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更新日:2019.01.06 / 掲載日:2017.11.27
劇進化トヨタ アクア
個性あるアクアの拡販

外板色14色、内装色7色を組み合わせ174通りのカラーが選べる:劇進化アクア
【本記事は2015年1月にベストカーに掲載された記事となります。】11年12月の発売以来、販売台数は70万台を突破し、’13年には年間販売台数1位を達成、燃費では世界ナンバー1の37.0km/Lと、名実ともにベストセラーカーとなったアクア。しかし、トヨタはさらなる拡販を目指すべく、3年目にして初のビッグマイナーチェンジを行った。今回のマイナーチェンジの内容をわかりやすくいえば、万人向けのアクアから、個性のある自分だけのアクアを選べるようになったこと。その最たるものが、外板色14色に内装色7色を組み合わせ、実に174通りのカラーバリエーションを選べるようにしたこと。さらに流行に合わせてクロスオーバースタイルのX-URBANを新設定。
マイナーチェンジの詳細

丸型から縦型基調のデザインに変更したリアコンビランプ!
マイナーチェンジの内容を詳しく見ていこう。まず、オリジナルのアクアから。エクステリアでは、ヘッドランプの下部が波形になり、内部の形状も丸型から四角い形状に変更。フロントグリル&バンパーは、フォグランプ回りの造形を大きくしてイメージを一新。リアコンビネーションランプは、テール&ストップランプを丸型から縦基調のデザインに変更している。オリジナルのボディカラーはオレンジパールクリスタルシャインとフレッシュグリーンマイカメタリックという2色の新色を加えた全12色。さらにドアミラー、アウトサイドドアハンドル、バックドアガーニッシュにメッキ加飾を施したシャイニーデコレーションをメーカーオプション設定し、シャイニーデコレーション専用色2色を加えた14色も選べるようになった。
都会派クロスオーバースタイルのX-URBAN

クロスオーバースタイルのX-URBANを新設定:X-URBAN専用のフロントバンパー、フロントグリル、大型フォグランプベゼル、サイドマッドガード、ルーフモール、リアバンパースポイラーなどを装備。
さて、新設定されたX-URBANだが、専用のフロントグリルやフロントスポイラー、サイドマッドガード、リアバンパースポイラー、ルーフモール、16インチアルミホイール、約20mmアップさせたサスペンションなど、SUV風のスタイルに仕上げられているのが特徴だ。驚くのは、11色のボディカラーに加え、前述したパーツのカラーを塗り分け2トーンカラーにしていること。パーツ部分は標準がブロンズだが、さらに「FLEX TONE」と呼ばれるスパイシーカラー、クールブルーという2色のメーカーオプションを設定(いずれも5万4000円)。ボディカラーとパーツカラーを組み合わせると、実に33通りから選ぶことができる。
X-URBANのインテリア

2つのアクセントカラーを設定:X-URBAN専用のインテリアカラーはブラックを基調として、アクセントカラー&ステッチがシルバーとオレンジ(オレンジの外板色)の2色を設定
いっぽう、インテリアの改良の中身も凄い。ソフトパッドやメッキモールの追加(G、X-URBAN)をはじめ、3つの機能(冷房・除湿/送風停止/オート設定)を集約させ、高輝度シルバーのダイヤル(全車)やピアノブラック加飾(Lを除く)を加えたヒーターコントロールパネル、メッキリング付きの新デザインのエアコン吹き出し口、シボを葉脈から革シボに変更した本革巻きステアリングなど質感を向上させている。装備面では全車に緊急ブレーキシグナルやVSC&TRCオフスイッチ、ヒーター付きドアミラー、後席ルームランプ、ETCビルトインスペースを追加し、G/Gブラックソフトレザーセレクションにはクルーズコントロールを標準とするなど装備も充実。最後に価格。Lが1万2810円高の176万1382円。Sが2万5340円高の188万7055円、Gが3万390円高の195万3818円、Gブラックソフトレザーセレクションが3万577円高の203万6291円、そしてX-URBANが204万6109円。内容を考えればかなりお買い得だ。
より走りに磨きがかかったアクアG’s

アクアG’sも大幅にマイナーチェンジ!:アクアG’s 237万7963円
スポーツコンバージョン車、アクアG’sも同時にマイナーチェンジを受けている。エクステリアでは、LEDヘッドランプが標準装備となり、フロントフォグランプもハロゲンからLEDフォグランプに、リアコンビネーションランプも標準車と同様、丸型から縦型に変更され、ブラックエクステンション加飾により、スポーティな雰囲気を演出している。パワートレーンに変更はないが、ベース車のボディ剛性アップに伴い、足回りの再チューニングを実施。アクアG’sの足回りは、約25mmローダウンのG’s専用チューニングサスペンションに195/45R17タイヤ、さらにはフロントサスペンションメンバー後端ブレース、フロントセンターブレースなどのアンダーボディ剛性アップパーツが装着されているが、こうしたサスペンションチューニングによって得られた操縦安定性を維持しながら、よりしなやかな乗り心地を実現しているという。こうした装備の充実、足回りの改良が施されたわけだが、価格はマイナーチェンジ前に比べ、9万4534円アップの237万7963円。より走りに磨きがかかったアクアG’s、かなり期待できそうだ。