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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
あの「RA」が待望の復活を遂げた!! スバル インプレッサWRX STI tS タイプ RA
スバルWRX STI tS タイプRA

F/RともにSTI製チューニングコイルスプリングを装着
【本記事は2013年8月にベストカーに掲載された記事となります。】STI製コンプリートカーとして発売されてきたtSシリーズに、かつての「RA」の名を冠した走りのモデルが復活!!今年の大阪オートメッセに出展された、タンジェリン・オレンジパールのボディカラーがひと際まぶしい光を放っていたインプレッサWRX STIを覚えている方も多いことだろう。その市販車がついに7月2日、販売開始となった。その名も「スバルWRX STI tS タイプRA」。WRX STIスペックCをベース車に、足回りを中心にSTIがチューニングを施したコンプリートカーだ。
STI独自の専用装備

赤ステッチの入った本革巻きステアリングにSTIロゴ入り本革巻きシフトノブ、バケットタイプシートを装着する
もちろん、それだけでなくエクステリアやインテリアにもSTI独自の専用装備が追加され、STIが提唱する『強靭でしなやかな走り』をさらに進化させるためにシャープで研ぎすまされた性能を追求した1台となっている。
NBRチャレンジパッケージ」も設定

NBRチャレンジパッケージはSTI製ドライカーボンリアスポ(角度2段調整式)、BBS製18インチアルミ、サイドに専用NBRデカールがつけられている
そもそもタイプRAのRAとは、初代と2代目インプレッサWRX STIに設定されたモータースポーツ競技参戦が前提のグレード名。軽量化を徹底的に追求し、ひたすら運動性能の向上を目指したスパルタンなコンペティションモデルだった。今回のモデルは2代目インプレッサWRX STI最後のRA-R以来の登場となる。STIレースチーム総監督、辰己英治氏が大阪オートメッセで「世界と戦う場として国際レースに参戦し、ブランド力を向上していく。市販車にもレースカーと同じ思想を注ぎ込む」と話していたとおり、200台限定でニュル24時間レースを想起させるドライカーボンリアスポイラーやBBS製18インチアルミ、レカロ製バケットシートなどを採用した「NBRチャレンジパッケージ」も設定された。こちらはすでに受注台数の200台に達している。価格は標準仕様が441万円、NBRチャレンジパッケージが483万円(レカロ仕様は508万2000円)。スバリストならずとも気になるスポーツモデルに仕上げられている。