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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01
ソリオ出直しデビュー!
ソリオがオリジナルプラットフォームにて登場

もはやワゴンRの面影はどこにもないソリオ。どちらかといえばパレットSWに近い雰囲気
【本記事は2011年1月にベストカーに掲載された記事となります。】これまでスズキのなかで、「ソリオ」というブランドはそれほど熱心に販売するブランドではなかった。ソリオのご先祖様がデビューしたのは’97年2月。「ワゴンRワイド」という名前で、初代ワゴンRをベースにして1Lエンジンを搭載、ボディを180mm拡幅して登場した。以来13年、ワゴンRプラス、ワゴンRソリオ、そしてワゴンRが取れてソリオとなったのが’05年12月だ。今回、そのソリオが今度はオリジナルプラットフォームにて新規に登場した(ややこしくてすまん)。
両側スライドドア全車標準

リアゲートは開口幅1065mm、開口高960mmと広大。自転車も20インチと26インチ2台を立てて載せることができる
最大の特徴は両側スライドドア。開口幅580mm、開口高1230mmはもちろんクラストップレベル。携帯リモコンで開閉可能なパワースライドドアを標準装備しており(G、Xは助手席側、Sは両側)、半ドアの位置からなら自動で全閉するスライドドアクローザーは全車標準。室内長2130mm、室内高1345mmで余裕の室内空間を誇り、前席左右乗員間距離は690mmとクラストップ。
吸排気VVTエンジン

エンジンは新型スイフトと同じ、1.2L、直4DOHC(K12B型)を採用。91ps/12.0kgmを発揮する。これに副変速機付きCVTが組み合わされる
エンジンはスイフトと同じ吸排気VVTエンジンを採用。低中速域での燃費を向上し、全域でフラットなトルク特性を実現している。これに組み合わされるのは、こちらもスイフトと共通の副変速機構付きCVT。ジヤトコとの共同開発で、パレットに採用され省燃費と高い使い勝手を両立させたメカニズム。気になる燃費は10.15モードで22.5km/L(G 2WD)。クラストップレベルの実力を持ち、全グレードでエコカー減税75%減税対象となる。

これで最量販グレードのGだと138万2850円というのはお買い得。直接のライバルは2列シートで両側スライドドアを持つフリードスパイクだが、スパイクは全長で500mm近く長く、全幅も75mm広い(そして約20万円高い)。室内スペースはほぼ互角なので、小さくて広々使いたい人はソリオを狙うべし! こりゃ大ヒットモデルに化ける可能性アリだ!