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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01
RVR&ギャランフォルティス追加 新型MIVECエンジンアイドリングストップ
アイドリングストップ装置を、三菱もついに装着

どちらも燃費12%アップ!!
【本記事は2011年11月にベストカーに掲載された記事となります。】1.8Lの全車に一斉採用! 燃費向上率は12%で他メーカーと比べてもトップレベル。お買い得感をさらに増すべく一部改良を受けて登場した!マツダ、日産、トヨタ、スズキ、ダイハツと、続々と装着を発表しているアイドリングストップ装置。ハイブリッドやEVのように大がかりなエコ装置ではないが、手軽に装着できて効果も高い省燃費装備として注目を集めている。そんなアイドリングストップ装置を、三菱もついに装着する。今回一部改良を受けたRVRとギャランフォルティスとギャランフォルティススポーツバックに新型MIVECエンジンとともに搭載した。
新型MIVECエンジン搭載が今回の改良のメイン

ギャランフォルティスだけでなく、ギャランフォルティススポーツバックも改良。AS&Gももちろん装着 エコカー減税50%→75%
まずはさっそく、注目のアイドリングストップ装置をチェックしてみよう。今回の一部改良はこの新型MIVECエンジンと「オートストップ&ゴー(略称はAS&G)」を1.8L仕様の全車(RVRの「E」除く)に搭載したことがメインで、そのほかの変更点はブレーキオーバーライドシステムの採用、グレード体系の整理、新デザインのホイール&ホイールカバー、フロントドア&リアドアトリムのソフトレザー化など。
従来よりさらにお買い得に

これまで多くのメーカーがアイドリングストップ装置を追加してきたが、価格アップは3万~4万円程度で、燃費向上率は6~10%。いっぽうギャランフォルティス&RVRは4万2000円の価格上昇で燃費向上率は国産メーカートップ値(本誌調べ)となる約12%である。これは、三菱の場合アイドリングストップ装置だけでなく新型MIVECエンジンと組み合わせて装着しているので、さらに高い燃費向上率を達成できたということ。また4万2000円の価格アップだが、エコカー減税が50%から75%に拡大しているため実質的な初期費用は大きな差がなく、また燃費向上によるガソリン代の節約もあるから、ギャランフォルティス&RVRは従来よりさらにお買い得となったといえよう。
ヒルスタートアシストも追加設定

一部輸入車などのアイドリングストップ装置は坂道に停車してから発進するさい(エンジンが再始動するまでのあいだ)ズリ下がって驚いたりするケースもあるが、三菱の場合はずり下がりを抑止し、坂道発進をサポートするヒルスタートアシストも追加設定されている。右記のように燃費12%アップは他メーカーのアイドリングストップ装置と比べてトップレベルの実力であり、RVRおよびギャランフォルティス&フォルティススポーツバックの商品力がグッと上がった。もともと評判の高い両車、これを機会にディーラーで確認してみては。