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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.02.17
トヨタヴェルファイアとエスクァイアの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はトヨタの人気車種のヴェルファイア(VELLFIRE)2.5Xと、
同じくトヨタエスクァイアシリーズのエスクァイア(ESQUIRE)Xiを徹底比較したいと思います。
ともにトヨタを代表するミニバン・ワンボックスタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
全長×全幅×全高
4930×1850×1880mm
■トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
全長×全幅×全高
4695×1695×1825mm
両車はともに背の高いミニバン・ワンボックスタイプです。
ヴェルファイアの方が、全体的に上回り、全長235mm、全幅155mm、全高55mm上回っています。
ヴェルファイアは、3ナンバー登録車で縦に厚みのある幅の広いメッキグリルを備え、
ダイナミックで重厚な存在感のある意匠デザインが特徴のフラッグシップミニバンです。
エスクァイアは、品のある大きなメッキグリルを持ち、
高級感溢れる佇まいを持つ5ナンバー登録ミニバンです。
タイヤサイズ
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
(前)215/65R16 98H
(後)215/65R16 98H
■トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
(前)195/65R15
(後)195/65R15
ヴェルファイアの方が1インチ大径で、20mmほど太いタイヤが標準装備されています。
ともにサイドウォールに高さのあるタイヤを装備しており、
乗り心地と経済性に優れた設定と言えるでしょう。
両車ともアルミホイールを標準で装備しています。
乗車定員
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
8名
■トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
8名
両車とも3列シートを備え、ともに8名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
JC08モード燃費:11.6km/リットル
排気量:2493cc
最高出力:182ps(134kW)/6000rpm
最大トルク:24.0kg・m(235N・m)/4100rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1920kg
■トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
JC08モード燃費:16.0km/リットル
排気量:1986cc
最高出力:152ps(112kW)/6100rpm
最大トルク:19.7kg・m(193N・m)/3800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1570kg
両車とも駆動方式はFFです。
ヴェルファイアは2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVT、
エスクァイアは2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVTを搭載しています。
燃費はエスクァイアの方が4.4km/リットル優れた数値です。
これはエスクァイアの方が、507ccコンパクトなエンジンと、
350kg軽量なことが主に起因していると言えるでしょう。
使用燃料はともに懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はヴェルファイアが年間45,000円、エスクァイアは年間39,500円です。
※自動車税は2017年2月時点で参照したものとなります。
室内
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
室内長×室内幅×室内高
3210×1590×1400mm
■トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
室内長×室内幅×室内高
2930×1540×1400mm
室内高はともに1400mmで同寸ながら、ボディサイズの恩恵により、
ヴェルファイアの方が、室内長280mm、室内幅50mm上回っています。
ヴェルファイアは全席の足元やヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
静粛性の高い居心地のよい快適な室内空間を提供しています。
エスクァイアは床が低く乗降性に優れ、バッテリーをフロントシート下に配置するなど、
数値以上に室内高のゆとりを感じさせるパッケージと言えるでしょう。
ともに2列目・3列目シートを備え、
ワンタッチで座面がはねあがるチップアップ機構とロングスライド可能な2列目シートと相まって、
実用性と利便性の高い快適な居住性を確保しています。
新車価格
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
3,197,782円
■トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
2,657,782円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車とも人気ミニバン・ワンボックスモデルとして、申し分ない乗り心地を実現しています。
しかしながら、車両重量やサスペンション形式が異なり、乗り味にも違いがあります。
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
3000mmのホイールベース長と、1920kgのボディを支えるダンピングの効いた足周りから、
重厚感溢れる乗り心地が特徴です。
剛性感があり厚みのある、身体をしっかりサポートしてくれる掛け心地のよいシートは、
3列目までゆったりした室内空間を実現し、
リアのダブルウィッシュボーン式サスペンションと相まって、
長距離の移動でも疲れの少ない快適な居住性を提供します。
■トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
消臭機能を備える、質感が高く座り心地のよいファブリックシート、
低重心ボディとスタビライザー付き前後サスペンションと相まって、
街中から高速走行でも揺れの少ない上質な乗り心地が特徴です。
空気量のたっぷりしたやや偏平率の高いタイヤとのバランスもよく、
大人数でも十分な余裕を感じる、くつろぎの空間を実現しています。
操作性
最小回転半径は、ヴェルファイアが5.6m、エスクァイアが5.5mです。
エスクァイアの方がわずかながら小回りがきくことがわかります。
ともに運転席からの視界性もよく、車両感覚が掴みやすく、
すれ違いや切り返しでも安心して運転できる、優れた操作性を実現しています。
ターゲット層
両車はそれぞれトヨタを代表するミニバン・ワンボックスのカテゴリーであり、人気の高い2台です。
■トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
ヴェルファイアは堂々としたボディデザインと、
シャープなフロントグリルが特徴の高級ミニバンです。
前席の視界が広く、明るい開放的な室内が特徴です。
高級感あるファブリックシートを備え、全席足元に十分な余裕があり、
フルフラットにもなる8名乗りのリアシートの多彩なアレンジと併せて、
利便性と居住性に優れています。
余裕のある2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンとリニアでスムーズな加速フィールを提供する、
7速シーケンシャルシフトマチック装備のSuper CVT-iの走りは、
過不足ないストレスフリーな加速性能を発揮します。
また、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作量から、
ドライバーのイメージに近い走りをサポートするVDIM制御を搭載し、
高い予防安全性と優れた運動性能・走行安定性を提供しています。
若干偏平率の高いコンフォート性能寄りのタイヤと、
ダブルウィッシュボーン式リアサスペンションを採用することで、
ダンピングの効いた重厚感のある乗り心地と走行安定性を実現し、
大人数がリラックスして快適に移動できる高級なミニバンを求める方々へおすすめです。
■トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
5ナンバー登録ながら室内空間にこだわった上質なミニバンです。
メッキを大胆に使ったアグレッシブなフロントデザインながら、
高級感溢れるボディデザインが特徴です。
ステッチを施したシートは質感が高く座り心地もよく、
細部まで色使いにこだわった品のよいインテリアなど、クオリティの高さが自慢です。
低いフロアを採用したボディは、
ワンタッチ式助手席側パワースライドドア、余裕のある室内高と相まって、
乗降性と実用性に優れ、大人8名がリラックスして過ごせる高い居住性を実現しています。
また先進安全機能である「Toyota Safety Sense C」衝突回避支援パッケージと、
ステアリング、ブレーキ、駆動力をバランスよく制御し、
優れた走行安定性と操縦性を実現する「S-VSC」を搭載したモデルです。
安定感の高い上質な乗り心地とアグレッシブなデザインから、
存在感のある上質な5ナンバーサイズミニバンを求める方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X
goo-net編集チーム
トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi
※参考URL
トヨタ ヴェルファイア(VELLFIRE)2.5X:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/VELLFIRE/10095376/index.html
トヨタ エスクァイア(ESQUIRE)Xi:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/ESQUIRE/10101764/index.html