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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.03.19

トヨタアリストの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

トヨタアリストの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

トヨタ アリストは、ワイド&ローの存在感のある伸びやかでアグレッシブなフォルム、ラグジュアリーで静かなキャビン、卓越したダイナミックな走行性能を誇るプレミアムセダンとして1991年10月に誕生しました。

ここでは初代モデルからレクサスGS」へ移行するまでの2代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

初代 トヨタアリスト 140系(1991年~1997年)

初代 トヨタアリスト 140系(1991年~1997年)

グーネット編集チーム

初代アリストは、イタリアの著名デザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロ率いる「イタルデザイン社」が基本デザインをした、従来にない大胆でインパクトのあるエクステリアデザインを持つ上級ハイパフォーマンスセダンです。

クラウンシリーズの「クラウンマジェスタ」と基本コンポーネンツを共有しながら、全高を抑えたロングノーズ・ショートデッキ・ロングキャビンスタイルを採用する、スカルプチャーデザインによる躍動感のある力強くスポーティな佇まいが特徴です。
「クラウンマジェスタ」とは異なり、プレスドアを採用することで、気密性の高いしっかりしたボディ剛性を確保しています。

傾斜した上品ですっきりとしたフロントマスクを持ちながら、アリストのスポーティなデザインを強調する特徴的なリヤクォーターウィンドウを持つ、伸びやかで躍動感のあるサイドビュー、精悍さと高級感がバランス良く表現されたブラック処理の施されたリヤコンビネーションランプとセンターパネルを持つリヤビューなど、プレミアムビックサルーンでありながら、華美な装飾を排除した質の高い走りを予感させる大胆な外観が特徴です。

室内は、ドライバーズカーであることを印象付ける、センターコンソールを運転席側に傾ける機能的なコックピットデザインを採用しています。
視認性の高いオプティトロンメーターや視線を動かすことなく指先の感覚で操作ができるダイヤル式エアコンパネルなど、先進的でありながら、操作性を重視したエルゴノミクスデザインを積極的に採り入れています。

部分的に硬さを変えることで身体のサポート性や快適性を向上させ、圧力分布に優れるオートアウェイ&オートリターン機構付フロントシートの採用をしています。

ほかにも全高の低いスポーティな外観以上に足元とヘッドクリアランスに余裕のある快適な後席スペースをはじめ、高音質の奥行きのある音楽を再生するスーパーライブサウンドシステムや空調をきめ細かく制御するマイコンオートエアコンの装備など、居住性の高いプレミアムな室内空間を提供しています。

搭載されるエンジンは性格の異なる3タイプが用意され、中低速から高速域まで全域に渡り粛々と必要なだけスムーズに出力する4.0L V型8気筒自然吸気エンジン、優れた燃費性能と切れの良い心地よい走りを両立する3.0L直列6気筒自然吸気エンジン、全域に渡りフラットなトルク特性を持ち、豪快な加速性能を誇る3.0L直列6気筒ツインターボエンジンに4ATの組み合わせとなります。

駆動方式は、3.0Lエンジン搭載モデルはFR駆動、4.0Lエンジン搭載モデルはフルタイム4WD駆動となります。

軽量モノコックボディと高剛性サブフレームの基本骨格に徹底した軽量化が施された4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション、走行状況に応じショックアブソーバーの減衰力を可変するピエゾTEMS(トヨタ電子制御サスペンション)に加え、トルセンLSD(リミテッドスリップデフ)を組み合わせることで、しなやかでダンピングの効いた乗り心地と駆動力をしっかり駆動輪へ伝え、狙ったラインを綺麗にトレースする操舵性能を両立しています。

トヨタアリスト(ARISTO)3.0V(1991年10月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4865×1795×1420mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2005×1535×1150mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)225/55R16 93V(後)225/55R16 93V
エンジンタイプ:2JZ-GTE型 直列6気筒DOHC24バルブツインターボ
排気量:2997cc
最高出力:280ps(206kW)/5600rpm
最大トルク:44.0kg・m(431.5N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:7.1km/リットル
車両重量:1680kg
価格:4,740,000円
自動車税:年間51,000円 ※

※自動車税は2017年12月時点で参照したものとなります。

「3.0V」はセラミック2wayツインターボ加給によるハイパワー&ハイレスポンスを両立した280psの高出力と、太いトルクを発生する3.0L直列6気筒ツインターボエンジンを搭載しています。豪快でドライバーを高揚させ、熱い走りを提供するスポーティモデルです。

グリップ性能が高いスポーティな16インチタイヤ&アルミホイール、走行状況に応じて瞬時に減衰力を自動で可変するピエゾTEMS(トヨタ電子制御サスペンション)、足回りの剛性を高めるパフォーマンスロッドや滑りやすい路面でもスリップを防止し、しっかり駆動力を駆動輪へ伝えるTRC(トラクションコントロール/ハイドロブレーキブースター付)など、質の高い走りを支える足回りの強化が施されています。

ほかにも、上級モデルとしてクルーズコントロールやSRSエアバッグシステム、前席ELR付3点式シートベルトなど、機能的な安全装備を備えています。

また、3.0Vならではのより高次元のスポーティドライブを提供する、前後異サイズのタイヤ&アルミホイールやトルセンLSD(リミテッドスリップデフ)がオプションとして用意されています。

ボディカラーは精悍でスポーティなボディフォルムをより一層際立てるスーパーシルバーIIIメタリックを含め、全5色が設定されています。

アリスト 3.0V(1991年10月)のカタログ情報(1000841)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
16インチタイヤ&アルミホイール(フロント:225/55R16 93V+16×7.5JJ/リヤ:245/50R16 98V+16×8.5JJ)、トルセンLSD(リミテッドスリップデフ)、カラードリヤスポイラー、本革シートなど。

