凛々しさを追求し正常進化した三菱アウトランダーPHEV & RVR

【本記事は2014年6月にベストカーに掲載された記事となります。】上写真の2匹の柴犬。一見同じに見えるがよく見ると、右のほうがどこか目元が凛々しい（気のせいではありません）。こんな感じで、初夏の訪れとともに三菱の2大看板SUVが一部改良。顔が凛々しく変わった。確かに小さな変化ではあるが、大きなトピックなのだ。

まずはアウトランダーPHEV。EV技術にランエボなどで鍛えた4WD性能を搭載した、世界初のSUVのプラグインハイブリッド。このクルマの顔（フロント）の変化でまず目がいくのが、バンパー下部にスキッドプレート（シルバー）を採用したこと。また、その両サイドのフォグランプのまわりをブラック＆シルバーに変え、引き締め感アップ。

さらに、ルーフレール（シルバー）がオプション設定されたことと、ユーザーが望んでいた充電リッドのロック機能追加も実現した。要望といえば、運転席＆助手席のシートヒーターが標準装備。全グレードでオプション価格が7万円だった急速充電機能を標準装備にしたので、実質値下げになっているすばらしさ。こいつは太っ腹だ！

現行モデルとなって5年目を迎えるRVRも顔つきが凛々しくなった。フロントのフォグランプのまわりにLEDデイライトを組み込み、凛々しさ3倍増し。

RVRここが変わった！：アルミホイールと、ドアミラー 一体型のアンダーミラー

走行性能での変更点はギア比幅を拡大したCVTの採用で加速性能がアップし、燃費も約5％向上（やったぁ）。例えば2WDは従来の15.8km／L→16.6km／L、4WDは従来の15.0km／L→16.0km／L（いずれもJC08モード燃費）と、5％以上燃費アップ。見た目以外の進化がある部分がうれしい。

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