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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2017.12.02

フーガばかりが高級エコサルーンじゃない! クラウンハイブリッドエコ対策

王道ド真中をいくクラウンがマイチェン

ハイブリッド ブルーのテールランプは不評だったのか?

ハイブリッド ブルーのテールランプは不評だったのか?

【本記事は2010年3月にベストカーに掲載された記事となります。】まさに維新の勢いでトヨタが大きく変わろうと動き出した。そんななか、トヨタの王道ド真中をいくクラウンが、2月8日にマイチェンをし、2.5L車がエコカー減税対象車となった。目配りも凄いゾ。

関連記事:【新型クラウン 最新情報】フルモデルチェンジした次期クラウン・気になるスペックは?

ハイブリッドは従来型のアスリートベースの顔からロイヤルサルーンと同じ顔に変更された。ブルー基調のクリアレンズを採用したリアコンビランプは◯編からも大人気ないと嫌われていたが一般的な赤基調へと変更された

ハイブリッドは従来型のアスリートベースの顔からロイヤルサルーンと同じ顔に変更された。ブルー基調のクリアレンズを採用したリアコンビランプは◯編からも大人気ないと嫌われていたが一般的な赤基調へと変更された

ビッグサルーンでは、11月19日にデビューした新型フーガが2.5L車については全車エコカー減税50%対象車となったことがビッグニュース。トヨタでは10月19日に登場したマークXの2.5L車のごく一部グレードがエコカー減税対象とはなっているものの、フーガの対抗車クラウンにエコカー減税対象モデルはなかった(もちろんクラウンハイブリッドは除く)。が、トヨタの動きは機敏だった。現行型クラウンのデビューからちょうど2年目を迎えた2月8日、ビッグチェンジを実施してフェイスリフトと同時に2.5Lエンジン搭載モデルをロイヤルサルーン、アスリートシリーズとも全モデル50%減税対象車とした。クラウンは車両価格が高価なこともあり、取得税の50%減税、また重量税の50%減税はユーザーに大きな恩恵となる。415万円のロイヤルサルーンだと、取得税減税分だけでも約9万3000円、さらに重量税減税分が3万7800円となり、合計13万円以上となる。さらに新車購入補助金として10万円が交付されるので、かなりお得な印象となる。

思いきった値下げが実施

インテリアでは、木目調パネルの模様、仕上げが変更され、全体的に明るめの色調となっている

インテリアでは、木目調パネルの模様、仕上げが変更され、全体的に明るめの色調となっている

車両価格については思いきった値下げが実施されている。ボトムは「2.5ロイヤルサルーンスペシャルパッケージ」で345万円。従来型でこれに匹敵するのが「2.5ロイヤルサルーン」で368万円だったので、実に23万円もの値下げ。このグレードはカーナビがオプションとなっており、カーナビが標準装備の「2.5ロイヤルサルーンスペシャルナビパッケージ」だと395万円となり400万円を切る。ナビが標準装備となった「2.5ロイヤルサルーン」が415万円となるが、従来型の「2.5ロイヤルサルーン・ナビパッケージ」の426万円と比べて11万円の値下げを断行。かなり思いきった価格設定だ。アスリートシリーズも同様の値下げとなっている。

2.5Lエンジンは従来のハイオク仕様から新型マークXに搭載されるのと同じレギュラー仕様としたことに加えてトランスミッションやオルタネーターの制御を改良。10・15モード燃費を12.0km/Lから12.4km/L へと向上させている。パワースペックは215ps→203ps、26.5kgm→24・8kgmへとダウンしているが、実用領域でのパワーは従来型と大きく変わることはない。

王者クラウンの反撃

あまり変わらず こちらが従来型アスリートのエクステリアである。比べてみると、新型のほうが彫りが深くなったような印象だ

あまり変わらず こちらが従来型アスリートのエクステリアである。比べてみると、新型のほうが彫りが深くなったような印象だ

エクステリアについては写真を見てのとおり。特に各シリーズともにフロントマスクの印象が変わってリフレッシュされている。全体的にキリリとシャープになった印象だ。王者クラウンの反撃だ!!

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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