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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2016.09.28
日産スカイラインとトヨタクラウンを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回は日産の人気車種スカイラインシリーズのスカイライン(SKYLINE)200GT-tと、
同じくトヨタのクラウン(CROWN)アスリート-Tを徹底比較したいと思います。
共に日産とトヨタを代表する高級スポーツセダンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
全長×全幅×全高
4790×1820×1450mm
■トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
全長×全幅×全高
4895×1800×1450mm
スカイラインもクラウンも同じ4ドアセダンタイプです。
クラウンの方が、全長は105mm長いながら、
全幅はスカイラインが20mm上回り、全高は同じ数値です。
全高は両車とも立体駐車場に余裕で入る1550mm以下のサイズです。
タイヤサイズ
■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
(前)225/55RF17 97W
(後)225/55RF17 97W
■トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
(前)215/55R17 94V
(後)215/55R17 94V
両車との17インチの同径ですが、
スカイラインの方がひと回り太いサイズのタイヤが標準装備されています。
若干クラウンの方が、コンフォート寄りの乗り心地と安定性を重視した設定と言えるでしょう。
スカイラインはタイヤのスピードレンジがひとつ上の規格となっており走行性能を重視した設定です。
さらに空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定の距離が航行できる、
ランフラットタイヤが標準装備されているのが特徴です。
乗車定員
■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
5名
■トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
5名
両車とも5名の乗車定員です。街乗りから長距離までゆったりと快適に移動できる車です。
維持費(燃費)
■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
JC08燃費:13.0km/リットル
排気量:1991cc
最高出力:211ps(155kW)/5500rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
■トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
JC08燃費:13.4km/リットル
排気量:1998cc
最高出力:235ps(173kW)/5200~5800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
両車とも駆動方式はFRです。
両車とも、低回転から太いトルクを発揮する効率のよい2Lターボエンジンが特徴です。
燃費はクラウンの方が0.4km/リットルほど数値的に優れています。
これはクラウンの方が70kg軽量な事やタイヤの指定などさまざまな要因が考えられます。
両車ともプレミアムガソリン仕様です。
自動車税は、両車とも年間39,500円です。
※自動車税は2016年9月時点で参照したものとなります。
室内
■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
室内長×室内幅×室内高
2000×1480×1180mm
■トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
室内長×室内幅×室内高
1975×1510×1190mm
室内のサイズは、スカイラインの方が室内長で25mm上回りますが、
クラウンの方が室内幅30mm、室内高10mm上回っています。
ほぼ同じ空間パッケージと言えるでしょう。
新車価格
■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
4,136,400円
■トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
3,880,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
ホイールベースは両車とも2850mmと同じ数値です。
また車両重量も70kgの差なので、数値上からは乗り心地の違いは顕著に見受けられないでしょう。
■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
ターボエンジンにより低速から力強く滑らかに加速します。
ダンピングの効いた足回りは、街乗りから高速走行まで、
揺れの少ない快適な乗り心地を提供しています。
ランフラットタイヤによる乗り心地の違いは感じられないでしょう。
■トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
プレミアムセダンにふさわしい落ち着きのある乗り心地を重視したセッティングが特徴です。
高剛性と低振動対策を施したボディは格別な静粛性と快適性が誇ります。
立体的なサポート性の高いファブリックシートは質感も高く、
8速ATのスムースな変速と併せて、疲れの少ないパッケージと言えるでしょう。
操作性
最小回転半径は、スカイラインが5.7m、クラウンが5.2mと、
クラウンの方が小回りがきくことがわかります。
両車の差はクラウンのこだわりでもあるタイヤの切れ角の違いと言えるでしょう。
ターゲット層
両車は日産とトヨタの高級スポーツセダンのカテゴリーですが、
設計コンセプトや乗り味にも大きな違いがあります。
■日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
スカイラインと言えば、俊敏な印象を受ける方が多いかと思います。
ターボエンジンを搭載して、大トルクにより低速から豪快に加速するのが身上とも言えるでしょう。
大柄な立派な車格になっても、スポーティな走行性能とゆったりとしたパッケージが特徴です。
高速道路を利用する機会の多い方や質の高いドライビングを楽しみたい方々におすすめです。
■トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
14代目となる日本を代表する高級セダンです。
なかでもアスリートモデルは、迫力あるフロントマスクや、
スカイラインと同様にターボエンジンが与えられスポーティな味付けとなっています。
日本人に合わせたドライバーズポジション、日本の道路事情に合わせたエンジン特性など、
日本専用と言えるパッケージが特徴です。
伝統の中にもアクティブな生活スタイルを求める方々におすすめです。
外観
goo-net編集チーム
日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t
goo-net編集チーム
トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T
※参考URL
日産 スカイライン(SKYLINE)200GT-t:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/SKYLINE/10103075/index.html
トヨタ クラウン(CROWN)アスリート-T:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CROWN/10099877/index.html