・カラーバリエーション
ダークグリーンメタリック、ダークブルーイッシュグレーメタリック、スーパーシルバーIIIメタリック、ミディアムベージュメタリック、ダークモーブM.I.O.、ダークブルーマイカフタロシアニン。

トヨタアリスト 140系の中古車一覧

2代目 トヨタ アリスト160系(1997年~2004年)

2代目 トヨタ アリスト160系(1997年~2004年)

グーネット編集チーム

2代目アリストは、初代モデルの確立したロングノーズ・ショートデッキ・ロングキャビンスタイルを引き継ぎ、一目でアリストと認識できる個性的で塊感のあるスポーティなモノフォルムシルエットを採用しながら、より居住性や走行性能を高め、1997年8月に誕生しました。

クラウンマジェスタ」と基本コンポーネンツを共有化していた初代モデルから一転して、2代目モデルでは専用プラットフォームを採用しています。
オーバーハングを切り詰め、全長を115mm短縮しつつ、ロングホイールベース化により、初代モデル以上に居住性を高めるロングキャビンを実現しています。

また、アリストのデザイン上のアイコンとも言える特徴的なリヤクォーターウィンドウや、コンビネーションランプとトランクに配したテールランプを備えるスポーティなリヤビューをはじめ、大きくフレアしたブリスター形状の前後フェンダーなど、洗練された量感ある佇まいが特徴です。

インテリアは初代モデル同様に、エルゴノミクスデザインを採用する快適なドライバーズ環境を重視した機能性の高いコックピットデザインが特徴です。

ホイールベース化の恩恵はそのまま後席のニースペースの拡大に寄与し、やや大型化した質感・フィット感の高い掛け心地の良いファブリックシートや風合い豊かな本革シートをはじめ、運転席8way、助手席4wayのマルチアジャスタブルパワー機構に加え、視認性の高い斬新なホワイトフェイスのオプティトロンメーターや、左右独立した温度設定が可能なオートエアコンなど快適装備とあわせて、ラグジュアリーで居心地の良い室内空間を提供しています。

搭載されるパワーユニットは、見直しが図られ4.0L V8自然吸気エンジンは廃止され、VVT-i(連続可変バルブタイミング機構)やETCS-i(電子制御スロットル)、低背圧マフラーを採用しています。

ほかにも、吸排気系の改良により、約10%の出力向上とドライバビリティに磨きのかかった3.0L直列6気筒自然吸気エンジンとVVT-i化やETCS-iの採用などにより、中低速域のトルク・レスポンスの向上を図ったセラミック2wayツインターボを搭載する3.0L直列6気筒ツインターボエンジンの2タイプが用意されています。

また、エンジンの搭載位置を最適化するなど、前後の重量バランスを見直すことで、サスペンションの軽量化やアルミ鍛造アッパーアームを採用する剛性の高い4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション、先進の電子制御技術を導入したピエゾTEMSと相まって、優れた操縦安定性とフラットで快適な乗り心地を実現しています。

後輪をアクティブに操舵させ、道路のうねりや横風などに対して、スタビリティを確保する「ARS(Active Rear Steer)」をはじめ、横滑りを防止し、障害物の回避性能を向上させる車両安定性制御システム「VSC(Vehicle Stability Control)」や車両の姿勢変化に対して自動で光軸を調整するオートレベリング機能付高輝度ディスチャージヘッドランプの採用など、プレミアムスポーティセダンに相応しい充実した安全装備が施されています。

トヨタアリスト(ARISTO)V300ベルテックスエディション(2004年4月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4805×1800×1435mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1975×1550×1180mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)235/45ZR17(後)235/45ZR17
エンジンタイプ:2JZ-GTE型 水冷直列6気筒DOHC24バルブツインターボ
排気量:2997cc
最高出力:280ps(206kW)/5600rpm
最大トルク:46.0kg・m(451N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:8.8km/リットル
車両重量:1680kg
価格:4,777,500円
自動車税:年間51,000円 ※

※自動車税は2017年12月時点で参照したものとなります。

「VERTEX:最高点」に由来する「ベルテックスエディション」は、2代目アリストの発売当初から設定されているブラック基調のスポーティなインテリアを持つ最上位グレードとして、位置付けられています。

中でも「V300ベルテックスエディション」は、中低速からトルクフルで豪快な加速性能を誇る3.0L直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する、充実した装備を兼ね備えたホットモデルとして高い人気を誇ります。
グリップ性能の高いファットな17インチロープロファイルタイヤと光沢のあるアルミホイールを履き、精悍なダークグレー加飾の施されたヘッドランプエクステンション、LEDハイマウントストップランプ付リヤスポイラーなど、よりスポーティさを強調したアグレッシブなスタイリングが特徴です。

室内はブラック基調のシックでスポーティなインテリアカラーを採用し、同じくコーディネートされたグレー&ブラックのコンビファブリックシートをはじめ、本革&ダーク本木目シフトレバーやダーク木目調得ドアパネル&コンソールアッパーパネルなど、質感の高いスタイリッシュなインテリアを採用しています。

ボディカラーは深みと奥行き感のある華美な印象を与えるボルドーマイカを含め、全6色が設定されています。

アリスト V300ベルテックスエディション(2004年4月)のカタログ情報(10018573)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
ブラック本革シート、チルト&スライド電動ムーンルーフ、リヤフォグランプ、アリスト・プレミアムサラウンドシステム(8スピーカー)など。

・カラーバリエーション
ブラック、ダークグリーンマイカ、ボルドーマイカ、ダークブルーマイカ、シルバーメタリック、ホワイトパールクリスタルシャイン。

トヨタアリスト 160系の中古車一覧

トヨタアリストの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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