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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.05

四角いボディに若者からの幅広い支持!!ホンダ クロスロード

大幅に進化してる点が魅力的

「角」をモチーフとしたデザインを採用。1.8Lと2Lが設定されており、4WDが中心だがFFの設定もある。3列シートの7人乗り

「角」をモチーフとしたデザインを採用。1.8Lと2Lが設定されており、4WDが中心だがFFの設定もある。3列シートの7人乗り

【本記事は2007年4月にベストカーに掲載された記事となります。】いいところ靴に例えれば、従来より圧倒的に高い機能を持つトレッキングシューズだと思う。ビジネスシューズやスニーカーよりタフ。かといって登山靴のようなドタバタ感もない。毎日履いていてもまったく疲れず、その気になれば多少のアウトドアまでこなせる、といったイメージ。具体的にいうと4WD性能が従来のホンダ車と比べ大幅に進化してる点が魅力的。ストリームの場合、姿勢制御装置VSAを選択できない4WDが22万円。ホンダのリアルタイム式は、VSAを組み合わせないと他社の4WDより性能的に厳しい。「防水性能」をアピールしているも、他より早い時期に水が入ってきてしまう靴のようなもの。防水性のある靴を選ぶ人なら、他のブランドを選ぶ。

このクラスで唯一3列目シートを持つのも大きなアドバンテージポイント

けれどクロスロードはVSAを標準装備するうえ、滑りやすい坂道での発進性能向上が期待できる「ヒルスタート」まで付く。それでいて25万円高なのだ。実際、普通の使い方ならクロスロードの4WD性能を持っていれば、必要にして充分。高い防水性能を持ちながら、リーズナブルなトレッキングシューズなのである。クロスオーバー車として考えると、このクラスで唯一3列目シートを持つのも大きなアドバンテージポイントだろう。常時使わないとしても、付いていれば便利に決まってます。お酒の入る宴会だって7人中、1人くらい「飲めない人」がいることだろう。食事代を全員で負担する代わり、帰りの運転担当なんて作戦も使えます。

ホンダのみラリー参戦の経験を持っていない

主要諸元

主要諸元

イマイチなところホンダの場合、そもそもトレッキングシューズメーカーとしちゃブランド的に弱い。今まで「なんちゃって4WD」ばかり作ってきたからだと思う。一生懸命機能的に優れた製品を作っても、ユーザーから認知されないのだ。いや、ホンダ自身、クロスロードの舞台となるようなグラベル(未舗装路)が大嫌いだと公言してきたから当然か。ホンダに「WRCはどうか」と聞いた人を何人も知っているけれど、皆さん「砂利道はホンダに似合わない」と一蹴されています。実際、大きなメーカーのなかでホンダのみラリー参戦の経験を持っていない。このあたりをユーザーも見抜いているのだろう。そろそろホンダも意固地にグラベルを嫌わず、少しくらい味見したらいかがか? そしたらクロスロードのようなクルマも売れるようになるかと。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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