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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.30

BC注目車試乗 しなやかさが身上のトムスW303プリウスα

滑らかさ、柔らかさが加味されたエアロパーツ

オリジナルエアロ装着によりスポーティに変身 シャープ感を強調したトムスプリウスと違うテイストのエクステリアは幅広い年齢層にマッチ。ウィンカーをクリア化するなど、細部にもこだわっている

オリジナルエアロ装着によりスポーティに変身 シャープ感を強調したトムスプリウスと違うテイストのエクステリアは幅広い年齢層にマッチ。ウィンカーをクリア化するなど、細部にもこだわっている

【本記事は2012年5月にベストカーに掲載された記事となります。】プリウスαのデビューは昨年5月だから約1年が経過しているが、リチウムイオンバッテリー搭載の3列シート7人乗りモデルの納車待ちは1年とまだまだ人気は衰え知らず。今回はトムスが手がけたトムスW303プリウスαをBC注目車試乗としてピックアップ。ベースは3列シート7人乗りのGツーリングセレクション・スカイライトパッケージ。ジェリーラバーズとコラボしたジェリーストーンをちりばめたスペシャルメイクも目を引く。カラーで見せられないのが残念だが、シルバーのボディにピンク、ライトブルーのカラーリングはこれまでのトムスのイメージにない斬新なもの。プリウスαとプリウスの共通部品はステアリングホイールくらいということで、トムス自慢のエアロもプリウスと大きく差別化されている。トムスプリウスがシャープさを強調しているのに対し、プリウスαでは滑らかさ、柔らかさが加味されている。フロント、サイド、リアの3点のエアロが用意されている。フロントバンパーの両サイドに装着されているウィンカーをオレンジのノーマルタイプからクリアタイプにしてさりげなく精悍さ、ノーマルとの違いをアピールするあたりはなかなか心憎い演出。エアロパーツは、バランスを考えるとセットでの装着がお薦め。

気持ちのいい排気音

2本出しのマフラーが精悍。アルミホイールは、見た目、機能に優れ安いと評判になり爆発ヒット中の『TM-01』。17インチで1万5540円!

2本出しのマフラーが精悍。アルミホイールは、見た目、機能に優れ安いと評判になり爆発ヒット中の『TM-01』。17インチで1万5540円!

トムスプリウス同様にプリウスαもパワートレインには手を入れていないが、ステンレス製90φオーバルWテールのトムスバレルの装着により気持ちのいい排気音を奏でる。プリウス&αの5人乗りはリアシート後方にバッテリーを配置。マフラー交換の際、このバッテリーが遮音にひと役買っているのに対し、7人乗りはバッテリーを運転席と助手席の間に配置していて遮音効果が見込めないので、プリウスとは違う7人乗り専用のサウンドチューニングを施しているという。このあたりの細かい心遣いがユーザーにはうれしい。

Advoxダンパーと各種補強パーツの装着で相乗効果は絶大

補強もバッチリ!:走りの楽しさ、ポテンシャル、質感を高めるのに大きく貢献しているのが各種補強パーツ。 (1)アッパーパフォーマンスロッド・フロント→シャープな回頭性を実現、(2)サスペンションメンバー強化ブレース・フロント→ステアリングレスポンス向上、(3)ロアボディ強化ブレース・フロント→ステアフィール向上、(4)ロアボディ強化ブレース・リアNo.1、(5)ロアボディ強化ブレース・リアNo.2、(4)、(5)でコーナリング時のスタビリティ向上。トータルで補強するのがベスト

補強もバッチリ!:走りの楽しさ、ポテンシャル、質感を高めるのに大きく貢献しているのが各種補強パーツ。 (1)アッパーパフォーマンスロッド・フロント→シャープな回頭性を実現、(2)サスペンションメンバー強化ブレース・フロント→ステアリングレスポンス向上、(3)ロアボディ強化ブレース・フロント→ステアフィール向上、(4)ロアボディ強化ブレース・リアNo.1、(5)ロアボディ強化ブレース・リアNo.2、(4)、(5)でコーナリング時のスタビリティ向上。トータルで補強するのがベスト

注目の走りは、トムスの定番、レーステクノロジーをストリート用に盛り込んだ『Advox(アドヴォクス)』ダンパーと各種補強パーツを装着。この相乗効果は絶大で、1人乗車から、最大7人&荷物乗車時と変化する状況に対応するセッティングが施されている。

コーナリング時のスタビリティが大幅にアップ、コントロール性も格段によくなった。

ノーマルに比べてローダウン Advoxダンパーは走りの質感を高めるだけでなく、スタイリングの自由度にも大きく貢献。ノーマルに比べてローダウンされたトムスプリウスαはカッコいい。ホイールハウスのクリアランスの小ささに注目!

ノーマルに比べてローダウン Advoxダンパーは走りの質感を高めるだけでなく、スタイリングの自由度にも大きく貢献。ノーマルに比べてローダウンされたトムスプリウスαはカッコいい。ホイールハウスのクリアランスの小ささに注目!

ノーマルのプリウスαは、快適性重視の16インチに対し、スポーティな17インチというキャラ。17インチのツーリングセレクションの場合、段差を乗り越えた時にショックは強めで、荒れた路面ではゴツゴツ感が強くなるが、トムスプリウスは17インチのスポーティさに16インチの快適性を融合させている。乗り心地がノーマルよりもグッとマイルドになり、ギャップを乗り越える時の挙動もしなやか。このように表現すると、ダルになったように感じるかもしれないが、まったく逆で、サスの伸び側と縮み側を緻密にコントロールすることでコーナリング時のスタビリティが大幅にアップし、コーナリング時のコントロール性も格段によくなっているのだ。ハンドリングは、ノーマルはプリウスに比べて重心高が19mm高いαでは必然的にマイルドなセッティングとなっているが、Advox装着により、プリウスに近いキビキビ感を好演出。プリウスαの足をもう少し引き締めたい、という輩には打って付けのアイテムといえる。

内装・機能パーツも充実

内外装パーツが豊富:トムスではプリウスαの魅力アップ、機能性アップのためにさまざまなパーツをラインアップ。写真は(1)トムスバレル、(2)オイルフィラーキャップ、(3)シャークフィンアンテナ、(4)プッシュスタートボタン、(5)ハイブリッドシフトノブ、(6)専用ドリンクホルダー(ダブル)、(7)フロアマット(7人乗り)。電子スロットルコントローラのLTSは現在開発中。どれもノーマルとは違う!

内外装パーツが豊富:トムスではプリウスαの魅力アップ、機能性アップのためにさまざまなパーツをラインアップ。写真は(1)トムスバレル、(2)オイルフィラーキャップ、(3)シャークフィンアンテナ、(4)プッシュスタートボタン、(5)ハイブリッドシフトノブ、(6)専用ドリンクホルダー(ダブル)、(7)フロアマット(7人乗り)。電子スロットルコントローラのLTSは現在開発中。どれもノーマルとは違う!

そのほか内装パーツ、機能パーツなど多くのアイテムをラインアップしているので、好きなものをチョイス可能。しかもディーラーで買える。(編集部)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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