ヴィッツTRDターボM　注目！！　モデリスタのヴィッツターボも変わったゾ

【本記事は2008年10月にベストカーに掲載された記事となります。】ヴィッツRSシリーズのマイチェンに合わせてモデリスタがプロデュースする「ヴィッツTRDターボM」もフェイスリフトとともに採用パーツなどに一部改良を受けている。ヴィッツターボは1.5RSをベースにモデリスタがターボチューン。エンジン本体に手を入れることなく、ECUのチューニングによりターボ化を実現。最高出力150ps／6000rpm、最大トルク20.0kgm／4800rpmのスペックを手に入れている。

初代ヴィッツにもモデリスタによるターボモデルがラインアップされていたが、2代目ヴィッツターボは初代にあった荒々しさを徹底的に調教し、スムーズにハイパワーを味わうことができる大人のターボマシンに仕上げられているのがポイント。最大トルクがNAの14.4kgmに対し約40％アップの20.0kgmまでアップされているので、まるで2LクラスのNAエンジンに乗っているような余裕のトルクを活かした走りが楽しめる。高速道路での追い越し加速などで特に効果を体感。トルクの余裕が気持ちの余裕を生むことがハッキリわかる。

エクステリアは本体に合わせてフェイスリフト。前後バンパーの形状、ヘッドライトなどの形状が変更されている。ターボ、ECUを含めたエンジン関係には手を加えられていないが、当然熟成ははかられているはず。今回より、これまでモデリスタのパーツとして個別に販売されていた3連メーターキット、センタースポーツマフラー、マフラーガーニッシュ、スポーツブレーキパッド、17インチアルミ＆タイヤセットなどを一括して販売店装着オプションとした「マスターキット」が設定されたのがトピックス。センターマフラーなどは、スタイリングを引き締める人気アイテムだったので、キット販売されるのはうれしい。マスターキットの価格は34万9650円。「TRDターボM」の価格は、うれしいことに据え置きで、221万5500円である。

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