中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.06

もうひとつのマツダ ロードスター登場 クーペ&オープン カーナビより安い投資で電動ハードトップがつく!!

ルーフは軽量樹脂製で車重増は37kg 最初から計画されており、走りは標準車と同等!

ソフトトップ車との違いは、リアデッキ部のデザイン。ハードトップを収めるため、やや盛り上がりが大きくなっているのだ

ソフトトップ車との違いは、リアデッキ部のデザイン。ハードトップを収めるため、やや盛り上がりが大きくなっているのだ

【本記事は2006年9月にベストカーに掲載された記事となります。】ルーフは軽量樹脂製で車重増は37kg 最初から計画されており、走りは標準車と同等!「ロードスターの魅力がスポイルされることは絶対にありませんよ。リトラクタブルハードトップの構想は、このロードスター開発中からあって、1バリエーションとしてリトラクタブルハードトップのラインアップを念頭に置いた開発をしていますから、走りの面でロードスターらしさを存分に感じていただけるはずです。ハードトップの採用により生じた前後重量配分の変化や重心高の変化には、サスペンションのダンパー、スプリングのセッティングを最適にチューニングすることで対応しています」1g単位での軽量化に取り組んだ現行型ロードスター。リトラクタブルハードトップの採用により、車重が増加してしまうことに対する心配をBCが伝えたところ、ロードスターの開発陣は胸を張って答えてくれた。

リアまわりのボリューム感もいい

開けても閉めてもGOOD!

開けても閉めてもGOOD!

ルーフを開けた状態では、パッと見にはノーマルと大差ないように感じたけど、いやいや、リアまわりのボリューム感がダンゼンあるじゃないですか!!なかなかカッコいいです。ノーマルのほうが軽快な雰囲気だが、こちらのボリューム感もいい。

重量増加プラス37kg

重量増加はノーマルソフトトップ車に対してプラス37kg。電動で作動するためのモーターやリンク類、さらにはハードトップなどのパーツに加え、ソフトトップモデルとはボディ形状が異なる(ハードトップ収納のためにリアデッキ開口部が大きくなっている)ことにより発生するボディ補強なども必要。37kgという重量増は、開発陣の努力のたまものといえるだろう。しかも、どうしても重量が重くなってしまうルーフ部は樹脂製とすることで軽量化。モーターやリンク類を含めてもルーフ部の重量は30kgに抑えている。これにより、クローズ状態で走る時の“トップが重い”感も最小限に抑えられている。ロードスターが目指した「人馬一体」はキッチリ貫かれている。このルーフ可動メカはコペンと同じメーカーで作られているという。

リアデッキ周辺の形状を若干手直し

ハードトップはリアデッキに収納され、トランクスペースはいっさい犠牲にはなっていない。トランクスペースはソフトトップ車と同じ

ハードトップはリアデッキに収納され、トランクスペースはいっさい犠牲にはなっていない。トランクスペースはソフトトップ車と同じ

基本的なボディワークはソフトトップ車と同じだが、可動するハードトップを収納するためのスペースが必要となるため、リアデッキ周辺の形状が若干手直しされている。具体的には、リアデッキカバーが加わったことにより、デッキ前端が40mm高くなり、これに合わせてトランクリッド後端が20mm高くなっている。さらに、これらと調和を図るためにリアフェンダー上部の張り出し感を強めるなどのデザイン上の変更点がある。が、全幅は1720mmでソフトトップ車と同じ。全高はハードトップを閉じた状態で1255mmと、ソフトトップ車に対して10mm高くなっている。

ルーフの開閉は12秒という早ワザ

電動ハードトップの開閉は、手動でロック1カ所を操作するのみで、あとはスイッチひとつでシュパッと作動。開閉時間はわずか12秒の早ワザなのである!! ちなみにコペンは20秒、レクサスSC430は25秒、ベンツSLKは22秒、SLは16秒。ロードスターはダントツに早いのだ!!

電動ハードトップの開閉は、手動でロック1カ所を操作するのみで、あとはスイッチひとつでシュパッと作動。開閉時間はわずか12秒の早ワザなのである!! ちなみにコペンは20秒、レクサスSC430は25秒、ベンツSLKは22秒、SLは16秒。ロードスターはダントツに早いのだ!!

ルーフの開閉はセンターロックの解除/施錠のみが手動で、あとはスイッチ操作で電動作動。開閉ともに所要時間はわずか12秒という早ワザ。この手の電動ハードトップは20~25秒というのが一般的なので、ロードスターは本当に素早い。一連の動きもスムーズで、見ていてもキビキビした印象。ちなみにコペンは20秒、レクサスSC430は25秒、ベンツSLKは22秒、SLは16秒となっている。

ソフトトップ車プラス20万円

インテリアは基本的にソフトトップ車との違いはない。写真はVSのATモデルで、シートはサドルタンの本革

インテリアは基本的にソフトトップ車との違いはない。写真はVSのATモデルで、シートはサドルタンの本革

ソフトトップ車プラス20万円エンジンはソフトトップ車と同じ2L DOHCで最高出力170馬力(AT車は160馬力)、最大トルク19.3kgmとなっている。グレード構成はソフトトップ車ともまったく同じラインアップで、標準グレード、RS、VSの3グレード。標準グレードには5MTと6AT、RSには6MTのみ、VSには6MTと6ATがラインアップされるのも同じである。で、気になる価格だが、各グレードともソフトトップ車プラス20万円。カーナビより安い投資でこのメカが手にできるなんてずいぶん安いと思う。つまり標準グレードの5MT=240万円、6AT=250万円、RSの6MT=270万円、VSの6MT=270万円、6AT=280万円となっている。このリトラクタブルハードトップ、ロードスターの新しい魅力となる!!

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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