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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
スイフトに新開発デュアルジェットエンジンとエネチャージが搭載
新開発デュアルジェットエンジンとエネチャージが搭載

【本記事は2013年9月にベストカーに掲載された記事となります。】「スイフトにもエネチャージが付いたと聞いたんだなァ」はい、馬場下さん。スイフトの一部グレードに新開発デュアルジェットエンジンとエネチャージが搭載されてJC08モード燃費が26.4km/Lになったんですよ。「デュアルジェットっていったいなんなのかな!? 飛行機みたいなものなのかな!?」直列4気筒1.2Lエンジンの効率を高めるために圧縮比を11から12に上げたんです。高い圧縮比でもエンジンがキチンと回るように2つのインジェクターで燃料を細かく霧状に噴射して爆発させるんです。これがデュアルジェットです。「スイフトに乗ったら、もの凄く乗り心地がよくてビックリしたんだな!! 音も静かで気持ちいいんだな」
凄く足がしなやかで乗り心地がよくてしっかり走る

新デザインの16インチアルミホイールを装着。走りにバッチリ映える。
馬場下さん、そこですよ、そこ!! スイフトってもの凄く足がしなやかで乗り心地がよくてしっかり走る。さすが本質を見抜いていますね!!「エンジンもスムーズに回っていて加速も滑らかなんだな」エネチャージを採用したので、加速中はオルタネーターを駆動することがなく、余計な抵抗がなくなるのでよりスムーズなんですね。減速する時に発電機を回してバッテリーに電気を貯めるんですよ。「ブレーキを踏むとワゴンRと同じようにエンジンがスコンと止まるんだなぁ」ええ、13km/h以下でアイドリングストップする新機構が搭載されました。「ところで、どうしてRSにはデュアルジェットが積まれていないんだろうな!? とってもいいエンジンなのに」いい質問ですよ、馬場下さん!! ベストカー読者にも人気のスイフトRSですが、4WD車にはデュアルジェットエンジンが採用されるものの、エネチャージの搭載は見送られています。で、RSのFFモデルはデュアルジェットもエネチャージもなし。JC08モード燃費だって20.6km/Lのままなんです。「なんでなのかな!? スズキの人、教えてほしいんだな」
姿勢制御システム(ESP)が全グレード標準装備

インテリアでトピックは光沢感のあるファブリックシート表皮を採用したこと
開発責任者の堀算伸さんに聞いたら「まずはベースグレードをしっかりと作り込んで、そのうえでRSもキチンと作っていきたい。みなさんからRSにも早くDJEを搭載してほしいとご指摘をいただいています」とのことでした。いま、一生懸命開発をしているんですよ。ちょっと待ってあげましょうよ!!「いろいろ大変なんだな。ご苦労様なんだな」ところでスイフトは今回のMCで姿勢制御システム(ESP)が全グレード標準装備となっています。こんなあたりにもスズキの本気が感じられます。「ボクが乗っても安心なんだな。これからのクルマはやはり、燃費と走り、そして安全性がキモになるんだなぁ」