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更新日:2019.06.14 / 掲載日:2016.08.29
ホンダCR-Zとフィットを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はホンダの人気車種のCR-Z(CRZ)aと、
同じくホンダのフィットシリーズのフィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッドを徹底比較したいと思います。
共にホンダを代表するハイブリッドタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
全長×全幅×全高
4105×1740×1395mm
■ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
全長×全幅×全高
3955×1695×1525mm
CR-Zは3 ドアクーペ、フィットは5ドアコンパクトハッチバックと両車はタイプが異なり、
ボディサイズやデザインにも特徴があります。
CR-Zの方が、全長で150mm、全幅で45mm上回り、
全高はフィットハイブリッドが130mm上回っています。
フィットハイブリッドは5ナンバーサイズのコンパクトクラスです。
タイヤサイズ
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
(前)195/55R16 87V
(後)195/55R16 87V
■ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
(前)185/60R15 84H
(後)185/60R15 84H
CR-Zの方が1インチ大径で1サイズ太いタイヤを標準装備しています。
CR-Zはスポーツクーペらしく経済性と運動性能のバランスを優先したパッケージと言えるでしょう。
フィットハイブリッドは燃費の良さと経済性、快適性を重視した、
細めのタイヤを装着しているのが特徴です。
CR-Zはアルミホイールが標準装備されています。
乗車定員
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
4名
■ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
5名
CR-Zは4名、フィットハイブリッドは5名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
JC08燃費:23.0km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:118ps(87kW)/6600rpm
最大トルク: 14.7kg・m(144N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
■ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
JC08燃費:36.4km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:110ps(81kW)/6000rpm
最大トルク: 13.7kg・m(134N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
両車とも駆動方式はFFです。
両車とも排気量1.5Lエンジンにハイブリッドシステムを搭載しています。
ベースになるガソリンエンジン部も型式が異なり、
同じ排気量ながら最高出力やエンジン特性に違いがあります。
CR-Zの方が最高出力で8ps上回りますが、
燃費はフィットハイブリッドの方が、13.4km/リットル優れた数値です。
これはフィットハイブリッドの方が、
より積極的にハイブリッドシステムが介在する設計であるためと言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、両車とも排気量が1.5Lなので年間34,500円です。
※自動車税は2016年8月時点で参照したものとなります。
室内
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
室内長×室内幅×室内高
1605×1430×1080mm
■ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
室内長×室内幅×室内高
1935×1450×1280mm
フィットハイブリッドの方が、室内長で330mm、室内幅で20mm、室内高で200mm上回っています。
CR-Zはクーペスタイルなので後席の頭上高は低く、
実質的に大人2名のプライベート空間を演出したデザインと言えます。
フィットハイブリッドはやや背の高い、室内空間に余裕を持たせたパッケージで、
大人5人がゆったり過ごせる十分な居住性を確保しています。
特に後席は横方向、高さ方向とも広さを感じるでしょう。
両車とも一体式の後席を倒すことで、長尺や幅のあるものを積載可能です。
新車価格
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
2,700,000円
■ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
1,690,000円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
フィットハイブリッドの方が95mmホイールベースは長く、
乗り心地と実用性を優先したパッケージングと言えるでしょう。
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
スポーツクーペの特徴がスペックの随所に表れています。
低重心、高剛性ボディ・サスペンションによりスポーティな操縦安定性を実現しています。
またホールド性の高いバケットシートはしっかり身体をサポートし、
ダイレクト感あるソリッドな乗り心地が特徴です。
■ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
少し硬めのしっかりした足周りです。決して揺さぶられる感じではなく、
体圧分布に優れた、疲れにくいシートとのマッチングにより快適な乗り心地です。
操作性
最小回転半径は、CR-Zが5.0m、フィットハイブリッドが4.9mと、
フィットハイブリッドの方がわずかに小回りがきくことがわかります。
両車の差はタイヤのサイズとトレッド幅、
フロントのオーバーハングが起因していると言えるでしょう。
ターゲット層
両車は同じホンダのハイブリッドカーのカテゴリーですが、
コンセプトやボディ形状にも大きな違いがあります。
■ホンダ CR-Z(CRZ)a
ハイブリッドとは言え、ホンダらしいスポーティクーペに仕上がっています。
専用設計の操縦安定性に優れた足周り、
瞬間的にエンジン出力とモーターのアシスト量をアップさせる「PLUS SPORTシステム」、
シーンに合わせてエコからスポーツまで3段階にドライブモードを選択できる、
「3モードドライブシステム」など、
街乗りからスポーティドライブまでアクティブに楽しめるパッケージングです。
幅広い用途に使え、走行性と経済性とのバランスを追求した、
大人のクーペを楽しみたい方々へおすすめです。
■ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
より経済性を重視したハイブリッド機構を搭載しています。
視界の広さ、明るく開放的な室内、後席の広さから大人5名が快適に過ごせる居住性が特徴です。
偏平率の高い細めのタイヤを履き、
ソフトなタッチながらしっかりとした安心感のある乗り味が特徴です。
日常の街乗りからドライブまで、快適性と経済性、走行性の、
バランスの取れた走りを楽しみたい方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
ホンダ CR-Z(CRZ)a
goo-net編集チーム
ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド
※参考URL
ホンダ CR-Z(CRZ)a:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/CRZ/10099232/index.html
ホンダ フィットハイブリッド(FIT_HYBRID)ハイブリッド:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT_HYBRID/10099623/index.html