中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
広すぎ空間+カスタム=スペーシアカスタム
子育てファミリー層&カスタム志向

こちらはスペーシア
【本記事は2013年7月にベストカーに掲載された記事となります。】上の赤ちゃんイラストについ目がいってしまうだろうが、「子育てファミリー層&カスタム志向のユーザー」が放っておけなそうな軽自動車が6月に登場する。その名前はスズキスペーシアカスタム。今年3月に登場したスズキ自慢の軽ハイトワゴン、スペーシアの存在感あふれるカスタム版だ。子育てしながらもカスタマイズを楽しめるクルマに接したい、そう思うアナタならズバリ、買いの一台といえそうだ。
超売れ筋の激戦区、ハイトワゴン

もちろん室内はトップクラスの広さ シートもブラック基調でひとクラス上の上質感を漂わせている。たっぷり広い空間はスペーシアゆずりだ
さて、ベースとなるスペーシアは軽自動車界の超売れ筋の激戦区、ハイトワゴンカテゴリーへ打って出たわけだが、ライバルに劣らない室内空間に加え、クラストップの好燃費29.0km/L(NA)などでヒットを続けている。
女性的なスペーシアから男性的なスペーシアカスタムへ

スモークタイプのクリアレンズなどリアも精悍
その派生車種となるスペーシアカスタムは、一新されたフロントまわりからサイド面、リアバンパーにかけてのカスタマイズが大きなポイントになっており、最大のウリの部分となりそうだ。女性的なスペーシアから男性的なスペーシアカスタムへと変身した、そのスタイルからは力強さと上質感が伝わってくる。
ヘッドランプとグリルの光の演出は、心憎い

LEDがライン状に光っている! カッコいいじゃないか
■ヘッドランプとグリルの光の演出は、心憎いです!具体的に変わった部分を見ていくと、目につくのはやはりフロント部で、鋭い眼光をイメージさせるヘッドランプ形状。リング状に配置したLEDポジションランプと、LEDがライン状に光るフロントグリルの演出が斬新で、心憎い。スペーシアの横長グリルに対し、台形グリルになったのも精悍さが増し、男性的と印象づける要素といえそうだ。さらにバンパーはフロント、リアともに立体感が増し、力強さが注入されている。その力強さに上質感が加わった雰囲気に仕立てられているのが内装。アイボリー系を使うスペーシアから内装色を一変した思いきりのよさ。ブラックとメタル調の色合いで構成されているようで、特にインパネにはスポーティさが漂う。ここらへんはカスタム好きのツボを押さえている感じがする。さらに、カスタム好きの心をくすぐりそうなのはインパクト大のホイールデザインだ。存在感と演出が随所に盛り込まれたモデルといえそうだが、こうなると気になるのが走りや燃費。最近のスズキ車に盛り込まれる、エネチャージなどの“スズキグリーン・テクノロジー”をもってすれば、優れた燃費と力強い走りの両立を、きっと実現してくれそうな予感。カスタム好きでなくても、ほ~ら、スペーシアカスタムがだんだん気になってきたでしょ!