中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
“ボルボ史上最大のMC(マイナーチェンジ)”V60 / S60に先進の安全技術も新搭載だ
ボルボ史上最大のマイナーチェンジ

リアバンパーのボディ同色部分の面積を拡大し、雰囲気が変わった
【本記事は2013年10月にベストカーに掲載された記事となります。】例年、秋口に発売されるボルボのイヤーモデルだが、2014年モデルの合言葉は“ボルボ史上最大のマイナーチェンジ”。今回試乗したV60、S60にもそれぞれ4000カ所以上にも及ぶ細部の改良があるというから驚く。例えば、V60、S60のエクステリアの変更ポイントは、Aピラーから前がすべて刷新され、Vシェイプが強調されたボンネットの形状は人気のV40に準じたものに。さらにフロントのLEDライトやグリル下のラインが水平で、ワイド&ローな雰囲気が強められている。
ようやくパドルシフト採用

V60 T4の車内。’14年モデルにパドルシフトが採用されたのも話題
内装に目をやるとさらにV40色が濃くなる。V40に採用されたTFT液晶メーターパネルが採用され、インパネの雰囲気はV40のそれだが、60シリーズなりの質感の高さで作り込んである。そして、ボルボ広報部が「ようやく」と言っていたパドルシフトが、2014年モデルに採用されたことも注目点だ。
俊敏でしなやかな走行

いずれもターボ搭載の1.6Lと3Lエンジンがあるが、低重心設計により1.6Lでも充分クラスを超えた俊敏でしなやかな走行を楽しめる。ロングツーリングに最適と思わせるところは、いい意味でボルボの術中にハマったといった感じか。安全技術も進化し「サイクリスト探知機能」が標準採用。ミリ波レーダーなどで前方走行中の自転車を捉え、追突を回避、または軽減する機能。大きなトピックといえる。