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更新日:2018.11.29 / 掲載日:2017.11.27
ゴルフヴァリアントをベースにしたクロスオーバーワゴン、ゴルフオールトラック初上陸!
1.8Lターボ&4WDを搭載!

ホイールアーチのブラックモールなどが外観の特徴
【本記事は2015年8月にベストカーに掲載された記事となります。】1.8Lターボ&4WDを搭載!VWのクロスオーバーモデルではこれまで、パサートモデルのパサートオールトラック、クロスポロが日本に上陸していたが、ついに大本命といえるゴルフシリーズのゴルフヴァリアントをベースにしたクロスオーバーワゴン、ゴルフオールトラックが7月21日に発売された。ゴルフオールトラックは、アンダーガード付き前後バンパーやホイールアーチ&サイドシルのブラックモールなどを装備して、力強いクロスオーバーデザインを実現しているのが外観上の特徴。そして、205/55R17という大径タイヤの装着などにより、最低地上高はゴルフヴァリアントよりも20mmアップし、165mmを確保している。

専用のファブリックシートを装備
ゴルフヴァリアントよりアクティブなイメージがアップしたわけだが、じつはそれ以上に注目なのが中身のほうだ。そのひとつがゴルフシリーズ初のパワーユニットである1.8Lターボの搭載。180ps/28.6kgmを発揮するこのエンジンにより、大きなトルクが有利となるラフロード走行でも力強い走りを実現する。組み合わされるトランスミッションは6速DSGとなる。二つ目のポイントが最新4WDの搭載だ。路面や走行状況に応じて前後にトルクを配分し、状況によっては100%後輪への駆動力配分も可能。シーンに合わせて選べる走行モードには「オフロード」モードを採用しているのも特徴で、より安全にラフロード走行をアシストする機能を備えている。また、内装では専用のファブリックシートを採用。ベースモデル譲りの広い居住性や積載性も魅力となっている。
●ライバルと比べてどうか?

ライバルはレヴォーグ!:国産車ではほぼ同クラスで4WDが設定されたステーションワゴンということでレヴォーグが競合
●ライバルと比べてどうか?国産車でゴルフオールトラックと競合しそうなのは、クロスオーバーではないが4WDワゴンのレヴォーグ。1.6Lターボのレヴォーグに対して、1.8Lターボのゴルフオールトラックはパワー、トルクともに上回る。燃費はゴルフオールトラックが申請中のため比較できないが、ゴルフオールトラックの605Lという広い荷室容量(後席使用時)は魅力的。