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更新日:2020.04.21 / 掲載日:2018.01.19
スズキスペーシアの概要と歴史をまとめてみた

グーネット編集チーム
スペーシアは、主に小さなお子さんのいるファミリー層や女性ドライバーに向けて開発された軽ハイトワゴンとして2013年3月に発売されました。
2008年より発売されていた「パレット」の実質的に後継モデルとして誕生したモデルです。
「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」をコンセプトに、日常の買い物から送迎、ビジネスまで幅広い用途で活躍する使い勝手の良い経済的な軽乗用車として開発されました。
見切りの良いボンネットフードを持つボックス型のボディスタイル、ヒップポイントを高めに設定した視界性に優れる操作性の良さ、使い勝手の良い両側スライドドア、大容量カーゴスペースを持つ利便性の高いユーティリティスペースに加え、スズキの次世代環境技術「スズキグリーンテクノロジー」を採り入れています。
クラストップレベルの燃費性能など、競合の多い軽ハイトワゴン市場の中でも、魅力的なスペックを搭載し、発売当初より高い人気を得ました。
クラス最軽量となる軽量ボディにパワーと経済性を両立したVVT機構を備える直列3気筒自然吸気エンジンもしくはパワフルなターボエンジンを搭載し、ワイドな変速比幅を持つ副変速機構付CVTと相まって、軽快でビビッドな走りを提供します。
そのパッケージングの良さが高く評価され、日本カー・オブ・ザ・イヤー2013-2014において、「スモールモビリティ部門賞」を受賞しています。
また、先進の安全装備であるステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」、「後方視界情報提供装置(バックビューモニタ)」の搭載により、2015年8月にはJNCAP予防安全性能アセスメントにおいて軽自動車の中で最高ランクである「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得しました。
車名の「スペーシア:SPACIA」は、英語の「SPACE:空間」からの造語で、「室内空間の広さ」と「経済性と広さ・使い勝手で、笑顔があふれる家族の空間」にしたいという願いが込められ命名されました。
誰からも好かれる、実用性の高い快適な室内空間を持つ、次世代の軽ハイトワゴンを牽引するモデルとして相応しいネーミングと言えるでしょう。
派生モデルとして、エアロパーツを備え個性的で存在感のある「スペーシア カスタム」、エネルギッシュで斬新なスタイルを持つ「スペーシア カスタムZ」がラインナップされています。
2013年4月よりマツダへ「フレアワゴン」としてOEM供給しています。
スペーシア MK02系(2013年~)

グーネット編集チーム
スペーシアは先代モデルにあたる「パレット」の流れを汲む、軽ハイトワゴンとして2013年3月に発売されました。
「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」をコンセプトに掲げています。
競合の多い軽ハイトワゴンの中でも、従来の概念やただ広い室内空間をアピールするのではなく、優れた燃費性能・動力性能を持つ使い勝手の良い、安全とエコロジーを両立したモデルとして開発されました。
新設計のプラットフォームを採用することで、同クラスでは最大の室内長を持つ広く開放的な室内空間を実現し、スズキの次世代環境技術「スズキグリーンテクノロジー」を採用したパワートレインにより、クラストップレベルの低燃費と軽快な走りを両立し、発売早々から高い人気を誇り、現在も好調なセールスを維持するモデルです。
【パッケージング】
新プラットフォームの採用により、ロングホイールベースを実現し、低床フラットフロアと高い車内高と相まって、大容量カーゴスペースとともに開放感あふれる伸びやかな室内空間を提供しています。
Aピラーと立てリヤエンドまで長く伸びた視界性の良い、短いボンネットを持つボックス型のボディは、座面を高めに設定したシートポジションになっています。市街地走行のすれ違いや縦列駐車でも操作性に優れ、運転のしやすさを感じるパッケージデザインが特徴です。
【エクステリア】
大きな開口部を持つフロントフェンダーからスタイリッシュな異径ヘッドランプ、ガラスエリアを大きく取ったクリーンで親しみやすいボディデザインなど、飽きのこない軽快なボディデザインが特徴です。
ルーフ部分を塗り分けた2トーンのボディカラーなど、個性的なカラーバリエーションが設定されています。
【インテリア】
ロングホイールベースの恩恵により、後席の足元に大きな余裕がうまれ、左右独立ロングスライド&リクライニング機構付リヤシートをはじめ、防音材や制振材を効果的に採用することで、静粛性に優れた実用性の高い、快適な室内空間を提供しています。
肌触りの良いクッション性に優れるファブリック表皮のフロントベンチシート、便利なシートリフター&チルトステアリングを採用しています。
開放的なインテリアによって、リラックスした安心感の高いドライビングポジションを取ることができます。
また、室内高をいかしたフロントオーバーヘッドコンソールやたくさんの収納スペースを配置し、機能性を高めています。
【パワートレイン】
