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更新日:2019.06.12 / 掲載日:2017.12.06
スバルエクシーガの概要をまとめてみた
グーネット編集チーム
エクシーガは、大人7人がしっかり乗れる居住性とスバルならではの優れた走行性能を備えた7シーターのミニバンとして2008年6月に発売されました。
発売当初は敢えてミニバンと言う表現を使わずに、国内の競合ひしめく既存のミニバンとは一線を画す、スバルの持ち味をいかした「多人数乗り車」として開発されました。
「7シーターパノラマツーリング」をコンセプトに掲げ、3列目シートまで開放感あふれる快適な室内空間、独自のAWD(フルタイム4WD機構)や水平対向エンジンのもたらす全天候型の優れた走行性能などが特徴の、乗る人みんなが景色や楽しさを共有できるオールラウンドに使えるミニバンモデルです。
発売から1ヵ月間で月間販売目標台数2,300台に対し、約4,600台を受注するなど好評なセールスを誇りました。
当初は国内専用モデルとして投入されましたが、その後オーストラリアでは「リバティ・エクシーガ」として発売されるなど海外市場にも投入されました。
また、「7シーターパノラマツーリング」のコンセプトが評価され、「第29回 2008-2009 日本カー・オブ・ザ・イヤー」では、特別賞 Most Funを受賞しています。
車名の「エクシーガ:EXIGA」は、英語のEXCITING(エキサイティング:心躍る)とACTIVE(アクティブ:活動的な)の意味を込めた造語であり、機能性の高いフレキシブルに使える、走行性能に優れたミニバンとして相応しいネーミングと言えるでしょう。
エクシーガは、2008年6月の発売以来、息の長いモデルとして知られています。
6度のマイナーチェンジを経てフルモデルチェンジされることなく、2015年4月にクロスオーバーSUVモデルの「エクシーガクロスオーバー7」へとバトンタッチされました。
エクシーガ YA系(2008年~2015年)
グーネット編集チーム
エクシーガ YA系は、「7シーターパノラマツーリング」をコンセプトに掲げ、従来のミニバンとは趣の異なる、スバルらしい発想のもと、乗員のみんながドライブを通して景色や安全で爽快な走りを共有できる7人乗り「多人数乗り車」として2008年6月に発売されました。
ミニバンとしての優れた乗降性・ユーティリティスペース・機能性をはじめ、スバル独自の低重心でなめらかな回転フィール、静粛性を特徴とする水平対向エンジンや直進性に優れ全天候型の高い走行安定性能を誇るAWD(フルタイム4WD機構)、しなやかな乗り心地と優れた路面追従性を発揮するダブルウィッシュボーン式リヤサスペンション、疲れにくい厚みのあるクッション性・ホールド性に優れたシートなどの採用により、発売当初から高い人気を維持し息の長いモデルとして親しまれました。
同社のレガシィツーリングワゴンを発展させた、躍動感あるワイド&ローのダイナミックなエクステリアデザインを採用し、安定感あるスタイリッシュなスタイリングが特徴です。
サイドウインドウからリヤウインドウまで回り込んだ視界性に優れる大きなリアガラス、3列目シートまで徐々に着座位置(ヒップポイント)を高め視界性・開放感を高めた「シアターシートレイアウト」、2列目シート頭上まで大きな開口部を持つ「パノラミックガラスルーフ」、多彩なアレンジが可能なシートの採用により、圧迫感のない、広々として快適な室内空間とカーゴスペースを実現しました。
当初は、伸びやかで経済性に優れる2.0L 水平対向4気筒DOHC自然吸気エンジン(可変バルブタイミング機構付)+4速AT、中低速域からトルクフルで力強い走行性能を誇る2.0L水平対向4気筒インタークーラー付ターボエンジン+5速ATに2WD/FF(NAモデルのみ)とフルタイム4WDの組み合わせでしたが、その後、余裕のある新世代ボクサーエンジンである2.5Lエンジンの追加、なめらかな加速と経済性に優れるCVT「リニアトロニック(6速マニュアルモード付)」に置き換わりました。
スバル独自の先進運転支援システム「EyeSight」やSRSサイドエアバッグ、サードシートまでカバーするSRSカーテンエアバッグなど、最新の安全機能を搭載しています。
その他にも滑らかな肌触りが特徴のアルカンターラシートや最新のSUBARU G-BOOK mX対応のオーディオ一体型HDDナビゲーションシステムや質感の高いダークキャストメタリックの加飾パネルなどを備えるスバルの高級ミニバンとして2015年4月まで販売されました。
