中古車購入
更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.08.01
【日産】キズを自動修復してくれるスクラッチシールドの効果・特性とメリット・デメリットとは

goo-net編集チーム
日産の「スクラッチシールド」は、普段何気なく付いてしまったキズを自動修復してくれる世界初の画期的な塗装技術です。
夢のようなスクラッチシールドの効果や特性、さらにメリット・デメリットが気になります。
日産の注目の塗装技術であるスクラッチシールドを詳しく見ていきましょう。
スクラッチシールドの概要
スクラッチシールドとは、ボディの表面のクリヤーコート塗装に工夫があります。
通常のクリヤーコートに特殊高弾性軟質樹脂を配合し柔軟性をアップさせ、洗車による擦り傷や小石のはね上げ、爪によるスクラッチ傷など、日常でついた軽度な傷なら、時間とともに自動復元する塗装技術です。
また、従来のクリヤー塗装と比較しても、細かいすりキズを20%程度に低減することができる効果があります。
スクラッチシールドの特性
スクラッチシールドの特性は、表面塗装に軟質樹脂を配合することによって、クッションのような柔軟性、樹脂の結合密度を高め塗装の強靭性を高めることにより、新車時の塗装を長期的に持続させることが可能です。
2回/月程度の洗車機の使用でも、約3年間は、十分に新車時レベルの塗装品質まで自動復元できる持続的な効果を持っています。
スクラッチシールドのメリット・デメリット
スクラッチシールドのメリット・デメリットは次の通りです。
【メリット】
1.ボディに傷・水アカがつきにくい
ボディ表面に傷がつきにくく、水はじき効果も高いため水アカがつきにくい。
2.新車時の塗装が長持ちする
新車時の塗装のツヤや光沢が従来のクリヤー塗装よりも長持ちする。
【デメリット】
1.補修には専用の塗料が必要
スクラッチシールドは特殊な塗料を使用しているので、補修時には専用塗料が必要。
2.独自の補修技術が必要
そもそも傷をつきにくくする塗装なので、磨きなどの仕上げ作業には知識や経験が必要となる。
また、ディーラー以外では、塗装の補修ができないケースもある。
スクラッチシールド技術を採用した車種名一覧