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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2016.09.08
ホンダN BOXとフィットを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はホンダの人気車種のN BOX(N_BOX)Cと、
同じくホンダのフィットシリーズのフィット(FIT)13Gをスタンダードモデルで徹底比較したいと思います。
ホンダを代表する人気の軽ハイトワゴンとコンパクトハッチバックの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■ホンダ N BOX(N_BOX)C
全長×全幅×全高
3395×1475×1780mm
■ホンダ フィット(FIT)13G
全長×全幅×全高
3955×1695×1525mm
軽自動車のN BOXよりも5ナンバー普通車であるフィットの方が、
全長560mm、全幅220mm上回ります。
全高は軽ハイトワゴンのN BOXの方が255mm上回り、軽自動車の規格いっぱいのサイズで作られ、
室内スペースを重視した居住性の高いデザインとなっています。
フィットは立体駐車場に余裕で入る1550 mm以下のサイズです。
タイヤサイズ
■ホンダ N BOX(N_BOX)C
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S
■ホンダ フィット(FIT)13G
(前)175/70R14 84S
(後)175/70R14 84S
両車とも同じ14インチのリム径ですが、タイヤ幅はフィットが20mm太いタイヤを標準装備しています。
それぞれ同じクラスでは標準的なスペックサイズで、
乗り心地と経済性のバランスが取れたタイヤと言えるでしょう。
乗車定員
■ホンダ N BOX(N_BOX)C
4名
■ホンダ フィット(FIT)13G
5名
軽自動車規格であるN BOXは4名、普通車規格であるフィットは5名の乗車定員となっています。
維持費(燃費)
■ホンダ N BOX(N_BOX)C
JC08モード燃費:25.6km/リットル
排気量:658cc
最高出力:58ps(43kW)/7300rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
■ホンダ フィット(FIT)13G
JC08モード燃費:26.0km/リットル
排気量:1317cc
最高出力:100ps(73kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
両車とも駆動方式はFFです。
フィットはN BOXのほぼ2倍の排気量を持ちながら0.4km/リットル優れた燃費を実現しています。
これは、フィットの方が出力・トルク共に中低速域から立ち上がり、
実用燃費性能が際立っていると言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
普通自動車のフィットの自動車税は年間34.500円です。
軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。
※自動車税は2016年9月時点で参照したものとなります。
室内
■ホンダ N BOX(N_BOX)C
室内長×室内幅×室内高
2180×1350×1400mm
■ホンダ フィット(FIT)13G
室内長×室内幅×室内高
1935×1450×1280mm
N BOXの方が室内長245mm、室内高120mm上回っています。
これは居住性と室内スペースを重視したハイトワゴンボディならではの特徴です。
リアはスライドドアを備え、低床フロアと伴い、乗降性に優れます。
両車ともにガソリンタンクを全席の下へ配置する、
ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用し、
数値以上に広さを感じるパッケージと言えるでしょう。
フィットは後席の足元とヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
大人5名がゆったりと過ごすことができる居住性を持っています。
両車とも可倒式のリアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際にとても便利です。
新車価格
■ホンダ N BOX(N_BOX)C
1,198,000円
■ホンダ フィット(FIT)13G
1,299,800円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
どちらの車も開発コンセプト、カテゴリーや規格に違いはありますが、街乗りからドライブまで、
ファーストファミリーカーとしての汎用性に優れたパッケージデザインと言えるでしょう。
■ホンダ N BOX(N_BOX)C
ソフトタッチなタイヤと路面の凹凸を軽快に吸収してくれるサスペンションと、
座面が広く身体をじっくり包み込む低反発なシートにより、
疲れの少ない快適な乗り心地を提供します。
軽専用の高伝達効率CVTを採用しており、無段変速のスムーズな走行が可能です。
またタイヤを最大限に配置したホイールベースは高速安定性に有利と言えるでしょう。
■ホンダ フィット(FIT)13G
7速デュアルクラッチCVTを採用しており、
街乗りから高速巡行まで軽量ボディをストレスフリーにキビキビと良く走らせます。
少し硬めのしっかりした足周りですが、決して揺さぶられる感じではなく、
体圧分布に優れた疲れにくいシートと高剛性ボディとのマッチングにより快適な乗り心地です。
操作性
最小回転半径は、N BOXが4.5m、フィットが4.7mとなっており、
N BOXの方がわずかに小回りが利くことがわかります。
両車とも視界性の高さから見切りも良く、
街中の走行やすれ違い、車庫入れでも安心して運転できる操作性を誇ります。
ターゲット層
両車は同じ、コンパクトファミリーカーのカテゴリーですが、
コンセプトやボディ形状にも大きな違いがあります。
■ホンダ N BOX(N_BOX)C
室内空間を重視したハイトワゴンボディは、
低床フロアとホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、
クラストップレベルのゆとりの空間を生み出します。
またガラスエリアが広く、軽自動車の車幅と相まって運転のしやすさが自慢です。
パワフルながら経済性に優れたエンジンと、
信頼性の高いCVTのコンビネーションによりスムーズでキビキビとした運動性能を誇ります。
軽自動車としての高い経済性と若々しいデザインは、
日常の買い物からアウトドアの友として若いファミリーユースにおすすめです。
■ホンダ フィット(FIT)13G
視界の広さ、明るい開放的な室内、後席の広さが特徴です。
1.3L 4気筒エンジンは静粛性も高く、剛性感の高いサスペンションにより、
揺れの少ない安心感のある乗り心地が特徴です。
日常の街乗りからドライブまで、
26.0km/リットルを誇る経済性と走行性、快適性など、
トータルバランスに優れた車を求める方々へおすすめです。
N BOXと比較してやや年齢層を広く意識したデザインです。
外観
goo-net編集チーム
ホンダ N BOX(N_BOX)C
goo-net編集チーム
ホンダ フィット(FIT)13G
※参考URL
ホンダ N BOX(N_BOX)C:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/N_BOX/10100654/index.html
ホンダ フィット(FIT)13G:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT/10099609/index.html