西の満載王、ダイハツ ハイゼットトラック

【本記事は2014年10月にベストカーに掲載された記事となります。】昨年フルモデルチェンジしたキャリイに続き、ダイハツのハイゼットも15年ぶりにフルモデルチェンジを果たした。今回はボディ構造を一新、キャビンの居住性を高めるとともにボディ剛性を高めることで衝突安全性と、静粛性、さらに操縦性もアップさせている。またフロントサスペンションの取り付け構造を見直すことで、ブレーキング時のノーズダイブも抑制している。

搭載されるエンジンはイーステクノロジーを継承したもので、燃焼改善、メカニカルロスの低減、電子スロットの採用などにより最もスタンダードな2WD、5速MT仕様で、19.6km／LのJC08モード燃費を達成している。

もちろん使い勝手に関しても実に細かいところまでこだわっていて、低フロア化による乗り降りのしやすさや、ドリンクホルダーに関してもペットボトルのみにとどまらず四角い紙パック（1L）も収納できるし、カードペンホルダー、センタートレイなどなど便利だな～と思わせる装備が満載されている。このへんの気配りは、下手な高級車顔負けだ。これなら仕事もバリバリはかどりそうだ。それに注目は、メーカーオプションでUV＆IRカットガラス、バニティミラー、PM2.5も除去するスーパーエアコンフィルターを装備する女性向けのビューティーパック（3万2400円）も用意されていること。まさに働く女性の強い味方になってくれる装備といえる。また女性ユーザーを意識してか、ボディカラーが8色も用意されている。これまでの軽トラのイメージをガラリと変えたハイゼット。今後の動きに注目！

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