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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.27
フォレスター/XV/インプレッサG4&スポーツ 改良3連発
大がかりなマイナーチェンジ

コの字型LEDヘッドランプを採用。フォグランプ搭載車はL字型加飾メッキアクセントを追加。バンパーはワイド感を強調するデザインに
【本記事は2015年11月にベストカーに掲載された記事となります。】フォレスターの年次改良のポイントはビッグマイナーチェンジといえる大がかりなもの。エクステリアではコの字型のヘッドランプやリアコンビランプ、アルミホイールなどの変更。インテリアも内装の質感向上とアイサイトやSI-DRIVEの作動状況などを表示するカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイ、さらには左右独立後席リアシートヒーター、運転席パワーシートメモリーなど装備も充実。アイサイトはVer.3が装着され、後側方を検知するスバルリヤビークルディテクションを含むアドバンスドセイフティパッケージがメーカーオプション設定された。
燃費・静粛性も大幅改良

シルバーフレームとピアノブラック調の加飾パネルを採用し質感を向上。カラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを採用
走りや燃費、静粛性においても大幅進化。まずフロントのクロスメンバー剛性アップ、リアのショックアブソーバのレバー比の変更およびトレーリングリンクブッシュの最適化により、操舵に対する応答性、直進安定性を向上させて、ハンドリング性能を高めた。ショックアブソーバの減衰力やコイルスプリングのバネ定数も最適化され、しなやかな乗り心地とハンドリングのキビキビ感の両方を高めている。前後のショックアブソーバもロッドガイドブッシュと作動オイルを変更することで、振動を抑えるとともに初期ロール特性を最適化し、振動の少ない快適な乗り心地と優れた操縦安定性を実現。またステアリングギヤ比を15.5:1から14.0:1のクイックギアに変更。
スポーティな進化

2.0i-Lアイサイト268万9200円
ターボモデルにはコーナリングのライントレース性を高めるアクティブトルクベクタリングを採用するとともにリニアトロニックを変更。オートステップ変速制御を採用することによりダイレクトでスポーティな加速フィールを実現。さらにSI-DRIVEのS♯モードでは8速ステップ変速をクロスレシオ化し、パワーバンドが広くなり、スポーティなフィールに変更。NAエンジンは燃焼改善やフリクション低減などにより、CVT車は15.2km/Lから16.0km/Lに燃費が向上。静粛性についてもドアガラスの板厚アップやシール部品の強化、CVTの改良などにより、走行時の静粛性を向上させている。価格は先代に比べ6万5000~10万8000円のアップ。