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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.12.27

スズキスペーシアと日産モコの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

スズキスペーシアと日産モコの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はスズキの人気車種のスペーシア(SPACIA)Gと、
日産のモコ(MOCO)Xを徹底比較したいと思います。

共にスズキと日産を代表する軽ワゴンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
全長×全幅×全高
3395×1475×1735mm

■日産 モコ(MOCO)X
全長×全幅×全高
3395×1475×1625mm

両車は軽自動車の規格いっぱいのサイズで作られ、
ともにガラスエリアが広くルーミーなキャビンを持つ、スペース効率を重視した軽ワゴンです。

スペーシアの方がより背が高く、全高は110mm上回っています。

モコはスズキのOEM車です。

タイヤサイズ

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S

■日産 モコ(MOCO)X
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S

両車は14インチの同じサイズのタイヤを標準装備しています。
両車ともにサイドウォールに高さのある、それぞれのクラスでは標準的なタイヤを備え、
ソフトな乗り心地と経済性を重視した設定と言えるでしょう。

乗車定員

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
4名

■日産 モコ(MOCO)X
4名

両車ともに軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。

※法令は2016年12月時点で参照したものとなります。

維持費(燃費)

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
JC08モード燃費:32.0km/リットル
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:840kg

■日産 モコ(MOCO)X
JC08モード燃費:30.0km/リットル
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:820kg

両車とも駆動方式はFFです。

スペーシアはS-エネチャージと呼ばれるハイブリッド機構を持ったエンジンが搭載され、
モーターが発進加速時から85km/hまでの、
幅広い速度域をスムーズにアシストしてくれるエンジン特性です。

モコは同じ型式ながら、
モーターアシストを持たない0.66L 3気筒自然吸気エンジンを搭載しています。

燃費はスペーシアの方が、2.0km/リットル優れた数値となっています。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

※自動車税は2016年12月時点で参照したものとなります。

室内

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
室内長×室内幅×室内高
2215×1320×1375mm

■日産 モコ(MOCO)X
室内長×室内幅×室内高
2135×1285×1260mm

スペーシアは全体的に余裕のある室内空間を実現しています。
スペーシアの方が、室内長80mm、室内幅35mm、室内高115mm上回っています。

ともにリアシートを大きくスライド、リクライニングさせる機構を備え、
後席の足元に大きな余裕が生まれます。
スペーシアは後席に両側スライドドアを備え、狭い所の乗り降りや乗降性に優れます。

両車ともに可倒式の後席を備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れています。

新車価格

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
1,274,400円

■日産 モコ(MOCO)X
1,296,000円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

ともに2425mmのロングホイールベース長を持つ2台ですが、
搭載するエンジンタイプや車高の違いにより、若干乗り味にも違いがあります。

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
幅広い速度域でスムーズにアシストしてくれるS-エネチャージエンジンと、
ほどよい反発性を持った厚みのある手触りの良いシートにより、
疲れの少ない快適な乗り心地を提供してくれます。

また、偏平率の高いソフトなタイヤと軽量で高剛性低床ボディのバランスの良さから、
背の高いワゴンボディながら揺れ少ない安定した走行性能を実現しています。

■日産 モコ(MOCO)X
厚みのあるベンチ式のフロントシートはセンターにひじ掛けを備え、
ソフトな肌触りのジャージ地で適度に身体をサポートしてくれる掛け心地の良さが自慢です。

また、空気量のたっぷりした偏平率の高いタイヤと柔らかめな足周り、
ホイールベース長からソフトな乗り心地が特徴です。

3気筒自然吸気エンジンは軽量なボディを軽快に走らせる余裕のあるエンジン特性を持ち、
経済性に優れたストレスのない走行性能を誇ります。

操作性

最小回転半径は、両車とも4.4mと同じスペックで、
日常の買い物から縦列駐車や車庫入れでまで取り回しの良さを感じる小回り性能を実現しています。
ガラスエリアの大きさからルーミーで視界性に優れたパッケージデザインです。

ターゲット層

両車とも経済性に優れたエンジンを搭載しており、スズキと日産を代表する非常に人気の2台です。
搭載するエンジンタイプの違いが大きな特徴となります。

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
背の高い軽ワゴンの特徴により、スペース効率を重視したボディの4隅にタイヤが付く構造なので、
全長とホイールベースのバランスにより、ゆったりとした乗り心地が体感できます。
また、開放感のある圧倒的な広い室内スペースと視界の良さが自慢です。

両側リアスライドドアを備え、低床フロアとロングスライド&リクライニング機構により、
後席へのアクセスに大変優れています。

パワフルなハイブリッドエンジン「S-エネチャージ」システムの燃費の良さから、
毎日の移動に経済性の優れた広々とした軽ワゴンを求める方々へおすすめです。

■日産 モコ(MOCO)X
ボンネットが低く、ガラス面が広く、安定感のある、
スタイリッシュなフロントデザインとパワフルな自然吸気エンジンによる軽快な走行性能が特徴です。
シートやインパネのクオリティも高く、明るい室内とソフトな乗り心地の良さも自慢です。

減速時のエネルギーから電気を作りガソリンを節約する機構や進化したアイドリングストップ機構、
アイドリングストップ時にも冷風を出すユニークな機構など、
エコのアイデアがたくさん詰まった、環境に優しくクラストップレベルの燃費性能を誇ります。

街乗りや買い物など日常使いがメインで、パワフルな走りと優れた燃費性能を持つ、
上品で洗練された軽ワゴンを求める方々におすすめです。

外観

  • スズキ スペーシア(SPACIA)G

    goo-net編集チーム

    スズキ スペーシア(SPACIA)G

  • 日産 モコ(MOCO)X

    goo-net編集チーム

    日産 モコ(MOCO)X

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グーネットマガジン編集部

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