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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.02.15
スバルアウトバックとホンダオデッセイの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はスバルの人気車種のアウトバック(OUTBACK)ベースグレードと、
ホンダ オデッセイシリーズのオデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシングを徹底比較したいと思います。
ともにスバルとホンダを代表するSUVとミニバンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
全長×全幅×全高
4815×1840×1605mm
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
全長×全幅×全高
4830×1820×1685mm
アウトバックの方が全幅20mm上回りますが、
オデッセイの方が全長15mm、全高80mm上回っています。
アウトバックは上級SUVらしくボリューム感のある車格に相応しい堂々とした佇まいをみせます。
オデッセイはエアロパーツを装備し、メッキを多用したフロントグリルと相まって、
高級感溢れる落ち着いたフォルムが特徴のミニバンです。
タイヤサイズ
■スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
(前)225/65R17
(後)225/65R17
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
(前)215/55R17 94V
(後)215/55R17 94V
ともに17インチの同径ながら、
アウトバックの方がひと回り太いサイズのタイヤを標準装備しています。
空気量の多い、サイドウォールに高さのあるタイヤを装備しており、
シティランナバウトとしての乗り心地と走破性能のバランスを考慮したパッケージと言えるでしょう。
オデッセイはやや偏平率の低い走行性能と乗り心地のバランスを重視した設定です。
ともにアルミホイールが標準で装備されます。
乗車定員
■スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
5名
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
8名
アウトバックは5名、オデッセイは3列シートを備え8名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
JC08モード燃費:14.6km/リットル
排気量:2498cc
最高出力:175ps(129kW)/5800rpm
最大トルク:24.0kg・m(235N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1570kg
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
JC08モード燃費:14.0km/リットル
排気量:2356cc
最高出力:190ps(140kW)/6400rpm
最大トルク:24.2kg・m(237N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1760kg
駆動方式はアウトバックがフルタイム4WD、オデッセイはFFです。
アウトバックは2.5L 水平対向4気筒自然吸気エンジン+CVT、
オデッセイは2.4L直列4気筒自然吸気エンジン+CVTを搭載しています。
燃費はアウトバックの方が、0.6km/リットル優れた数値です。
これは主に車両重量190kgの差が起因していると言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はともに年間45,000円です。
※自動車税は2017年1月時点で参照したものとなります。
室内
■スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
室内長×室内幅×室内高
2030×1545×1240mm
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
室内長×室内幅×室内高
2935×1625×1325mm
室内サイズは3列シートを持つミニバンのオデッセイの方が全体的に上回り、
室内長905mm、室内幅80mm、室内高85mm上回っています。
アウトバックはボディの長さと低床化により、
足元とヘッドクリアランスに余裕があるゆったりとした居住性を誇ります。
フラットで広いカーゴスペースと分割可倒式シートを備え、
長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性と実用性に優れます。
オデッセイはミニバンらしく、広い室内空間を重視したパッケージングが特徴です。
低床化と室内高のゆとりにより3列目シートまで上質で静粛性の高いキャビン性能を提供しています。
また、乗降性に優れた両側スライドドア、多彩なシートレイアウト、
低く大きなリアゲート開口部と併せて、フレキシブルで高いユーティリティ性能が自慢です。
新車価格
■スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
3,186,000円
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
3,200,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車はボディタイプ、駆動方式に違いがあり、走行性能や乗り心地にもそれぞれの特徴が窺えます。
■スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
上質なワゴンとSUVのクロスオーバー的なパッケージングが特徴です。
前席は掛け心地の良いファブリック製パワーシートを備え、
低重心でトルクフルな2.5L水平対向エンジンと高い走行安定性を誇る4WDシステムにより、
ロールの少ない質感の高いしなやかな乗り心地を提供します。
スバルの伝統的なシンメトリカル4WDシステムにより、
市街地から高速走行、乾いた路面から雨天の滑りやすい路面までシーンを選ばない、
重心の高さを感じさせない安定感の高い走破性能を誇ります。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
ホンダが誇る上級ミニバンらしく、
剛性感のある足周りが路面からの凹凸をしっかり受け止め、
横揺れが少なく快適な乗り心地を提供します。
2900mmのホイールベース長と、高い剛性感も持つ低重心ボディも、
乗り心地に大きく貢献していると言えるでしょう。
3列目シートにも足元やヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
厚みのあるソフトな肌触りのシートと相まって、
長距離の移動でも疲れの少ない高い居住性が自慢です。
アブソルートモデルは通常モデルより若干低められた車高とエアロパーツにより、
高速走行時の走行安定性に優れ、ふらつきの少ない落ち着いた乗り味が特徴のパッケージングです。
操作性
最小回転半径はアウトバックが5.5m、オデッセイは5.4mです。
オデッセイの方が、わずかながら小回りがきくことがわかります。
アウトバックは最小回転半径には不利とされる4WD駆動方式ですが、
タイヤの切れ角や構造的な進化により、優れた操作性と取り回しの良さを実現しています。
ターゲット層
両車はボディタイプの異なる上級SUVとミニバンタイプです。
駆動方式や搭載エンジンにも違いがあり、それぞれのメーカーを代表する人気の高い2台です。
■スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
スバルのフラッグシップSUVながら、
上質なワゴンと高次元の走りを目指したSUVのクロスオーバー的なコンセプトデザインです。
高剛性シャシーとボディ、熟成されたボクサーエンジンにより、
スポーティでしなやかな乗り心地が特徴です。
低重心ボディと低床フロアによるゆったりとした室内、走行シーンを選ばない4WDシステムは、
抜群の直進安定性と質感の高い快適な移動空間を提供します。
スバル独自の運転支援システム「アイサイト」を装備し、
先進のテクノロジーと落ち着きのある質の高いパッケージは、
快適さと安全性のバランスを求める行動的な方々におすすめです。
オデッセイと比較してより幅広い年齢層を意識したパッケージデザインです。
■ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
低められた車高とエアロパーツにより、スタイリッシュで高級感あるフォルムが特徴のモデルです。
低重心・低床を可能にしたボディとパワフルな2.4Lアブソルート専用直噴エンジン、
フリクションの少ない安定感ある足周りにより、
スポーティながらダンピングの効いたしなやかな乗り心地を提供しています。
3列目シートまで全方向に余裕があり、静かなキャビンと余裕のある走行性能により、
街乗りから長距離ドライブまで大人数で移動する機会の多い方々におすすめです。
先進の予防安全運転支援システム「Honda SENSING」を備え、
クオリティの高い走りとドライブに大きな安全をもたらす機能を搭載したグレードです。
外観
goo-net編集チーム
スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード
goo-net編集チーム
ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング
※参考URL
スバル アウトバック(OUTBACK)ベースグレード:
http://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/OUTBACK/10099515/index.html
ホンダ オデッセイ(ODYSSEY)アブソルート・Xホンダセンシング:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/ODYSSEY/10102291/index.html