用することでコンフォートサスペンションと相まって、ロングホイールベース化のメリットが活かされ、しっとりとした落ち着きのあるしなやかな乗り心地を実現しています。

ナビゲーションシステムから前方のカーブ情報を取得し、滑らかなブレーキ制御をアシストするとともに、先行車との車間距離やスピードに応じてアクセルペダルの応力を変化させ、ドライバー操作の負担を軽減する「インテリジェントペダル(ディスタンスコントロールアシスト)」をはじめ、先行車との車間距離を一定に保ち、自動追従する「インテリジェントクルーズコントロール」や横滑りを防止し車両の挙動を安定制御する「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」、車を頭上から見る俯瞰映像でパーキングを安全に行う「インテリジェント アラウンドビューモニター」など、さまざまな先進の安全装備を備えています。

日産シーマ(CIMA)ハイブリッド(2012年5月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:5120×1845×1510mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2240×1535×1185mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)245/50R18(後)245/50R18
エンジンタイプ:VQ35HR型 V型6気筒DOHC+モーター
排気量:3498cc
最高出力:306ps(225kW)/6800rpm
最大トルク:35.7kg・m(350N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:16.6km/リットル
車両重量:1930kg
価格:7,350,000円
自動車税:年間58,000円 ※

※自動車税は2017年12月時点で参照したものとなります。

シーマ ハイブリッド(2012年5月)のカタログ情報(10075722)|中古車の情報なら【グーネット】

■5代目 日産シーマ Y51系の主なグレード・オプション・カラーバリエーション

・主なグレード
「ハイブリッド」「ハイブリッドVIP」「ハイブリッドVIP G」。
(特別モデルを除く)

・主なオプション
BOSE 5.1chサラウンド・サウンド付後席プライベートシアターシステム{ヘッドレスト一体型高精細7インチワイドVGAディスプレイ、ワイヤレスヘッドフォン2個、後席ディスプレイ用リモコン、BOSE5.1chサラウンドサウンドシステム(16スピーカー、AUDIOPILOT2、Centerpoint2)}、フロアカーペット(プレミアムforエグゼクティブ、吸音/消臭機能付)、前席エアコンディショニングシート、後席ヒーター付シート、リヤセンターアームレスト内蔵コントロールスイッチ(オーディオ、エアコン、シートヒーターリクライニング)など。

・カラーバリエーション
スーパーブラック、ブリリアントシルバー(M)、ブレードシルバー(M)、ガーネットブラック(P)、クリスタルホワイトパール(3P)など。
(発売時期・グレードにより異なります)

日産シーマY51系の中古車一覧

日産シーマは、パワフルなエンジンを搭載し余裕のある力強い動力性能、ラグジュアリーで伸びやかな個性的なエクステリアデザイン、最上のホスピタリティを提供する静かで広々としたラグジュアリーな室内空間を持つ、日産のプレステージセダンです。

常に時代をリードする先進の技術を惜しみなく採用し、まさにフラッグシップセダンに相応しい、威厳のある存在感のある外観が特徴です。

5代目モデルは、圧倒的な静けさ、優れた経済性、走行性能を実現するハイブリッド専用車として生まれ変わりましたが、日産のフラッグシップモデルとして今後の進化が期待されるモデルです。

日産シーマの中古車一覧

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