中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.27
4代目に進化したキャデラックのエスカレードはまるで豪華なクルーザーのよう!
最高級のプラチナム

どんなSUVでも一歩引くフルサイズの迫力。285/45R22という大径タイヤが、風格とともにエレガントな雰囲気を醸し出す
【本記事は2015年6月にベストカーに掲載された記事となります。】フルサイズSUVというと、ハリウッドのセレブたちが後席に乗っているようなイメージがある。では平民である編集部員が実際に乗るとどんな驚きがあるか? 最高級のプラチナムに乗ってレポートしたい。まず車内に乗り込もうとドアを開くと「パワーリトラクタブルアシストステップ」が、ボディ下部からウイーンと出てきてびっくり。
インテリア

12.3インチのデジタルディスプレイ、8インチのタッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイ、16個のスピーカーと11チャンネルを持つBOSEの最新オーディオシステムなどコックピットまわりは驚きに溢れる
車内はサードシート含め本革で、セカンドシートは完全セパレート。左右それぞれとセンターあわせて3つのモニターがレイアウトされ、航空機のよう。運転席に乗り込めば18ウェイというパワーシートで、"てもみん"いらずのマッサージ機能付き。センターコンソールにはクーラー機能がつき、いつでも冷たいものが飲める。プッシュボタンでエンジンをかければ、12.3インチの液晶メーターからさまざまな情報が送られてくる。8インチのセンターディスプレイからオーディオを選択すると、BOSEが開発した、16個のスピーカーを持つプレミアムサラウンドサウンドシステムから音のシャワーが降り注ぐ。
最大トルク63.5kgm

426psという強力なパワーを発生するV8、6.2LエンジンはOHVと侮るなかれ。直噴、バルタイ、気筒休止を採用した新型で、トレーラー牽引も考慮されたというが、低速トルクは強力なものだった
コラムシフトをDに入れ発進すると、最大トルク63.5kgmが生み出す加速は想像以上にスムーズで、サウンドもいい。直噴かつ気筒休止がついており、アクセルを踏み込めばその加速は強烈! 何しろボディは全長5195×全幅2065×全高1910mm、2650kgの車重を持つボディは古い言い方をすれば“小山”のよう。フェラーリやランボルギーニよりもある意味周囲を圧倒する。日本にはランドクルーザー200があるが、このクルマの前では前頭クラス。「でかさの正義」もあるにはあるなと感じた2時間の試乗時間だった。