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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.02
ビルシュタイン製サスを得て『走り』ますます際だつ!! カローラアクシオGT TRDターボ

【本記事は2010年3月にベストカーに掲載された記事となります。】08年10月にデビューしたカローラアクシオGT。心臓部となるエンジンにはターボが装着され、実にノーマル比、プラス40ps&プラス5.7kgmというパワーを獲得。さらにミッションも5MTということで、硬派なセダンファンから人気を集めたことは記憶に新しい。
ビルシュタイン製サス装着

春頃の発売を目指し、鋭意開発中で、価格は現在のところ未定。この黄色のサスが、やっぱいいのだ
そのカローラGT、昨年10月のベースモデルの一部改良を機に、メーカーオプションとしてブレーキパッド、レカロシートなどが用意されたのだが、なんとビルシュタインの手によるサスもオプションラインアップに追加されるべく開発中であるという。というわけで、さっそくビルシュタイン製サス装着車に試乗してきたぞ。
楽しさと安心感、そのふたつを両立

マニュアルミッションが男らしい。シフトノブもTRDの本革巻きのものが装着されている
カローラアクシオGTには本来、スポルティーボサスセットが装着されているわけだが、ビルシュタインのサスは、やはりそれとはセッティングが異なる。具体的にはスポルティーボがノーマル比でフロントが50%、リアが30%固められているのに対し、ビルシュタインはフロントがノーマル+30%、リアが+50%と、リアを固めに設定している。スタビも、リアはスポルティーボよりさらに20%UPに設定されているという。結果として得られたのは、さらに俊敏なクルマの反応。スポルティーボも初期の反応が大幅に高められていたが、ビルシュタインはさらに反応が鋭い。かといって高速域で不安になることもなく、実に安心感を伴ったスポーツドライビングに集中できる。楽しさと安心感、そのふたつを両立させているのだ。
春頃の発売を目指し開発

開発者の方の話では、乗り心地はやや固いとのことだったが、確かに路面からのショックはあるものの、カドが取れたショックなので、個人的にはまったく気にならなかった。このビルシュタイン製サス、春頃の発売を目指し開発が進められているという。首を長~くして登場を待ちたい。