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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.05
可変バルブリフトを搭載したアウディ A6に感激!
新開発の2.8LのV6

上級モデルの3.2FSIクワトロと比較しても搭載するエンジン以外は装備などほとんど同じ2.8FSIクワトロ。それでいて価格は80万円以上も安い
【本記事は2007年10月にベストカーに掲載された記事となります。】アウディのミディアムクラス、A6/A6アバントに新開発の2.8LのV6を搭載した2.8FSIクワトロが追加された。
アウディバルブリフトシステム

吸気側にスモールバルブリフトとラージバルブリフトの2種類のプロファイルを平行に配置したアウディバルブリフトシステムを採用。210ps/28.6kgmを発生する2.8L V6だ
この新開発エンジンは、アウディ自慢のFSIガソリン直噴技術と新バルブコントロール技術の「アウディバルブリフトシステム」を搭載している。これにより、同社の従来型2.8Lエンジンに対し、17psパワーアップの210ps/28.6kgmを発揮するとともに約10%の燃費向上を果たしている。
ジェントルな印象
今回、試乗したのは発表会が行なわれた東京・汐留周辺の一般道だったがこの新型V6エンジン、街中を走行するには必要十分なトルクがあり、約1.8tの車重をいとも軽々と加速させる。アクセルを踏み込んでやれば3000回転以上からトルクが徐々に盛り上がっていく感じで、ふたつのバルブリフトの切り替わりにも急激なトルク変化を感じさせないジェントルな印象だった。(編集部・渡邊)