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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.09.05
ホンダフィットとエアウェイブを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はホンダの人気車種のフィットシリーズのフィット(FIT)13Gと、
同じくホンダのエアウェイブ(AIRWAVE)Mを徹底比較したいと思います。
共にホンダを代表するコンパクトハッチバックタイプとワゴンタイプのベースグレードの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■ホンダ フィット(FIT)13G
全長×全幅×全高
3955×1695×1525mm
■ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
全長×全幅×全高
4350×1695×1530mm
フィットは5ドアハッチバックタイプ、エアウェイブは5ドアワゴンタイプです。
エアウェイブの方が全長395mm、全高5mm上回っています。
両車のサイズは、ボディタイプの違いの特徴がよく表れています。
両車の全幅は5ナンバー枠の1695mmで、
立体駐車場に余裕で入る全高が1550mm以下のコンパクトなサイズです。
タイヤサイズ
■ホンダ フィット(FIT)13G
(前)175/70R14 84S
(後)175/70R14 84S
■ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
(前)185/65R14 86S
(後)185/65R14 86S
両車とも14インチの同径ながら、エアウェイブの方がひと回り太いタイヤを標準装備しています。
偏平率は異なりますが、空気量はほぼ同じで、
両車ともに経済性を優先した、乗り心地のマイルドな規格のタイヤを装着しています。
乗車定員
■ホンダ フィット(FIT)13G
5名
■ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
5名
乗車定員は両車ともに5名です。
維持費(燃費)
■ホンダ フィット(FIT)13G
JC08燃費:26.0km/リットル
排気量:1317cc
最高出力:100ps(73kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
■ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
10モード/10・15モード燃費:18.0km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:110ps(81kW)/5800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
両車とも駆動方式はFFです。フィットは1.3L、
エアウェイブは1.5Lの4気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
燃費はフィットの方が8.0km/リットルほど数値的に優れています。
これはフィットの方が190 kg軽量なことと高効率なエンジン特性が起因していると言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、両車ともに年間34,500円です。
※自動車税は2016年9月時点で参照したものとなります。
※エアウェイブの燃費は発売当時の計測方法に基づき10モード/10・15モード値です。
室内
■ホンダ フィット(FIT)13G
室内長×室内幅×室内高
1935×1450×1280mm
■ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
室内長×室内幅×室内高
1930×1390×1250mm
フィットの方が、室内長5mm、室内幅60mm、室内高30mm上回っています。
フィットはスペース効率を重視したコンセプトにより、
全席足元やヘッドクリアランスに十分な余裕があり、
見た目以上に広々とした居住空間を提供しています。
両車ともにガソリンタンクを前席の下へ配置するセンタータンクレイアウトを採用し、
数値以上に広さを感じるパッケージと言えるでしょう。
両車とも低床化により乗降性に優れ、可倒式のリアシートにより、
長尺ものや大きな荷物を積む際にとても便利です。
新車価格
■ホンダ フィット(FIT)13G
1,299,800円
■ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
1,554,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
エアウェイブの方がホイールベース長20mm、車両重量190kg上回り、
ボディタイプの違いや乗り心地、操縦性など乗り味も異なります。
■ホンダ フィット(FIT)13G
サイドウォールに高さのある細めのタイヤとのバランスも良く、
路面の凹凸をしっかり吸収してくれる腰のある足周りです。
厚みのある体圧分布に優れた、疲れにくいシートと、
軽量で高剛性ボディは乗り心地の良さに貢献しています。
静粛性の高さとハンドリングの良さも特徴です。
■ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
ボディバランスの関係から、少人数の乗車時にはリアの軽さを感じてしまう印象ですが、
カーゴスペースに荷物を満載し、大勢で移動する際には、どっしりした落ち着いた乗り心地と、
バランス良い走りが発揮できる様に設計されたステーションワゴンボディです。
低床化ながら十分なホイールストロークを確保し、乗り心地と操舵性能の両立を実現しています。
ステーションワゴンながら、
ボディ構造上不利とされるリアのタイヤハウスからの遮音性に優れ、
セダン並みの静粛性を実現しています。
操作性
最小回転半径は、フィットが4.7m、エアウェイブが5.1mと、
フィットの方が小回りがきくことがわかります。
ボディの大きさ、ホイールベース長の差が、最小回転半径に大きく起因していると言えるでしょう。
ターゲット層
両車はコンパクトハッチバックとステーションワゴンとタイプが異なり、
搭載エンジン、ボディサイズや重量バランスなど乗り味にも大きな違いがあります。
■ホンダ フィット(FIT)13G
全長4mを切るコンパクトなボディとガラス面の大きさから見切りもよく、
車庫入れや市街地のすれ違いなど運転のしやすさが特徴です。
ガソリンタンクを前席の下に配置する独自のセンタータンクレイアウトにより、
室内は数値以上に広いパッケージングです。
静かな4気筒エンジンと揺れの少ない乗り心地から、
ゆったりとした快適なコンパクトハッチバックを求める方々へおすすめです。
高効率エンジンにより燃費の良さも自慢です。
エアウェイブと比較してより年齢層を広く意識したパッケージになっています。
■ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
ステーションワゴンらしいカーゴスペースまで室内高を確保したボディスタイルです。
ガラス面が広く視界のよい明るい室内が特徴です。
低重心ボディの恩恵から室内高に余裕があり乗降性に優れています。
たくさんの荷物を満載して、大人数で移動しても操縦安定性に優れ、快適な乗り心地を提供します。
徹底した遮音性能と高剛性ボディにより、
ステーションワゴンながらキャビンはとても静かな印象です。
1.5Lエンジンの十分な出力特性と優れた積載力から、
ビジネスユースから趣味のアウトドアユースまで幅広い使い方を求める方々におすすめです。
外観
goo-net編集チーム
ホンダ フィット(FIT)13G
goo-net編集チーム
ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M
※参考URL
ホンダ フィット(FIT)13G:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT/10099609/index.html
ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)M:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/AIRWAVE/10047460/index.html