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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.27
スバルWRX S4&WRX STI 登場8カ月後の一部改良
WRX S4&STI年次改良

STIはほぼ変わらず!
【本記事は2015年8月にベストカーに掲載された記事となります。】6月30日、レヴォーグに続いて、WRX S4&STIも年次改良が行われた。今回の年次改良のポイントは大きくわけて3つ。(1)S4、STIともに先進安全システム「アドバンスドセイフティパッケージ」のメーカーオプション設定(2)S4の乗り心地と静粛性の向上(3)S4 2.0GT-Sアイサイトに245/40R18タイヤ(5万4000円)、サンルーフ(8万6400円)をメーカーオプション設定した。
先進安全機能

ハイビームアシスト:新採用の単眼カメラにより、先行車や対向車を検知して、ハイビームとロービームを自動で切り替える。さらに自動防眩ミラーも採用して夜間のドライブ時の安全性を高める
まず、アドバンスドセイフティパッケージの内容だが、走行時の後側方検知や後退時の左右後方検知を行う「スバルリヤビークルディテクション」、左前方の死角を確認可能とする「サイドビューモニター」、ヘッドライトのハイビーム/ロービームの自動切替機能「ハイビームアシスト」、アイサイトの作動状況や警報に応じてランプをフロントウインドウの運転席前に表示する「アイサイトアシストモニター」(S4のみ)という4つの先進安全機能を盛り込んだもの。価格はS4、STIともにそれぞれセットオプションで価格は変わってくるが単体では実質7万5600円となる。
乗り心地が向上

従来のライトニングレッドから新色のピュアレッドに変更
やはり今回の年次改良での注目は、S4の乗り心地と静粛性が向上したこと。乗り心地が向上したのは2.0GTアイサイト。KYB製ダンパーのダンパーオイルのほかオイルシールやガイドブッシュを最適化。フリクションの変動を抑えることで、微少なストロークでもダンパーがよく動くようにし、上下後方の細かな揺れを低減。結果、大幅に乗り心地が向上したという。

アイサイトアシストモニター:アイサイトの作動状況や各種警報をLEDによってフロントガラスの運転席前に投影。視線移動が少なく、直感的かつ安全に状況確認が行える(WRX S 4 のみ)
さらに2.0GTアイサイト、2.0GT-Sともにフロントガラスに遮音中間膜やボディ、サイドレールに発泡材を追加することで高速走行時の風切り音やロードノイズを低減。これはレヴォーグ同様、欧州市場向けにアウトバーンでテストした結果を受けて、改善したもので、それを日本向けにフィードバックしたという。価格はSTI、S4ともに据え置きだ。