2015年5月のマイナーチェンジでは、従来の「エネチャージ」に替わり、よりモーターのアシスト幅が広がった燃費性能に優れる「S-エネチャージ」ハイブリッドシステムが搭載されています。
発進から約85km/hの幅広い速度域まで、モーターがエンジンを力強くアシストし、副変速機構付CVTによって、スムーズで伸びやかな走行性能と優れた燃費性能を両立しました。
また、13km/hになると自動的にエンジンが停止する最新のアイドリングストップ機構やエコドライブの状況を視覚的に表示する「ステータスインフォメーションランプ」、エンジンストップ中でも冷たい空気を送る「エコクール」など、エコドライブを高める装備が搭載されています。
それぞれのグレードに2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定されています。
【安全装備】
2つのカメラにより、歩行者や障害物、車などを立体的に高い精度で検知する、最新の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を軽自動車としては初めて搭載するなど、高い安全性能を備えています。
この「デュアルカメラブレーキサポート」は、「前方衝突警報機能」、「前方衝突警報ブレーキ機能」、「前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能」、「自動ブレーキ機能」からなる、スズキの最新衝突被害軽減システムです。
ほかにも「誤発進抑制機能」、「車線逸脱警報機能」、「ふらつき警報機能」、「先行車発進お知らせ機能」など、さまざまな安全機能が設定されています。
さらに、独自のコンパチビリティボディ「TECT:テクト」、SRSエアバッグシステム(運転席&助手席)をはじめ、後部から衝突された際の頸部の衝撃を緩和する「頚部衝撃緩和フロントシート」や車両走行安定性を高める「ESP:車両走行安定補助システム」など、先進の安全装備を備えています。
スペーシア(SPACIA)G(2013年3月モデル)
ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3395×1475×1735mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2215×1320×1375mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)145/80R13 75S(後)145/80R13 75S
エンジンタイプ:R06A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6000rpm
最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:29.0km/リットル
車両重量:840kg
価格:1,228,500円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
参考:
http://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/SPACIA/10081767/index.html
・主なグレード
「G」、「Gスマートフォン連携ナビゲーション装着車」、「X」、「Xスマートフォン連携ナビゲーション装着車」、「T」、「Tスマートフォン連携ナビゲーション装着車」。
(特別モデルを除く)
・主なオプション
ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)、オートライトシステム、全方向モニター用カメラ(フロント/サイド左右/バックカメラ)、後席右側ワンアクションパワースライドドア(挟み込み防止機構付)、シートカバー(ストライプ/ドットウェーブ)、ナノイー+ドライブシャワー、ハイグレードメモリー8インチナビセットなど。
・カラーバリエーション
ブルーイッシュブラックパール3、アーバンブラウンパールメタリック、シフォンアイボリーメタリック、フォレストアクアメタリック、フィズブルーパールメタリック、イノセントピンクパールメタリック、ブリスクブルーメタリック、シルキーシルバーメタリック、フェニックスレッドパール、キャンドルオレンジメタリック、アーバンブラウンパールメタリック/ホワイト(2トーン)、シフォンアイボリーメタリック/ホワイト(2トーン)、フェニックスレッドパール/ホワイト(2トーン)、フォレストアクアメタリック/ホワイト(2トーン)、フィズブルーパールメタリック/ホワイト(2トーン)、イノセントピンクパールメタリック/ホワイト(2トーン)、キャンドルオレンジメタリック/ホワイト(2トーン)、ピュアホワイトパールなど。
(発売時期・グレードにより異なります)
スペーシアは「パレット」の流れをくむ、使い勝手の良い広く快適な室内空間、優れた走行性能・燃費性能を特徴に持つ、安全とエコロジーを両立した軽ハイトワゴンとして2013年3月に発売され、高い人気を誇るモデルです。
独自のハイブリッド機構「S-エネチャージ」システムを搭載し、高い走行性能と環境に優しいエコドライブを実現するモデルとして、今後も進化が期待されるスズキの基幹モデルです。
スズキ スペーシアの中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-SUZUKI/car-SPACIA/index.html