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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.03
アイドリングストップ機構が付いて燃費が23.0km/Lに向上! スマートフォーツークーペmhd 12月2日登場
元祖マイクロカー・スマートフォーツー
【本記事は2009年1月にベストカーに掲載された記事となります。】トヨタiQが11月にデビューしたが、元祖マイクロカーといえばスマートフォーツー。現行スマートフォーツーは、’07年10月に2代目にフルモデルチェンジし、ボディサイズの拡大とともにエンジンが1Lになり、先代モデルよりも上質さが増している。そして今回、アイドリングストップ機構を備えたスマートフォーツーmhdがデビューした。mhdは、マイクロ・ハイブリッド・ドライブの意味だが、いわゆるエンジン+モーターのハイブリッドではなく、自動でエンジンスタート/ストップ機構が行なわれるアイドリングストップ機構のことをいう。
アイドリングストップ機構は?

シフトノブの前には緑色のアイドリングストップのカットスイッチがある
さっそく渋滞路でストップ&ゴーを繰り返したが、時速8km以下になると、エンジンが自動的にストップし、ブレーキペダルを離すとわずか0.35秒でエンジンがかかるので、急発進や急な坂道の発進でも煩わしさはまったく感じなかった。エンジン始動のレスポンスのよさは、レースなどで使われている軽量かつ大容量(60A)で耐久性のいいAGMバッテリーが使われていること、加えてスターターとオルタネーターを一体化したベルト駆動にしたことで実現。シフトレバー前には緑色のアイドリングストップ機構のカットスイッチがあり、エアコンを常に作動させたい真夏の渋滞や車庫入れなどの時にはカットできる。
注目は燃費

価格は8万円アップだが、アイドリングストップ自動車補助金制度で最大3万5000円補助金が出るので実質4万5000円のアップ
注目は燃費。このアイドリングストップ機構により18.0km/Lから23.0Km/Lと燃費が大幅に向上(iQと同じ)! 価格はクーペが184万円、カブリオが213万円で、各8万円のアップだが、「アイドリングストップ自動車購入補助金制度」の対象車となるため、最大3万5000円の補助金がもらえるからお得。続いて10月24日にデビューした新コンパクトSUV、GLK300 4MATICに試乗。このGLKはCクラスベースのSUVでGクラスを思わせるスタイリングが特徴。全長は4530mmでVWティグアンとほぼ同サイズ。231psの3LV6エンジンに7速AT、駆動方式はフルタイム4WDだ。走り出してみるとサイズがコンパクトなこともあり、とにかく軽快。SUVにありがちな鈍重さはまったくなく、Cクラスセダンのように上質で乗り心地がよかった。価格は675万円。