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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.03.08

トヨタアクアとマツダアクセラスポーツの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

トヨタアクアとマツダアクセラスポーツの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回は人気車種のトヨタのアクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクションと、
マツダのアクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブを、
徹底比較したいと思います。

ともにトヨタとマツダを代表するコンパクトハッチバックタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション
全長×全幅×全高
3995×1695×1455mm

■マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ
全長×全幅×全高
4470×1795×1470mm

ボディタイプはともに5ドアハッチバックタイプです。

アクセラスポーツ方が全体に余裕のあるボディを纏い、
全長475mm、全幅100mm、全高15mm上回っています。

アクアは5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディです。
ともに立体駐車場に余裕で入る全高1550mm以下のサイズです。

アクアは「トライアングル・シルエット」と呼ばれる、
シャープな躍動感のある若々しいフォルムが特徴のハイブリッド専用車です。

アクセラスポーツはマツダ車に共通した「センターフォーカス」デザインを取り入れ、
躍動感に満ちたボリュームのあるボディデザインが特徴です。

タイヤサイズ

■トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション
(前)175/65R15
(後)175/65R15

■マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ
(前)205/60R16 92V
(後)205/60R16 92V

アクセラスポーツの方が1インチ大径で30mmほど太く、
スピードレンジがV規格の剛性感のあるスポーティなタイヤを標準装備しています。

アクアはやや偏平率の高いエアボリュームのあるタイヤが設定されており、
経済性と乗り心地のバランスを重視した優れたパッケージと言えるでしょう。

アクセラスポーツはアルミホイールが標準で装備されています。

乗車定員

■トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション
5名

■マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ
5名

両車ともに、5名の乗車定員となります。

維持費(燃費)

■トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション
JC08モード燃費:37.0km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:74ps(54kW)/4800rpm
最大トルク:11.3kg・m(111N・m)/3600~4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1080kg

■マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ
JC08モード燃費:20.4km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:111ps(82kW)/6000rpm
最大トルク:14.7kg・m(144N・m)/3500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1280kg

駆動方式はともにFFです。
アクアは1.5L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドシステム+CVT、
アクセラスポーツは1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+6ATを搭載しています。

燃費はアクアの方が、16.6km/リットル優れた数値となっています。

アクアはハイブリッドシステムの特徴である、
中低速域の実用域での積極的なモーターのアシストにより、優れた低燃費性能を誇ります。

アクセラスポーツも最新のアイドリングストップ機構「i-stop」を備える、
直噴型自然吸気エンジンと6ATの高い伝達効率により、優れた燃費性能を実現しています。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はともに年間34,500円です。
※自動車税は2017年2月時点で参照したものとなります。

室内

■トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション
室内長×室内幅×室内高
2015×1395×1175mm

■マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ
室内長×室内幅×室内高
1845×1505×1170mm

室内サイズはコンパクトなボンネットスペースを持つアクアの方が、
室内長170mm、室内高5mm上回り、
全幅はボディ幅の広いアクセラスポーツが110mm上回っています。

アクアは低床フロアの採用、
ハイブリッドバッテリーと燃料タンクをリアシート下に搭載することで、
ヘッドクリアランスを大きく確保し、ハッチバックタイプながら、
大人5名がゆったり過ごすことができる居住性の高い、広がり感のあるキャビンを実現しています。

また分割可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れます。

アクセラスポーツはBピラー以降のリアセクションのボディフォルムから、
後席のヘッドクリアランスやカーゴスペース高が若干低く感じるものの、
余裕のあるボディ幅の特徴をいかし、落ち着きのある室内空間を実現しています。

使い勝手の良い便利な分割可倒式リアシートを備え、
利便性と実用性に優れたパッケージデザインです。

新車価格

■トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション
2,090,291円

■マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ
2,138,400円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

両車はともに人気の高いコンパクトハッチバックですが、
搭載するエンジンタイプやホイールベース長、サスペンション形式などに違いがあり、
それぞれ乗り味に特徴があります。

■トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション
フロントシートは座面が長くシートバックを高くしたゆとりサイズです。