エクシーガ(EXIGA)2.0i(2008年6月モデル)
ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:7名
駆動方式:フルタイム4WD
ボディサイズ:4740×1775×1660mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2720×1510×1275mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)205/60R16(後)205/60R16
エンジンタイプ:EJ20型 2.0L 水平対向4気筒DOHC16バルブ
排気量:1994cc
最高出力:148ps(109kW)/6000rpm
最大トルク:19.5kg・m(191N・m)/3200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:13.0km/リットル
車両重量:1520kg
価格:2,152,500円
自動車税:年間39,500円 ※
※自動車税は2017年8月時点で参照したものとなります。
参考:
http://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/EXIGA/10048800/index.html
・主なグレード
「2.0i」「2.0i-S」「2.0i-L」「2.0GT」「2.0GTアイサイト」「2.5i」「2.5iアイサイト」「2.5iスペックBアイサイト」「2.5i-S」「2.5i-Sアルカンターラセレクション」。
(特別モデルを除く)
・主なオプション
HIDディスチャージヘッドランプ、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)、フロントワイパーデアイサー、UV&IR(赤外線)カットフロントガラス、ヒーテッドドアミラー、撥水加工フロントドアガラス、クルーズコントロール、キーレスアクセス&プッシュスタート、本革巻ステアリングホイール(MOMO製)、オーディオリモートコントロールスイッチ、アルカンターラ/レザーコンビシート(ブラック)、ブラックレザーシート(フロントシートヒーター付)、木目調加飾パネル(ブラック)、助手席アンダートレイ、パノラミックガラスルーフ(電動サンシェード付)、SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンエアバッグシステム(フロント~サードシート対応)、SUBARU G-BOOK ALPHA対応HDDナビゲーションシステム (7インチワイドVGAディスプレイ、40GBHDD、音声認識機能、Bluetooth、ミュージックサーバー、CD/DVDプレーヤー&AM/FMチューナー、6スピーカーハンズフリー機能、+外部入力端子(音声+映像)、リヤビューカメラ付音声認識)、リアエンターテイメントシステム(後席用9インチディスプレイ)など。
・カラーバリエーション
オブシディアンブラック・パール、クリスタルブラック・シリカ、バーニッシュドブロンズ・メタリック、リーガルブルー・パール、ダークグレー・メタリック、スパークシルバー・メタリック、アイスシルバー・メタリック、サファイアブルー・パール、ディープシーブルー・パール、サンライトゴールド・オパール、ダークアメジスト・ギャラクシィ、ヴェネチアンレッド・パール、カメリアレッド・パール、サテンホワイト・パールなど。
(発売時期・グレードにより異なります)
スバル エクシーガの中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-SUBARU/car-EXIGA/index.html
エクシーガは2008年6月の発売以来、しなやかな乗り心地と明るく開放感あふれる快適な室内空間、スバル独自のAWD機構、ボクサーエンジンを搭載し、全天候型の優れた走行安定性能を持つ7人乗りミニバンとして高い人気を誇るモデルです。
定評のあるスバルの先進の運転支援システム「EyeSight」の搭載をはじめ、安全装備・快適装備の充実したモデルとして、現在はSUVモデルの「エクシーガクロスオーバー7」へ移行しましたが、スバルの独自技術を投入したこだわりの「多人数乗り車」としてエクシーガの築いた足跡は今後も受け継がれていくことでしょう。
スバル エクシーガの中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-SUBARU/car-EXIGA/index.html