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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.02
アグレッシブな新デザインのプレミアムオープンカー ボルボC70
新世代デザイン採用の新C70

クーペに早がわり
【本記事は2010年4月にベストカーに掲載された記事となります。】アクティブなSUVモデルのボルボXC60の発売以来、ボルボは新世代のデザインを採用している。手始めに2月にコンパクトな3ドアハッチバックモデルのC30をフェイスリフト。さらに、今回はC70もフェイスリフトを行ない、新世代デザインを採用した。
大型化されて主張するボルボのアイデンティティ

リアコンビランプやバンパー形状を変更し、スポーティさをさらに高めたリアデザインになった
新C70の大きくフェンダーまで伸びた切れ長のヘッドライトは、内側にLEDのポジションランプを採用したおしゃれなデザインとなっている。フロントグリルには、大型化されたボルボのシンボル、“アイアンマーク”がボルボのアイデンティティを主張する。さらにバンパーからグリルまで形状もスポーティになった。リアコンビランプのLEDを使ったデザインもアクセントとなっている。
一新されたインパネ

C70のダッシュボードは専用デザインとなり、中央に個性的な形状のパネルを配し、質感アップ
大きく変わったのはフロントマスクだけではなく、インパネ形状も一新された。C70専用のダッシュボードを採用し、インテリアにさらなる質感が与えられている。センターコンソールもアルミニウムパネルを採用して、上質なイメージを強調している。オプションでウッドパネルも選択できるので、自分の好みに合わせてカスタマイズ可能。本革シートが標準となっている。
ボルボならではの高い安全性能

3分割式ルーフがスイッチ操作で開閉 3分割式のルーフは、ボタン操作のみで開閉可能。オープン時は、トランクにルーフを収納
オープンモデルとはいえ、ボルボならではの高い安全性能も保証されている。転倒時にボディを支持する超高張力鋼製Aピラーを採用。横転時には頑丈なROPSバーが瞬時に立ち上がり、後席の乗員の頭部を保護するシステムだ。フロントに加えサイドにもエアバッグを装備し、シートベルトプリテンショナーは前後席に装備される。3分割式のハードトップは、ボタン操作により容易に開閉が可能。また404Lのトランクは、ハードトップ収納時も200L確保され、利便性を損なわない。エンジンは、2.5Lの直5ターボのみで、これにマニュアルシフト可能な5速ギアトロニックATが組み合わされる。230ps/32.6kgmのトルクフルなエンジンによる爽快な加速に加え、ギアトロニックのシフト操作により峠道でも軽快なドライブが楽しめる。

ボルボC70 T5 GTは、単一グレードの設定で価格は549万円。プレミアムソフトレザーや18インチアルミホイールなど、約70万円相当以上の装備を含んだ、プラス40万円のお得なラグジュアリーパッケージも選択可能だ。ライバルのアウディA5カブリオレが784万円、BMW335iカブリオレが802万円ということからも、相当買い得な価格設定といえる。