外観、内装のいたるところで女性的な優しさを演出のミラココア

【本記事は2009年10月にベストカーに掲載された記事となります。】優しい響きの名前からして女性ユーザーをメインターゲットにしているのが丸わかりなのが、ダイハツの最新モデル「ミラココア」。ヘッドライトをはじめ、サイドやリアのウィンドウ、はてはホイールカバーのデザインまで、視覚的に柔らかな印象を与える丸基調のデザインで仕上げられ、カワイイもの好きの女性の心を鷲掴みにしようという狙いが透けてみえるようだ。

いちおうアクセサリーで「ネオクラシック×ストリートライン」と呼ばれるスタイルに仕上げれば、カフェレーサーのような雰囲気に仕上げることもできるが、ホームページに登場するモデルは、パンツスタイルにライダースジャケットを羽織って、若干ボーイッシュな印象を与えるものの、やっぱり女の子。まるでハナから男など眼中にないといわんばかりの、女性狙い撃ちっぷりなのだ。

狙い撃ちというと、今年の3月まで販売されていた「ムーヴラテ」もかなりの女性狙い撃ちっぷりを発揮していたが、アチラがターボエンジンも用意していたのに対し、ミラココアは58ps／6.6kgmを発揮するNAのみ。なかにはターボパワーによるキビキビした走りを求める女性ユーザーもいるとは思うが、さらに優しいキャラクターになったといえるだろう。　内装もアクセサリーで用意される「スイートライン」という内装にすると、室内は花柄だらけ。徹底しまくりなのだ。

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