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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.30
アルファードG’sはミニバンとは思えない走りの楽しさ!
ミニバンの走りを超えた? G’sアルファード

スポット溶接やボディ補強パーツを24カ所に追加。リア回りは大径4本出しマフラー、大型アンダーカバーを装備
【本記事は2012年12月にベストカーに掲載された記事となります。】ミニバンの走りを超えた? G’sアルファード11月12日に発売開始するG’sのアルファード/ヴェルファイアは「ハイエンド・オブ・アスリートミニバン」をコンセプトに開発された。ミニバンは背が高く、重心も高いからコーナリング時にロールが大きく狙ったとおりに動いてくれないクルマが多い。G’sはこの弱点を解消し、ワインディングロードでハンドリングを楽しみたくなるクルマに仕立てている。
サスペンションを30mmローダウン

フロント、リアともに30mmのローダウン。バネレートはフロントが3.5L=42%、2.4=43%、リアが3.5L=31%、2.4=25%アップ
チューニングメニューはマークXに準じたものだ。サスペンションを30mmローダウンし、ボディには補強ブレースを取り付け、スポット溶接の打点増しも行なった。足元は245/40R19のプロクセスTIスポーツと19インチアルミでキメている。走りだしてすぐに、2トンに迫る重量ボディと高い重心を忘れさせてくれる軽快なフットワークに魅せられた。コーナリング時の姿勢変化をほどよく抑え、自然な感覚で気持ちよく連続するコーナーを駆け抜けていくのだから、ただ者じゃない。
乗り心地に粗さがない

1ポッド&16インチローターのノーマルに対し2ポッドキャリパー&17インチローター&高μパッドを装備
基準車より直進安定性はよくなっている。また、コーナーでも安定感がすこぶる高い。ボディ全体で接地しているグリップ感が強く、ステアリングインフォメーションも的確に感じ取れる。路面状況が手に取るようにわかり、修正のための舵も最小ですんだ。特に鼻先が軽く、気持ちいい走りを見せたのは2.4Lの4気筒エンジン搭載車である。また引き締まっているが、乗り心地に粗さがないのも美点と言えるだろう。価格は350S G’sが442万円、240S G’sが404万円。両モデルともにノーマルの65万円高とリーズナブルといえるだろう。