しなやかで肌触りの良い合革シートは身体をしっかりサポートし、
クラスを超えた座り心地が自慢です。

運転席の視界は良く、コンパクトなボディの恩恵もあり、
誰もが運転のしやすさを実感できる取り回しの良さです。

空力性能を追求した低重心ボディとソフトな足周りは、
路面の凹凸を軽やかに吸収してくれ、軽快な乗り心地と爽快なドライブフィールを実現しています。

特に中低速域では、積極的にモーターがアシストしてくれ、
静かな息継ぎのない滑らかな走行性能を誇ります。

■マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ
1.5Lの排気量ながら力強い直噴型自然吸気エンジンと高い伝達効率を誇る6ATのマッチングに優れ、
メリハリのある爽快な走行フィールを誇ります。

ロングホイールベース長を持つワイド&ローの低重心ボディと、
路面の凹凸に対して追従性に優れるマルチリンク式リアサスペンションにより、
コンパクトワゴンながら、揺れの少ないしなやかな乗り心地が特徴です。

適度に硬さのあるクロスシートは剛性感が高く、
身体をしっかり包み込む掛け心地の良さが自慢です。

操作性

最小回転半径は、アクアが4.8m、アクセラスポーツが5.3mと、
アクアの方がより小回りがきくことがわかります。

これはホイールベース長とボディサイズ、前トレッド幅の違いが主な要因と言えるでしょう。

ともに車両感覚が掴みやすいコンパクトなボディは、運転席からの視界性に優れ、
日常の市街地走行でのすれ違い、縦列駐車や車庫入れなど、
操作性に優れ運転のしやすさが実感できる2台です。

特にアクアは5ナンバー幅のボディと大きなサイドウィンドウにより、見切りの良さが自慢です。

ターゲット層

両車は同じ5ドアコンパクトハッチバックです。

ボディデザインや搭載するエンジンタイプなどが異なり、
走行性能やコンセプトにも大きな違いがある2台です。

■トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション
アクアはハイブリッド専用車です。
モーターがエンジンを補助的にアシストするのではなく、全域にわたってモーターが介入し、
高い走行性能と経済性能を実現した優れたパッケージです。

またエンジンを止めてモーターだけで走るモードを備え、
早朝や深夜などに大変便利な機能と言えるでしょう。

ナチュラルグレーの内装は数値以上にルーミーで、
スペースユーティリティの高いキャビン性能を体験できるでしょう。

先進安全機能である「Toyota Safety Sense C」衝突回避支援パッケージを搭載し、
日常の市街地走行から高速走行まで高い安全性能を実現しているグレードです。

静かで力強い走行性能などハイブリッド専用車ならではの密度の濃い乗り味と、
一目でハイブリッドカーだとわかる専用ボディから、
積極的にエコドライブを楽しみたい方々へおすすめです。

シンプルで長く乗れるボディデザインに定評があります。
アクセラスポーツと比較してより広い年齢層をターゲットとした、
長く乗れる飽きのこないパッケージデザインが特徴です。

■マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ
マツダが追及するスカイアクティブテクノロジーを盛り込んだ上級5ドアハッチバックです。

ワイド&ローの低く構えたボディデザインが特徴で、
随所に若々しさを感じるスポーティなハッチバックです。

マルチリンク式リアサスペンションや、
先進の「G-ベクタリングコントロール」テクノロジーなど、
独自のスカイアクティブテクノロジーを随所に取り入れ、
豊かなトルクを低回転から発生する1.5L 直噴型エンジンの扱いやすいエンジン特性と、
静粛性に優れる高剛性ボディと相まって、
揺れの少ないしなやかな乗り心地と快適な運動性能を誇ります。

万一の際にも、高い衝突安全性能を発揮するスカイアクティブボディ、
先進の危険認識支援技術・衝突回避支援・運転技術支援技術システムなどを装備するグレードです。

躍動感ある若々しいボディデザインとしなやかで優れた乗り心地、
ガソリンエンジンならではの軽快な運動性能と相まって、
実用性の高いスポーティな上級ハッチバックを求める方々へおすすめです。

外観

  • トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション

    goo-net編集チーム

    トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション

  • マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ

    goo-net編集チーム

    マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ

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※参考URL
トヨタ アクア(AQUA)Gブラックソフトレザーセレクション:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/AQUA/10100410/index.html

マツダ アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)15S プロアクティブ:
http://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/AXELA_SPORT/10105083/index.html

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グーネットマガジン編集部

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