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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04

6月17日debut! スバルエクシーガ超スポーツミニバン!! 7シータースポーツ

サードシートの位置から室内前方を見るとこんな感じ。シートは後ろほど高い位置になっており、前方視界は良好だ

サードシートの位置から室内前方を見るとこんな感じ。シートは後ろほど高い位置になっており、前方視界は良好だ

【本記事は2008年6月にベストカーに掲載された記事となります。】スバルオリジナルの多人数乗車カー、エクシーガが6月17日にデビューする。3列シートのスバル車としては以前、トラヴィックがあったものの、あれはオペルザフィーラのOEM。純粋なスバルオリジナル開発車としては初の3列シート車となるのが、このエクシーガということになる。

意外と大きなエクシーガのボディ

写真は215/50R17サイズのタイヤを履く2.0GT。全高は1660mmとレガシィよりも190mmも高く、ウィッシュなどと比べても70mm高い。ホイールベースは2750mmある

写真は215/50R17サイズのタイヤを履く2.0GT。全高は1660mmとレガシィよりも190mmも高く、ウィッシュなどと比べても70mm高い。ホイールベースは2750mmある

パッと見た印象はレガシィとダブる。もちろんそれが狙いなのだろうが、フロントマスクの印象、ボディサイドのライン、そして後ろ姿にいたるまで、レガシィのイメージを踏襲したデザインとなっている。ボディサイズは全長4740mm、全幅1775mm、全高1660mm、ホイールベース2750mmで、レガシィツーリングワゴンと比べると全長で60mm長く、全幅が45mmワイドで、全高が190mmも高くなっている。ホイールベースは80mm延長されている。特に全高の1660mmと言うのは思いのほか高く、全高1550mmのオデッセイよりもずっと高いし、ストリームやウィッシュなどといった2Lクラスの乗用ミニバンと比べても背が高いし、ボディサイズ全体で見ても大きい。エクシーガのポジションは、「2Lクラス乗用3列シートミニバン」なのだが、サイズ的にはウィッシュクラスとオデッセイクラスの中間的なのもの。オデッセイより全長、全幅でややコンパクトだが全高は勝っており、ウィッシュやストリームと比べれば、ボディサイズのすべてでひと回り大きくなっている。が、あくまでも写真で見た印象だが、大きさを感じさせないスタイルにまとめ上げられているように感じた。

3列シート7人乗りの室内パッケージングは!?

気になる室内だが、写真とボディサイズなどのスペックからの判断ということになるが、「エクステリアの第一印象より広さはタップリあるな」と感じさせるものになっている。室内長は2720mmで室内幅は1510mm、室内高は1275mmとなっているが、なるほど全高が1660mmもあること、また、全長がウィッシュ、ストリームクラスよりも200mm程度長い4740mmあることを考え合わせると、3列目シートの居住性は、普通に大人が座るのに充分なスペースが確保されていると判断できる。ちなみにウィッシュの室内長は2670mmでエクシーガよりも50mm短い。写真を見ると、ちょっとサードシートの座面長、シートバック高が短いようにも見えるが、それはオデッセイクラスまで含めた乗用タイプミニバンの宿命的な弱点。というか、割り切りが必要な部分だと思う。ゆったりした座り心地のサードシートを求めるのなら、BOXタイプミニバンをチョイスするのがベターということだ。エクシーガにはオプション装着となるパノラミックガラスサンルーフが用意されており、写真のとおり、フロントシートからセカンドシート部までをカバーする大きな開口面積のガラスサンルーフが装着可能。これによって、開放的な室内空間を作り上げているのが特徴的。パノラミックガラスサンルーフは最廉価グレードの2.0iを除く全グレードでオプション装備として選択することが可能となっている。

ターボとNA、スバルだけどFFもラインアップ!!

エンジンは水平対向4気筒の2Lでターボ(225馬力、33.2kgm)とNA(148馬力、19.5kgm)の2種類を搭載する

エンジンは水平対向4気筒の2Lでターボ(225馬力、33.2kgm)とNA(148馬力、19.5kgm)の2種類を搭載する

エクシーガに設定されるグレードは大きく分けて2タイプ。最高出力225馬力、最大トルク33.2kgmを発揮する水平対向4気筒2Lターボを搭載する2.0GTと、最高出力148馬力、最大トルク19.5kgmを発揮する2L NAを搭載する2.0iシリーズということになる。NAモデルには装備によって2.0i-S、2.0i-L、2.0iと3タイプのグレードを設定。特筆ポイントは、GTでは4WDのみの設定となっているいっぽう、NAモデルには4WDのほかFFモデルも設定している点。スバル=4WDだが、FFで充分というユーザーも少なくはない。FFを設定したことでボトムでは200万円を切ることが可能となっている。

2.0i-Sはスポーティなグレードで、GT同様215/50R17サイズのタイヤを履き、インテリアカラーもブラックのみの設定となり、2.0i-L、2.0iではタイヤは205/60R16となり、インテリアカラーはブラックとアイボリーからの選択となる。トランスミッションはターボには5速ATが組み合わされるがNAでは4速ATというのがちょっと残念。もちろん、フォレスターでこの4ATの性能が非常に高いことは充分理解しているが……。エクシーガのデビューは6月17日。価格は2.0iのFFが200万円を切る価格で、ターボの2.0GTが280万円程度。走りのよさをアピールする。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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