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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04
レクサスISは初めてのマイチェン!!

新色のブロンドマイカメタリックはこんな色。ウィンカーはサイドミラータイプに変更
【本記事は2008年10月にベストカーに掲載された記事となります。】レクサスIS250/350は初めてのマイナーチェンジを受けた。エンジンの変更はアナウンスされていないが、足回りはけっこう変わっているもようだ。
意外と大がかりな足回りの変更

17インチ、18インチともにホイールは新デザインが採用されている
メーカーから出た資料では「操縦性、走行安定性、乗り心地、静粛性の向上」とだけあるが、販売店に聞いてみると、ブッシュの取り付け位置を変えてロールセンターを上げ、ダンパーの減衰力を下げているというから、かなり大がかり。バージョンSはハンドリング重視、バージョンLはハンドリングと乗り心地の両立を狙ったセッティングになっているという。このほか、スプリング、スタビライザー、EPS(電動パワーステアリング)の特性もすべて変更しているし、空力特性も変えて、ダウンフォースを向上させているという。最低地上高135~145mmというカタログスペックは変わらないが、実は1mm低くなっているとのこと。まぁ、いろいろ手を加えているということです。
見た目の変化は小さめ

わかるかなぁ~この違い! 上が従来型、下が新型。グリルの桟の数が減り、バンパー開口部の形状が変更されたのだが、印象はほとんど同じだ。全長は4575mmから4585mmに10mm延ばされている
エクステリアは微妙な変更。フロントはグリルのタテ桟の数が減り、バンパーの形状を変更。開口部が小さくなって、フォグランプの形状などが少し変わっている。そして、リアはコンビランプの形状をレクサスのデザインアイデンティティである「Lフィネス」を表現するL字形を強調するカタチに変えられている。このほかウインカーをサイドミラータイプに変更し、アルミホイールは17インチ、18インチともに新デザインが採用されている。ボディカラーはブロンドマイカメタリックとセーブルマイカメタリックの新色を追加。そして、スタビリティコントロールのVDIMをIS350に加え、250も全車に標準装備とした。

主要諸元
以上はIS250/350の主な変更部分。IS-Fは昨年10月に登場したばかりとあって変更は少なく、センタークラスター、ドアグリップ&センターコンソールの加飾部をブラックメタリックに変更した程度。価格はIS250/350が4万~9万円のアップ、IS-Fは変更なしとなっている。IS250/350の今回のマイチェンは、走りのクォリティアップがメイン。さて、どんなふうに変わっているのかな? なお、月販目標台数はISだけで1000台となっている。