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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2017.01.19
スズキスプラッシュと日産キューブの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はスズキの人気車種のスプラッシュ(SPLASH)ベースグレードと、
日産キューブシリーズのキューブ(CUBE)15Xを徹底比較したいと思います。
ともに日産を代表するミニバン・ワンボックスタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
全長×全幅×全高
3775×1680×1590mm
■日産 キューブ(CUBE)15X
全長×全幅×全高
3890×1695×1650mm
ともに5ナンバー登録のやや背の高い5ドアワゴンボディを持つ、室内空間を重視した2台です。
キューブの方が全体的にひと回り大きなボディサイズで、
全長115mm、全幅15mm、全高は60mm上回ります。
スプラッシュは開口部を大きく取った、
大胆で存在感のあるフロントグリルを持つユニークな意匠デザインです。
キューブは窓が大きく全体的に角を丸めたスクエアで、
愛嬌のある個性的なボディデザインが特徴です。
タイヤサイズ
■スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
(前)185/60R15 84H
(後)185/60R15 84H
■日産 キューブ(CUBE)15X
(前)175/65R15 84S
(後)175/65R15 84S
両車ともに15インチの同径ながら、
スプラッシュの方がひと回り太いタイヤが標準装備されています。
運動性能と経済性、乗り心地のバランスを重視した設定と言えるでしょう。
キューブはソフトな乗り心地と経済性のバランスを考えた相応しい最適な選択と言えます。
スプラッシュはアルミホイールが標準で装備されます。
乗車定員
■スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
5名
■日産 キューブ(CUBE)15X
5名
両車ともに、5名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
JC08モード燃費:19.6km/リットル
排気量:1242cc
最高出力:91ps(67kW)/6000rpm
最高トルク:12.0kg・m(118N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1050kg
■日産 キューブ(CUBE)15X
JC08モード燃費:19.0km/リットル
排気量:1498cc
最高出力:111ps(82kW)/6000rpm
最高トルク:15.1kg・m(148N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1200kg
両車とも駆動方式はFFです。
スプラッシュは排気量1.2L、キューブは1.5L の4気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
燃費はスプラッシュが0.6km/リットル優れた数値となっています。
スプラッシュは、キューブと比較して256ccコンパクトなエンジンと、
車両重量が150kg軽量なことが主な要因と思われます。ともに優れた燃費性能と言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はともに年間34,500円です。
※自動車税は2016年12月時点で参照したものとなります。
室内
■スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
室内長×室内幅×室内高
1895×1375×1240mm
■日産 キューブ(CUBE)15X
室内長×室内幅×室内高
1950×1395×1275mm
室内サイズはボディサイズの恩恵からキューブの方が全体的に若干上回ります。
キューブの方が室内長55mm、室内幅20mm、室内高35mm上回っています。
スプラッシュは若干タイトなキャビンですが、
アップライトな着座姿勢を取るレイアウトにより数値以上に快適な居住性を確保しています。
キューブは大きな窓と低床化フロアにより、ヘッドクリアランスに余裕があり、
より開放感のあるスペース効率を重視したパッケージです。
ともに分割可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際に大変便利です。
新車価格
■スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
1,324,080円
■日産 キューブ(CUBE)15X
1,620,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車は同じワゴンボディながら、
搭載するエンジンや足周りの設定などにコンセプトの違いがあります。
■スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
ゆったりとした骨格のしっかりしたシートは、
長距離の移動でも疲れの少ない快適な座り心地を提供します。
足周りはヨーロッパ製の車らしく、路面からの振動を細かく吸収し、
ストローク長をしっかり取った、重厚感を感じる設定です。
搭載するエンジンは1.2Lながら吸排気ともに可変バルブ機構を取り入れ、
パワフルなエンジン特性と相まって、高速走行での乗り心地の良さと高い走行性能が特徴です。
■日産 キューブ(CUBE)15X
少し硬めのしっかりした足周りと、細めでエアボリュームのあるタイヤはバランスに優れ、
決して揺さぶられる感じではなく快適な乗り心地です。
ソファ形状のソフトな肌触りのシートは厚みあり、静粛性の高い室内と視界の良さから、
ルーミーで疲れの少ない優れた居住性が自慢です。
特にフロントシートは座面にスプリングを内蔵し、ソファらしい掛け心地の良さが自慢です。
操作性
最小回転半径はスプラッシュが5.2m、キューブが4.6mと、
キューブの方がより小回りがきくことがわかります。
これは主にハンドルの切れ角が要因と言えるでしょう。
しかしながら、ともにコンパクトなボディサイズから、
市街地のすれ違い、縦列駐車、車庫入れでも取り回しの良さが体感できる操作性を誇ります。
ターゲット層
両車はともに5ナンバー登録のやや背の高いワゴンボディながら、
ボディデザインや乗り心地のなど特徴のある2台です。
■スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
ハンガリーの製造子会社である「マジャールスズキ」が生産し、
スズキが輸入車として販売する車種です。
ヨーロッパ市場に向けに設計され、ボディデザインをはじめインテリア、
足周りなど日本車とは異なるコンセプトで作られました。
パワフルな1.2L DOHC VVT(可変バルブ機構)自然吸気エンジン、
CVTの滑らかな加速フィール、しっかり路面からの衝撃を吸収する重厚感ある足周りなど、
高速移動で際立つ良さを感じるヨーロッパ車的なテイストが特徴です。
大胆で日本車離れたフロントグリルデザイン、走りの質と実用性の高さから、
個性的なコンパクトワゴンを求める方々へおすすめです。
■日産 キューブ(CUBE)15X
スクエア形状のコンパクトなボディは見切りも良く、
ガラス面が立った個性的なデザインが特徴です。
最小回転半径は4.6mとクラストップレベルで、
車庫入れや市街地のすれ違いなど運転のしやすさが自慢です。
トルクフルでパワフルな1.5Lエンジンは5名乗車でも余裕のある運動性能を誇り、
進化したアイドリングストップ機構と相まって、
力強い走りと経済性のバランスのとれた優れた性能を発揮します。
高い静粛性を持つ広々としたキャビン、ソファのような掛け心地の良いシートなど、
快適な居住空間を提供しています。
愛嬌のあるフロントフェイス、角がとれた親しみやすいデザインは、
スタイリッシュで行動的な方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード
goo-net編集チーム
日産 キューブ(CUBE)15X
※参考URL
スズキ スプラッシュ(SPLASH)ベースグレード:
http://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/SPLASH/10088246/index.html
日産 キューブ(CUBE)15X:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/CUBE/10104733/index.html