中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.27
”ビル足”でもっとスポーティ!!コペンの走りがさらに進化
“待ってました!!”の1台
イエローのケースが鮮やかなビルシュタインダンパー
【本記事は2015年2月にベストカーに掲載された記事となります。】なんか、昨年末にさりげなーく登場していた「コペンローブS」。でも、内容を見たら「なんでもっと積極的なアピールしないのよ!?」という充実度。ビルシュタイン製ショックアブソーバーに合わせて専用チューニングの足回りとなっているばかりか、MOMO製本革巻きステアリング、レカロシートまで標準装備となっている。それでいて価格はベースのコペンローブ+19万9800円。これってメチャメチャお買い得だし、まさに“待ってました!!”の1台なんじゃあなかろうか!?
引き締まった乗り味!!
MOMOの本革巻きステアリングを採用する「ローブS」。CVT車にはパドルシフトが装備されている
さっそく借り出して試乗をすると、おおっ、ビシリと引き締まった乗り味!! ノーマルコペンもカッチリした足回りの印象だったが、“ビル足”のローブSはさらにギュッと引き締められている。ちょっと硬いかな!? と思う場面もあるのだが、路面のギャップなどの入力はスッといなしてくれるので乗り心地が悪いという印象はなく、ロールスピードが抑えられていることでコーナリング時の姿勢変化が少なく、またS字の切り返しのような動きにも足が素直に動いてくれるのでより精度の高いハンドリングが味わえる。
シートは専用のスエード調表皮のレカロがおごられる。ショルダー部やサイド部のサポートがグッと頼もしい
標準装備されるレカロシートはけっしてタイトではないものの、肩口部のサポートやサイドサポートがしっかりとしており、スポーティドライブでもキッチリと身体を支えてくれる。リクライニングは通常のレバー式のラチェットタイプとなっているので扱いやすさはノーマルシートと同様だ。CVT車にはパドルシフトが初めて採用されたのもポイント。2ペダルでスポーティに走るにはやっぱりパドルシフトが楽しいし小気味よく気持ちいい。これだけ内容充実で価格はノーマルローブに対し19万9800円プラス。CVT車が199万8000円、5MT車が201万9600円は充分納得だ!!