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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.02.24
トヨタエスティマとヴェルファイアの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はトヨタの人気車種のエスティマシリーズのエスティマ(ESTIMA)アエラスと、
同じくトヨタのヴェルファイア(VELLFIRE)2.5Xを徹底比較したいと思います。
ともにトヨタを代表する上級ミニバンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
全長×全幅×全高
4820×1810×1745mm
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
全長×全幅×全高
4930×1850×1880mm
両車はともに堂々とした車格を持つ、トヨタの上級ミニバンです。
ヴェルファイアの方がひと回りゆとりのあるボディを纏い、
全長110mm、全幅40mm、全高135mm上回っています。
ヴェルファイアは縦に厚みのある幅の広いメッキグリルを備え、
ダイナミックで重厚感のあるフラッグシップミニバンとして存在感のある意匠デザインが特徴です。
エスティマはエアロパーツや18インチの大径アルミホイールを装備し、
スタイリッシュで軽快な走りをイメージさせる意匠デザインが特徴です。
タイヤサイズ
■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
(前)225/50R18 95V
(後)225/50R18 95V
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
(前)215/65R16 98H
(後)215/65R16 98H
エスティマの方が、2インチ大径でひと回り太いタイヤを標準装備しています。
スピードレンジがV規格の偏平率の低いタイヤが装着されており、
乗り心地と運動性能のバランスを重視した設定が特徴です。
ヴェルファイアはサイドウォールに高さのあるタイヤを装備しており、
乗り心地と経済性に優れた設定と言えるでしょう。
ともにアルミホイールを標準で装備しています。
乗車定員
■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
8名
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
8名
両車ともに3列シートを備え、8名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
JC08モード燃費:11.6km/リットル
排気量:2362cc
最高出力:170ps(125kW)/6000rpm
最高トルク:22.8kg・m(224N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1730kg
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
JC08モード燃費:11.6km/リットル
排気量:2493cc
最高出力:182ps(134kW)/6000rpm
最大トルク:24.0kg・m(235N・m)/4100rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1920kg
駆動方式はともにFFです。
エスティマは2.4L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVT、
ヴェルファイアは2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVTを搭載しています。
燃費は両車ともに11.6km/リットルです。
ヴェルファイアは車両重量が190kg上回りながら、
細部に亘り空力特性に拘り優れた燃費性能を実現しています。
両車はともに使用燃料は懐に優しいレギュラーガソリン仕様、
自動車税は年間45,000円です。
※自動車税は2017年2月時点で参照したものとなります。
室内
■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
室内長×室内幅×室内高
3010×1580×1255mm
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
室内長×室内幅×室内高
3210×1590×1400mm
室内のサイズは両車のボディコンセプトの違いが表れています。
よりゆとりのある大きなボディを纏ったヴェルファイアの方が、
室内長200mm、室内幅10mm、室内高145mm上回っています。
ヴェルファイアの2列目・3列目シートは、
ワンタッチで座面がはねあがるチップアップ機構を備え、
2列目シートのロングスライド機構と相まって、
利便性と実用性の全方向に広々とした居心地の良い快適な居住性を確保しています。
エスティマは3列目シートまで、足元、ヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
静粛性の高い室内空間と相まって、数値以上に開放的で伸びやかな居住空間を実現しています。
また、多彩なアレンジが可能なリアシートを備え、
大きな荷物や長尺ものを積む際の利便性にも優れたパッケージデザインです。
新車価格
■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
3,271,418円
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
3,197,782円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車ともそれぞれの特徴をいかし、車格に相応しい優れた乗り心地を実現しています。
■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
太目の18インチタイヤとダンピングの効いたサスペンション、
肌触りの良い厚めのゆったりしたシートにより、
揺れを感じにくいフラットでどっしりした上質な乗り心地が特徴です。
エアロパーツを装着し、
変速ショックの少ない7速シーケンシャルシフトマチック付きSuper CVT-iと、
余裕のある2.4L 直列4気筒自然吸気エンジンから、
高速走行においても優れた運動性能と爽快な走行フィールを提供しています。
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
3000mmのホイールベース長と、1920kgのボディを支えるダンピングの効いた足周りから、
重厚感溢れる乗り心地が特徴です。
十分に厚みがあり、身体をしっかりサポートしてくれる掛け心地の良いシートは、
3列目までゆったりした室内空間を実現し、
リアのダブルウィッシュボーン式サスペンションと相まって、
疲れの少ない快適な居住性を提供します。
操作性
最小回転半径は、エスティマが5.9m、ヴェルファイアが5.6mと、
ヴェルファイアの方がより小回りがきくことがわかります。
これは装着する225/50R18のタイヤサイズが主に起因していると言えるでしょう。
ターゲット層
両車は同じトヨタの上級ミニバンカテゴリーですが、
コンセプトやデザイン、サスペンションの違いからも乗り味にも大きな違いがあります。
■トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
エスティマ初代から息づく流線形のフォルムが特徴です。
中でもアエラスはエアロパーツと大径でファットなタイヤを装着し、
スタイリッシュで若々しいデザインを持つモデルです。
全席の視界が広く、明るい開放的な室内が特徴です。
高級感ある立体的なファブリックシートを備え、
全席の足元やヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
多彩なアレンジが可能なリアシートと併せて、
利便性と居住性、静粛性に優れた上質なユーティリティスペースを提供しています。
衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を標準装備し、先進の安全性能を誇ります。
また、18インチタイヤを備えたダンピングの効いた足周りは、
高い操縦安定性と、フラットで上質で快適な乗り心地を実現しています。
安全に快適な移動を目的とされるスタイリッシュな高級ミニバンを求める方々へおすすめです。
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
ヴェルファイアは堂々としたボディデザインと、
シャープなフロントグリルが特徴の高級ミニバンです。
前席の視界が広く、明るい開放的な室内が特徴です。
高級感あるファブリックシートを備え、全席足元に十分な余裕があり、
フルフラットにもなる8名乗りのリアシートの多彩なアレンジと併せて、
利便性と居住性に優れています。
余裕のある2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンと、
リニアでスムーズな加速フィールを提供するCVTの走りは、
過不足ないストレスフリーな加速性能を発揮します。
若干偏平率の高いタイヤを装備し、路面からの凹凸や振動に対して追従性の良い、
ダブルウィッシュボーン式リアサスペンションと相まって、
大人数がリラックスして快適に移動できる乗り心地の良い、
高級なミニバンを求める方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス
goo-net編集チーム
トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
※参考URL
トヨタ エスティマ(ESTIMA)アエラス:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/ESTIMA/10104112/index.html
トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/VELLFIRE/10095376/index.html