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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.02.26
日産ジュークの概要と歴史をまとめてみた

グーネット編集チーム
日産のジュークは、大胆で若々しく躍動感のある革新的なエクステリアデザイン、さまざまなスポーツギアをイメージさせるスポーティなインテリアデザインを採用し、フットワークの良い軽快な動力性能を特徴に持つ、コンパクトクロスオーバーSUVとして2010年6月に誕生しました。
ファッショナブルな都会派のSUVらしく大径タイヤを備える軽快さとタフさをバランス良くミックスしたボディデザインを採用し、オートバイの燃料タンクをイメージさせる大胆なインテリアと相まって、アクティブなライフスタイルを送る方々に向けた、新たなコンセプトを持ったモデルとして高い人気を誇るモデルです。
発売から約1ヶ月間で、当初の月間販売目標台数の8倍を超える台数の受注を集めるなど、発売当初より順調な売り上げを推移しています。
日本以外にもイギリスやインドネシアでも生産され、北米やヨーロッパ、アジアでも販売されるなど、グローバルモデルとして世界で愛される人気車種です。
また、中国ではインフィニティ「ESQ」として販売されています。
発売年には、このおしゃれ心に溢れ、アクティブで個性的なデザイン、価格と性能のコストパフォーマンスなどが評価され「2010グッドデザイン賞」を受賞しています。
パワフルで瞬発力のあるターボエンジン、ひとつの画面でエアコン操作や走行モードが選択できるスマートな「インテリジェントコントロールディスプレイ」、日産独自の安全な駐車操作をアシストする「アラウンドビューモニター」の搭載など、機能性の高いパッケージデザインが人気を集めています。
車名の「ジューク」は、英語の「アメリカンフットボールなどにおいて、相手の攻撃から機敏にかわす(ディフェンス)」が由来であり、軽快な運動性能と乗る人がさまざまなフィールで日々チャレンジする前向きさをイメージして命名されました。
取り回しのしやすいコンパクトなボディを持ち、行動的な都会派のコンパクトクロスオーバーSUVとして相応しいネーミングと言えるでしょう。
初代 日産 ジューク 15系(2010年6月~)

グーネット編集チーム
初代日産ジュークは、金属の塊のようなソリッドで、これまでにないような大胆なエクステリアデザインを採用し、機動性の高いスポーティな走りを提供する個性的なコンパクトクロスオーバーSUVとして、フランスでワールドプレミアされた後、2010年6月に誕生しました。
安定感のある大きく張り出したフロントフェンダーとボンネットフードから続く、フロントフェンダー上部に配されたアクセントとなるスタイリッシュなコンビネーションランプ、丸型の大きなヘッドランプとスポーティなフロントバンパーを備える立体的で力強いフロントビュー、モダンなコンパクトクロスオーバーSUVらしく力強いウエストラインとスポーティさを強調するルーフライン、リヤピラーに埋め込まれたリヤハンドルなどを持つサイドビュー、ブーメラン型のリヤコンビネーションランプを持つ安定感のあるリヤフェンダーセクションなど、アグレッシブで軽快さを感じる個性的な佇まいが特徴です。
バイクの燃料タンクをイメージした大胆でユニークなセンターコンソールの造形を中心にサイドが張り出し、腰から上部にかけてしっかり身体をサポートするシートの採用やスキューバダイビングのフィンのデザインを採り入れたスタイリッシュなドアトリムをはじめ、機能的で視認性の高いバイクのシリンダーのようなメーターやメーターバイザーなど、ドライバーと一体になった、軽快でスポーティなインテリアデザインが特徴です。
また、ボディカラーとインテリアカラーと合わせて90通りの多彩な色のコンビネーションから、個性豊かな自分だけのジュークを作り上げられるユニークなパッケージ「パーソナライゼーション」が用意されています。
搭載されるエンジンは、デュアルインジェクターを備える軽快で俊敏な1.5L直列4気筒自然吸気エンジン、全域にわたりトルクフルなエンジン特性を実現する吸排気可変バルブタイミング機構(CVTC)や、直噴ガソリンターボエンジンとしては世界初となるロープレッシャークールドEGRの採用など、熱効率の向上と低燃費性能、圧倒的な動力性能を実現する1.6L直列4気筒直噴ターボエンジン、さらにニスモによりチューニングを受けたスポーツバージョンの3タイプのパワーユニットが用意されています。
