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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01

スズキ新世代エースエンジンを搭載! MRワゴン3代目誕生 メインターゲットはズバリ20代(オシャレな)男女!!

MRワゴンがフルモデルチェンジ

上写真は現行モデル。先代もかなりフロントマスクのイメージを変えてきたMRワゴン→モコ。今回もかなりフロントマスクは変更される。2月のデビューが楽しみ

上写真は現行モデル。先代もかなりフロントマスクのイメージを変えてきたMRワゴン→モコ。今回もかなりフロントマスクは変更される。2月のデビューが楽しみ

【本記事は2011年2月にベストカーに掲載された記事となります。】スズキの主力軽自動車といえばかつてはアルトであり、今はワゴンRだ。それに現在はパレットやラパンが加わり、販売を押し上げている。そうした全年齢をターゲットにしたいわば「王道系」とは別に、’01年に初代が登場したMRワゴンは、主婦層をメインターゲットとした華やかで使い勝手の高いモデルとして、これまで堅調なヒットを飛ばしてきた。日産にOEM提供し(モコ)、そちらもヒットするなど高い商品力を見せていた。そんなMRワゴンがこの1月20日にフルモデルチェンジ。これまでの「主婦向け」から舵をきって、メインターゲットはズバリ20代の男女。さてさてその実力やいかに!?

デザイン&サイズは?

サイズは全長3395×全幅1475×全高1625mm、ホイールベースは2425mm。ボディサイズ自体は全長が5mm延長されているだけだが、ホイールベースは65mm延長され、直進安定性を向上。室内長は2120mmで、こちらは先代比+180mmとなっている

サイズは全長3395×全幅1475×全高1625mm、ホイールベースは2425mm。ボディサイズ自体は全長が5mm延長されているだけだが、ホイールベースは65mm延長され、直進安定性を向上。室内長は2120mmで、こちらは先代比+180mmとなっている

最も目を引くのは特徴的なフロントマスク。一見無骨で鉄人28号みたいな顔だな、と思った本企画担当ではあるが、これが見慣れてくるとキュートでいいのだ。半円モチーフのヘッドライト、それに立体的なアクセントを添えるターンランプ、広い室内空間を期待させるスクエアなロングルーフ、ロングキャビンデザインと、なかなか若者の心を揺さぶるようなフォルムを持っている。本企画担当が最も気に入ったのがボディカラー。撮影車は新色のカシスピンクパールメタリックで、この色なら街中でもアウトドアユースでも映えること間違いなし。このところ特にシルバーだの白だの黒といったボディカラーばかり目立った日本車だけど、軽自動車は頑張ってます。クルマが明るくなると道が明るくなり、道が明るいと街が明るくなるぞ。サイズは軽自動車のオーソドックススタイルで全長3395×全幅1475×全高1625mm。先代に比べるとホイールベースが65mm延長されて2425mmとなり、乗り心地と直進安定性を向上させている。室内長は2120mmで、こちらは先代比+180mm。ゆとりの前後乗車員間距離1000mm(+155mm)を実現している。

新型エンジンとCVT

新開発R06A型エンジン! スズキにとっては16年ぶりとなる新型エンジンの投入となる

新開発R06A型エンジン! スズキにとっては16年ぶりとなる新型エンジンの投入となる

MRワゴンはスズキの新世代エンジン「R06A型」の初搭載車となる。特徴は燃費性能と動力性能の向上、静粛性、軽量化を実施したところ。NAの2WDで(アイドリングストップも付いてないのに)25.5km/Lはなかなか驚異的。NAには軽で初めて、吸気側に加えて排気側にも可変バルタイ機構を備えた「吸排気VVT」を採用(ターボには吸気側のみ)。中低速での燃費とトルクを向上させるためにボア×ストローク比を変更して、ロングストローク化している。これに組み合わされるCVTは、ジヤトコとの共同開発である副変速機構付きCVTをさらに改良したもの。リダクションギアをハイギヤ化して燃費と静粛性を向上し、作動オイルにオイルクーラーを採用して低燃費化に貢献させている。

インパネ&シートは?

すっきりとしたデザインのインパネ。使いやすく収納なども多くて多機能

すっきりとしたデザインのインパネ。使いやすく収納なども多くて多機能

シンプルを基調とした内装でピアノブラック調のタッチパネルオーディオと自発光メーターが上質感を演出。エンジンを始動すると黒いパネルから表示が浮きあがるように見えて新しさをアピール。先代から続くインパネシフトで操作性は◎。「若者向け」ということなら前席ベンチシートは必須だろう。ドアトリムやダッシュボード近辺は収納も多く使い勝手は高い。何よりデザイン家電に囲まれたワンルームマンションにいるような雰囲気で、「はー、若い頃、こういう部屋に住みたかったなあ」と、6畳一間に住んでいた担当は思ってしまうのでありました。車載オーディオはiPodやUSBデバイスを直接接続できるUSBソケットを標準装備。これはかなりポイント高い。リアシートはワンアクションでほぼフラットになる、ダブルフォールディングシートを採用。助手席の背もたれも前に倒れるので長尺物もらくらく収納できる。リアシートは「X」と「T」が左右独立スライドで、160mmと大幅なスライド量を誇る(Gは固定シート)。

そして価格は?

ベースグレードのGが113万1900円、豪華版のXが121万5900円、ターボのTが139万3350円(4WDはそれぞれ11万7600円高)という構成。売れ筋は豪華版のXと予想する。ライバルと比べると若干割高に見えるかもしれないが、全車バックモニター付きタッチパネルオーディオを標準装備していることを考えれば(レスオプションは5万2500円)、充分な商品力!

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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