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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2017.12.02
フーガばかりが高級エコサルーンじゃない! クラウンハイブリッドエコ対策
王道ド真中をいくクラウンがマイチェン

ハイブリッド ブルーのテールランプは不評だったのか?

ハイブリッドは従来型のアスリートベースの顔からロイヤルサルーンと同じ顔に変更された。ブルー基調のクリアレンズを採用したリアコンビランプは◯編からも大人気ないと嫌われていたが一般的な赤基調へと変更された
ビッグサルーンでは、11月19日にデビューした新型フーガが2.5L車については全車エコカー減税50%対象車となったことがビッグニュース。トヨタでは10月19日に登場したマークXの2.5L車のごく一部グレードがエコカー減税対象とはなっているものの、フーガの対抗車クラウンにエコカー減税対象モデルはなかった(もちろんクラウンハイブリッドは除く)。が、トヨタの動きは機敏だった。現行型クラウンのデビューからちょうど2年目を迎えた2月8日、ビッグチェンジを実施してフェイスリフトと同時に2.5Lエンジン搭載モデルをロイヤルサルーン、アスリートシリーズとも全モデル50%減税対象車とした。クラウンは車両価格が高価なこともあり、取得税の50%減税、また重量税の50%減税はユーザーに大きな恩恵となる。415万円のロイヤルサルーンだと、取得税減税分だけでも約9万3000円、さらに重量税減税分が3万7800円となり、合計13万円以上となる。さらに新車購入補助金として10万円が交付されるので、かなりお得な印象となる。
思いきった値下げが実施

インテリアでは、木目調パネルの模様、仕上げが変更され、全体的に明るめの色調となっている
車両価格については思いきった値下げが実施されている。ボトムは「2.5ロイヤルサルーンスペシャルパッケージ」で345万円。従来型でこれに匹敵するのが「2.5ロイヤルサルーン」で368万円だったので、実に23万円もの値下げ。このグレードはカーナビがオプションとなっており、カーナビが標準装備の「2.5ロイヤルサルーンスペシャルナビパッケージ」だと395万円となり400万円を切る。ナビが標準装備となった「2.5ロイヤルサルーン」が415万円となるが、従来型の「2.5ロイヤルサルーン・ナビパッケージ」の426万円と比べて11万円の値下げを断行。かなり思いきった価格設定だ。アスリートシリーズも同様の値下げとなっている。

2.5Lエンジンは従来のハイオク仕様から新型マークXに搭載されるのと同じレギュラー仕様としたことに加えてトランスミッションやオルタネーターの制御を改良。10・15モード燃費を12.0km/Lから12.4km/L へと向上させている。パワースペックは215ps→203ps、26.5kgm→24・8kgmへとダウンしているが、実用領域でのパワーは従来型と大きく変わることはない。
王者クラウンの反撃

あまり変わらず こちらが従来型アスリートのエクステリアである。比べてみると、新型のほうが彫りが深くなったような印象だ
エクステリアについては写真を見てのとおり。特に各シリーズともにフロントマスクの印象が変わってリフレッシュされている。全体的にキリリとシャープになった印象だ。王者クラウンの反撃だ!!