トランスミッションは、レスポンスに優れ、かつ爽快なドライブフィールを提供するエクストロニックCVTが組み合わされ、ターボモデルには7速マニュアルモード付CVTの組み合わせとなっています。
1.5Lモデルは2WD/FF駆動、1.6Lモデルは2WD/FFに加え、回頭性・走行安定性を高めるトルクベクトル付フルタイム4WD機構「ALL MODE 4×4-i」が選択可能です。
歩行者や自転車、動物など移動物に対応した、狭いスペースでも安全にパーキング操作を行えるようアシストする「アラウンドビューモニター」をはじめ、ドライバーのストレスを軽減する「LDW(車線逸脱警報)」、先行車や歩行者を検知し、衝突の危険が高まると自動ブレーキを作動させ、衝突の回避、被害や傷害を軽減する「エマージェンシーブレーキ」や乗員の保護性能を高めるSRSサイドエアバッグシステム(運転席・助手席)+SRSカーテンエアバッグシステム+後席アシストグリップなどの搭載がされています。
日産独自の「クルマが人を守る」セーフティシールド思想に基づく、少しでも危険を近づけない積極的な安全設計が盛り込まれています。
日産 ジューク(JUKE)15RS(2010年6月モデル)
ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4135×1765×1565mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1835×1470×1215mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)205/60R16 92H(後)205/60R16 92H
エンジンタイプ:HR15DE型 直列4気筒DOHC
排気量:1498cc
最高出力:114ps(84kW)/6000rpm
最大トルク:15.3kg・m(150N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:17.2km/リットル
車両重量:1170kg
価格:1,690,500円
自動車税:年間34,500円 ※
※自動車税は2017年12月時点で参照したものとなります。
参考:
■初代 日産 ジューク15系の主なグレード・オプション・カラーバリエーション
・主なグレード
「15RS」「15RS タイプV」「15RX」「15RX タイプV」「15RX パーソナライゼーション」「15RX アーバンセレクション」「15RX アーバンセレクション パーソナライゼーション」「16GT」「16GT タイプV」「16GT パーソナライゼーション」「16GT FOUR」「16GT FOUR タイプV」「16GT FOUR パーソナライゼーション」「ニスモ」「ニスモRS」。
(特別モデルを除く)
・主なオプション
プロジェクターキセノンヘッドランプ(ロービーム、マニュアルレベライザー付)、フォグランプ、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー、アラウンドビューモニター(MOD:移動物検知機能付)、ディスプレイ付自動防眩式ルームミラー、プッシュエンジンスターター、インテリジェントキー(リモートコントロールエントリーシステム機能付、運転席/助手席/バックドア感知、作動確認機能)、日産オリジナルナビゲーション、フロントアンダープロテクター、リヤアンダープロテクター+エキゾーストフィニッシャー、ルーフスポイラー、17インチタイヤ&アルミホイール、本革シート(パーソナライゼーション用)など。
・カラーバリエーション
サファイアブラック(P)、スーパーブラック、メテオライトブラウン(M)、ナイトベールパープル(PM)、ダークメタルグレー(M)、ダイヤモンドシルバー(M)、ブリリアントシルバー(M)、ラディアントレッド(PM)、パッションレッド、パシフィックブルー(PM)、アズライトブルー(P)、サンライトイエロー(P)、ホワイトパール(3P)、ブリリアントホワイトパール(PM)など。
(発売時期・グレードにより異なります)
日産ジュークは、躍動感のある大胆なエクステリアデザインを持つコンパクトクロスオーバーSUVモデルとして、2010年6月に誕生以来、北米や欧州など海外でも人気の高いグローバル戦略車です。
軽量ボディを軽やかで快活に走らせる優れた走行性能、オーナーを満足させ、ドライビングプレジャーを高める機能的なインテリアデザインを持つ、都会派のスポーティギアとして幅広い層の方々から高く評価されています。
ユニークでダイナミックな内外装デザインに加え、高い動力性能、先進の安全装備を備えるクロスオーバーSUVとして、今後の進化が期待されるモデルです。