ダイハツソニカとマツダデミオの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ
全長×全幅×全高
3395×1475×1470mm

■マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ
全長×全幅×全高
4060×1695×1500mm

ソニカは5ドア軽ハッチバックタイプ、デミオは5ドアコンパクトハッチバックタイプです。
5ナンバーのデミオの方が、全長が665mm、全幅220mm、全高30mm上回っています。

ソニカは最近の軽自動車では珍しい、走りをイメージさせるロー＆ロングのボディデザインです。
デミオは5ナンバーながら、抑揚のある安定感のあるフォルムが特徴です。

ともに立体駐車場に入る全高1550mm以下のサイズです。

■ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ
（前）155/65R14 75S
（後）155/65R14 75S

■マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ
（前）185/65R15 88S
（後）185/65R15 88S

デミオの方が1インチ大径で30mmほど太いタイヤを標準装備しています。

ともに同じスピードレンジの乗り心地と経済性のバランスが取れた、
それぞれのクラスでは標準的なタイヤと言えるでしょう。

ソニカはアルミホイールが標準で装備されています。

■ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ
4名

■マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ
5名

ソニカは軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。
デミオは5名の乗車定員です。

※法令は2016年10月時点で参照したものとなります。

■ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ
10モード/10・15モード燃費：23.0km/リットル
排気量：658cc
最高出力：64ps(47kW)/6000rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：820kg

■マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ
JC08モード燃費：24.6km/リットル
排気量：1298cc
最高出力：92ps(68kW)/6000rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1030kg

両車とも駆動方式はFFです。
ソニカは0.66L 3気筒インタークーラー付きターボエンジン、
デミオは1.3L 4気筒自然吸気エンジンを搭載しています。

燃費に関してはデミオの方が1.6km/リットル数値的に優れています。
デミオの方が排気量640cc、車両重量210kg上回りながら、
直噴型の燃費効率に優れる自然吸気エンジンを搭載することにより、
実用燃費に有利なエンジン特性を持っています。

しかしながらともに非常に優れた燃費性能を持ち、
懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。

デミオの自動車税は年間34,500円です。

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。

※自動車税は2016年10月時点で参照したものとなります。

■ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ
室内長×室内幅×室内高
1915×1320×1230mm

■マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ
室内長×室内幅×室内高
1805×1445×1210mm

室内サイズはソニカの方が、室内長110mm、室内高20mm上回っていますが、
室内幅はデミオが125mm上回ります。

ソニカはコンパクトなエンジンを搭載することにより、室内長に大きなゆとりを生みだしています。
一体可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際に大変便利です。

デミオは横方向にゆとりがあり、ゆったりとしたシートの恩恵もあり、
数値以上に広く感じる室内空間が特徴です。

■ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ
1,207,500円

■マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ
1,350,000円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

両車はボディタイプや搭載するエンジンの排気量やタイプが異なり、
乗り味にも大きな違いがあります。

■ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ
前後にスタビライザーを備え操縦安定性に優れた足周りと、
パワフルなターボエンジン、重心の低さから、軽快で快適な乗り味が特徴です。

ホールド性の高いシートと静粛性の高さから、
街乗りから高速道路まで質の高いキャビンが自慢です。

■マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ
若干柔らかめなタイヤとしっかりした足周り、ボディのバランスが良く、
ハンドリングも落ち着いている印象を受けます。

フロントシートは、フィット感に優れ、身体をしっかり支え揺れを抑えてくれるデザインです。
静粛性に優れた室内と併せて、快適な乗り心地を提供してくれるパッケージングです。

最小回転半径は、ソニカが4.5m、デミオが4.7mとなっており、
ソニカの方がわずかながら小回りがきくことがわかります。

タイヤのサイズ、ホイールベース長などが、最小回転半径の差に起因していると言えるでしょう。

両車はともに、ファミリーカーとしてもビジネスカーとしても、
優れた実用性を備えた人気の車種です。

■ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ
「爽快ツアラー」として開発された背の低い軽ハッチバックです。
パワフルなインタークーラー付きターボエンジンと低重心のボディ、
前後にスタビライザーを備え、安定感ある優れた走行性能を誇ります。

質感の高いシートをはじめ、クラスを超えた上質で静粛性の高い室内空間により、
普段のドライブから高速道路まで、パワフルで快適な軽ハッチバックを求める方々へおすすめです。

■マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ
5ナンバーサイズとは思えないほど横方向に安定感のある、
ボリュームを感じるデザインが印象的です。

視界の広い室内は、運転がしやすく、インテリアの造形や質感にもこだわりが感じられます。
4気筒直噴型エンジンはパワフルながらも静粛性と高さと燃費性能が自慢です。

CVTの採用が増えるこのクラスの中でも、6速ATである、
“SKYACTIV-DRIVE”を採用するなど、メリハリのある走りに対するこだわりが感じられます。

スタイリッシュでありながら存在感のあるデザインと経済性の良さは、
若々しい印象でアクティブなライフスタイルを求める方々におすすめです。

※参考URL
ダイハツ ソニカ（SONICA）Ｒ:
http://www.goo-net.com/catalog/DAIHATSU/SONICA/10042685/index.html

マツダ デミオ（DEMIO）１３Ｃ:
http://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/DEMIO/10101454/index.html